ゲイ映画『トム・オブ・フィンランド』が、アカデミー賞のフィンランド代表に

September 23rd, 2017

世界的ゲイ・エロティック・アーティスト、トム・オブ・フィンランドを描いた伝記映画『トム・オブ・フィンランド』が、次回(2018年3月4日)第90回アカデミー賞の「外国語映画部門」、フィンランド代表に選ばれた。

 

 

 

 

同映画は、スウェーデン出身の世界的アーティストのトム・オブ・フィンランド (1920-1991)の生涯を描いたもので、フィンランドで著名な映画監督ドメ・カルコスキ氏が手がけた作品。

 

そんなフィンランドを代表するアーティストの映画ということで、アカデミー賞「外国語映画部門」のフィンランド代表に選ばれたのだ。

 

アカデミー賞外国語映画部門とは、アカデミーの主要賞とは違い、世界各国から代表作品を提出し、その中からノミネート作品が決まるもの。

世界約80作品近くの中から、最終選考9作品、そのうち5作品がアカデミー本選にノミネートされ、栄えある賞が決まるのだ。

 

各国のお国柄を反映した1作品が代表になるため、『トム・オブ・フィンランド』のような大々的なゲイテーマの作品が代表になるのは極めて珍しい。

 

以下、米国版予告編。

 

 

 

特に最近のアカデミー賞は、LGBTテーマ、ゲイ作品が受賞する傾向が強まっており、この『トム・オブ・フィンランド』も期待が集まっている。

 

なお、同作の日本公開は未定。

 

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