沖縄のスーパーは・・・
異食のパラダイスです。
内地では見られない『珍しい食べ物』がたくさんあります。
私がまず手に取ったのは・・・・
『エゴードレッシング』
沖縄では一般家庭によく見かける、
マヨネーズ(ドレッシング)らしい。
生粋の沖縄人である彼女が言います。
「それメッチャうまいよ!」
(へ~それは是非食べてみたい)
数日後・・・・彼女が
エゴードレッシングでポテトサラダを作ってくれました。
・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・
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す・・・酸っぱい・・・・・
大人の味がする!
私は酸っぱいものが得意ではありません・・・
彼女は私の表情の一瞬の変化にスグ気づきました。
「おいしくなかった?」
と心配そうに尋ねる彼女・・・・・・
私はハッと気付き・・・・
「いやいや!美味しかったよ!」
と急いでフォローを入れます・・・・
しかしどうも・・・・慌ててしまって・・・
アワアワしてしまいました。
いや・・・・・
ここで正直に「口に合わなかった」
と言うべきだったでしょうか?
そうこうしているウチに、
私が病院に行く時間になりました・・・
私は病院で治療を終えて・・・・・
家に戻るとスグ・・・・もう一度
冷蔵庫を開けてポテトサラダを食べました。
パクパクッ
っすると・・・・・・・・・
ウマイ!!!!
なんだ~ほら~
1度目はやっぱり慣れてなかっただけなんだ・・・・
2度目は酸っぱくもなんともありません!
そして彼女に心から言いました。
「すごく美味しかったよ!」
私は彼女とエゴードレッシングを褒め称えました。
しかし・・・・彼女は言いました。
「ちがうよ・・それキューピー」
なんと・・・・彼女は・・・・
私が病院にいっている間に・・・
エゴーのポテトサラダを食べ尽し・・・・
スーパーでキューピーマヨネーズを買い、
ポテトサラダを作り直していたのです・・・・・
二人の間に・・・
長い沈黙が続きました・・・
それ以来・・・・・
沖縄のスーパーで珍しい食材を見つけても・・・
彼女は・・・・決して買わせてはくれません。
彼女はどうやら・・・・・
私に相当なストレスを感じているようです。
おわり