日本経済新聞社は、楽天がフリーテル(Freetel)を数十億円で買収すると報じました。
プラスワン・マーケティングは、フリーテルのブランドで、格安スマートフォンの端末事業とMVNOの両方を展開しています。日経報道によると、楽天が買い取るのはMVNOとしてのフリーテルであるとのこと。楽天の格安スマホ事業において、フリーテルブランドも存続するとしています。
MVNO内でのシェアは、フリーテルが6位で、楽天が4位。この買収が成立すると、楽天モバイルはMVNOシェア3位に浮上するとのこと。
今回の報道が事実であれば、プラスワン・マーケティングはSIMフリースマートフォンの端末事業に特化していくことになります。
今後はプラスワン・マーケティングの企画設計したスマートフォンが、フリーテル以外のMVNOからも販売される、といった展開もありそうです。
[15:20追記, 記事タイトルも改題]プラスワン・マーケティングが会社分割を発表。MVNO事業の楽天への承継を正式発表しました。
既存ユーザーの契約も承継され、契約内容に変更はないとのこと。FREETEL SIMのサービス提供会社が11月1日より楽天になるとのことです。APN設定も特に変更の必要がないとしています。
11月1日以降、プラスワン・マーケティングはモバイル端末事業を継続していくとしています。