専業主婦は給料制にすべきだ!という記事をアウフヘーベンしてみた

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(自称)炎上したと言う記事は特にスルーしてたんですが。

翌日になってこー言う記事を書くのは、書き手が自分の精神を安定させたい(自己弁護)意味合いがあるのはわかる。

ですが、それにしても理解がない。
この前、別のブログでコメントにいちいち全返信してるのも見かけたが、あーいうマッチョさは報われない。
ということで炎上事前事後の記事をアウフヘーベンしてみたわけですが……。



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主語がでかい

専業主婦は【給料制】にするべきだと思う ~世のバカな旦那共へ~ - フリーダム嫁の観察記録!:嫁4コマ日記

そもそも

要は「お小遣い」の事を、「給料」って言う名目で貰ったら
あー、今月も頑張った~っていう気持ちになれるよっていう記事だったんだけど

という振り返りですが、
お小遣いを給料と呼びたいなら、そんなのは我が家のルールでやればいい話。
厳格に起業したり、雇用関係を結んだりするわけではない名目上だけの「給料」なんて他人の知ったことではないし、夫婦間の問題、個人の話し合い。
「私のところではお小遣いを給料と呼ぶことにしました」だったらなんの問題もない。

ところがタイトルに

専業主婦は【給料制】にするべきだと思う ~世のバカな旦那共へ~

などと煽る。
「世のバカな旦那共」ってのは、見ず知らずの、世間一般の、日本に住む婚姻関係を持つ全ての「旦那」を指してると思うんですが。
違うのかな?
しかもなんで「バカ」なんですかね。
小遣いを給料と呼ばないから「バカ」なんですかね。
それこそバカバカしいですが。

給料にする「べき」だ!と書き、さらに
「世間の旦那」に言いたい!と問題を広く敷衍し一般化してる。
こうなるとスケーリングが、個人ではなく
「世間の専業主婦は給料制にしろ!」
に読めてくる。
読み手が500文字しか理解できないんじゃなく、そもそもの書き方がおかしいんだからどう考えても書き手側の問題。

他にも会話の中で

私は、一主婦代表ね、あんたは、一旦那代表ね

「代表」って、ことあるごとに家庭のことを一般化してんですから。
別に代表である必要がないのに。

「お小遣いを給料って言って欲しいなー」なんてタイトルでも中身でもないですよね。

給料制

さらに

私は声を大にして言いたい
専業主婦にも給料をよこせ!

例えば社員の給料は、誰が払うのか。
社長?
いやいや、経理ですよ。
社長は意識決定するだけ。

数人程度の中小企業ならまだしも、いちいち「〇〇くんの今月分を振り込んで来るよ」なんてことはしてない。

だったら夫婦、この家庭においての「経理」は誰か?
明確に奥さんですよね。

財布を握って旦那に小遣いも渡してる。
だったら給料を渡すのは
「経理(奥さん)から社員(奥さん)」
なんですよ。

どっかに「伝統的にうちは社長から手渡しなんです」なんて企業もあるが、それにしろまず給料云々を言うのであれば経理と社長が話をしあってその金額を決めて、手前でポッケに入れるなり、一旦社長にプールして手渡しするなり、そんなもんは夫婦の間で好きにすればいい。
どちらが社長なのかすら、いまひとつはっきりしない。

そもそもこの話って「小遣いの金額を決めて毎月欲しい」って夫婦で話し合えば解決するだけの話なのに、なんでそれが世間一般の主婦の給料制度でなければならないのか。
給料ってのは時間や労働力に見合いそれ相応の金銭が雇用主から従業員に対して支払われるもの。
「逃げ恥」だって雇用関係だから給料があったわけで、あれが恋人や夫婦になれば雇用関係は破綻する。
※愛人に給料と称して小遣い渡してる社長はまた特殊な例として。

コメント返し

文書が読めてないとか、コメントが的外れだとか、コメントに対して煽ったり、そー言うのは筋が違う。

このブログ、夫婦のどちらが書いてるんだか知りませんけど、夫婦でもう一度記事を読み返したり意見を聞いて、書いたらどうですかね。
せっかく二人いるのに夫婦のどちらもセーフティの役割を果たしてないからこうやって後付け炎上宣言みたいな記事を上げてしまう。
後付け炎上宣言とか効いてないアピールとか最近よく見かけますが、あー言うのは悪手であって、ましてや「ブログに書くことに責任なんて持たない」といってしまったらその後は振り返ることもされない。

四コマとかはてなっぽくない主婦ブログなんで頑張って欲しいなーとは思いますが、文章を書く力が足りないなら炎上商法宣言とか、読んでる側のせいにするのはやめましょうや。
本人は「伝わってない」と思ってるみたいだけれども、真意が伝わっていなくても書かれてることは書かれた通りに伝わり、その結果として燃え(ボヤ)たんですから。
文章はやめて四コマだけで完結させるとか、そー言う方向性がいいんじゃないですかね。

以上、二つの記事をアウフヘーベンした記事でございました。

※記事内のアウフヘーベンの用法はかなり適当ですので、読解の際は適宜脳内変換してください

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