みやき町「統合医療」拠点整備へ説明会
2020年完成目標 健康増進、医療費を抑制
2017年09月26日 08時40分
みやき町は西洋医学と東洋医学を兼ね備えた「統合医療」の拠点を整備する「メディカルコミュニティみやきプロジェクト」の協力事業者向け説明会を25日、町役場みやき庁舎で開いた。医療法人や大手コンビニなど9団体が参加し、今後のスケジュールを確認した。
プロジェクトは同町白壁にある町営温水プール「B&G海洋センター」の改修に合わせ同施設周辺を再開発し、訪問看護やリハビリ、ヨガ、自然食などを提供する健康増進の拠点施設を整備するもの。町民の生活習慣見直しや健康づくりの環境整備を進め、医療費抑制につなげる。すでに企業版ふるさと納税の対象事業として国に認定されている。
今年11月末までに事業者からの連携事業提案書を受け付け、来年1月末までに審査結果を公表する。同2月以降に町と事業者の間で協定を結び構想を固め、2019年4月から実設計、20年度内の完成を目指す。
25日の説明会では末安伸之町長が「まずは積極的な提案をいただき、施設規模や内容など少しずつ形にしていきたい」と述べた。10月2日、10日にも同様の説明会を開く。
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