おきもち,だけなんですが,
google driveには絶対位置という概念が今ひとつなくて,スケーラブルな情報管理という面ではイノベーションを感じつつも,現実にはマジで混乱してる日々を送っているのですが,そこから発想が派生して,
あきみちさんの記事のタイトルで「ネットはゴミだらけ」って文字列が気になってたんですが,それって,google検索が出てくる前の状況に戻っちゃったなーってふと思った.
google検索のよさって,「インターネットの情報に対する信用の担保」だったんだなって今更気がついた.
それがgoogle自慢の信用ロジックがハックされてるようになって,意図せぬ情報が上位に表示されるようになって,信頼が崩壊してしまった流れ.
新しいアルゴリズムで他社が抜け出すならホント今だなって思う.
更にインターネットでヒットするサービスはストックではなくフローなんですよね.Webの更新性に対する興味と相まって,「その場限りの情報」に目新しさが偏る.
結局,大量のストックは「探せない」可能性が高いわけだから.写真とかブランド品とか独自のコンテキストに寄せると人は頑張るんだけど.
ある意味,独自の価値観で良質なディレクトリサービスを作ったところが強いとは思うんですが,google driveが検索で大ナタ切ってるように,情報量が一定量を超えると,人間のニーズが多様化してきて,結局探せない,というところなるんでしょうし,何よりWebサービスは,網羅性が限られていることが多いので,データのないものにカテゴリをつけてもしかたがないので,図書館のカテゴリ分類が応用できるわけでもなく,と.
僕の予想だと,この状況を打開するためには,Yahoo!のディレクトリサービスみたいなプロプライエタリな状況に戻るような気がする.この先10年は決して民主的なインターネットであることがベスト・プラクティスではないのかもしれない.
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