パクチーってすごい。
好き嫌いの多い料理代表パクチー
皆様パクチーはお好きでしょうか?
パクチーは実に不思議な食材でして、この世の野菜の中でパクチーこそが最も尊い存在と謳うパクチー原理主義者と、光合成するパクチーの近くで空気を吸うのも憚られるアンチパクチーニストの二つに綺麗に分かれます。
といっても、ぼくは別にどちらでもありません。
あれば食べるけどなかったら食べない。河原の石ころと同じくらいどうでもいいです。
それでも1つ言えるとしたら、ただの草なのに手軽にエスニック感を味わえるのは素晴らしいことだと思います。
でもそんなパクチーって、なかなか食べる機会ってないですよね。
ガストとかのメニューに採用されれば話は別ですが、実際エスニック料理店以外で出てくることは稀です。
そうなってくると、たまには食べたい気もしてきます。
気の迷いかもしれないけど。
そこでクラスに2〜3人はいる、私パクチーなら無限に食べられるの!みたいな人にお願いして専門店に連れていってもらいました。
パクチー専門店「ラムチョップパクチー's」
名古屋駅のお隣、伏見駅から徒歩10分程の場所にあります。
パクチー目当てに来たのですが、ラムチョップも有名みたいです。
店内はまあまあ広くてダイニングバーの名を欲しいがままにしたような感じ。
ぼくはお洒落な店内の雰囲気を撮ってインスタにあげたかったのですが、パクチー信者のふりをしてこの会合に参加している手前、下手な動きは取れません。
パクチーよりほうれん草の方が好きってバレたらもう魔女狩りです。火炙りの刑処されてしまいます。
そこで仕方なくフォトジェニックを諦めて(そもそもぼくはインスタをやっていませんでした)、お店オススメのパクチードリンクを頼みました。
パクチービール。
惜しげも無くパクチー。
まるで親の仇かのように、これでもかとパクチーを押し込みます。
見たことない飲み物ができました。
ぼくもこの前まで東京に住んでいて、朝は山手線の満員電車に押しつぶされていたのですが、あの辛かった思い出を少しだけ思い出しました。
ただこれは序章にすぎなかったのです。
パクチーしゃぶしゃぶは圧倒的パクチー
気づけば、ぼくの目の前には山盛りのパクチーが盛られていました。
ヤノユウは目の前が真緑になった。って感じです。
もしかしてふざけてるのかな?とも思ったのですが、みんな目が本気で恐い。
この大量のパクチーを牛骨スープでしゃぶしゃぶして頂くのです。
すごいパクチー感。
実際はラム肉も一緒にしゃぶしゃぶしたのですが、パクチーの存在感が強すぎてどこかにいってしまいました。
まさかこんなことになるとは思わなかった。
ひとまずドリンクを頼んで落ち着くしかありません。
頼んだのはパクチーモヒート。
もうどこからがミントでどこからがパクチーなのかわかりません。
完全にパクチーの宮殿に足を踏み入れてしまいました。
ザコートオブザパクチーキングです。
21世紀のパクチー異常者になってしまいそう。
抜け出すことはできないパクチーの世界がそこにありました。
さっきのビールもそうだけど味は当然全てパクチーです。
パクチーを食べながらパクチーを飲む。
これは哲学かもしれない。
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デザートはもちろんパクチー
宴もたけなわだとおもったので、そろそろ帰りたいオーラを全開にしていたら、デザートを頼む運びとなりました。
お洒落なダイニングバーらしく豊富なメニューが揃っています。
その中で一番パクチー感のないクレープを注文します。
普通にクレープにパクチーが入っていました。
この辺りからぼくは自我が保てなくなってきました。
総評
パクチー美味しかったパクチー。
パクチーが好きな人は幸せになれると思うパクチー。
パクチーが苦手な人も修行には最適だと思うパクチー。
おすすめパクチー!