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玉田、残り8戦「勝ちきる」 自動昇格圏まで勝ち点6差

2017年9月26日 紙面から

J1昇格へ燃える玉田。左は宮原=9月24日、パロマ瑞穂スタジアムで

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 J2名古屋グランパスがJ1昇格へ再出発を果たしたのが24日の東京V戦(パロマ瑞穂)。自身の得点こそなかったが、ベテランFW玉田圭司(37)が先発出場して60分間、その技術や気力の全てを出し尽くして5戦ぶりの勝ち点3をもたらした。1つの敗戦が致命傷となるリーグ戦終盤に向けて「勝ちきること。自分たちは前進できている。だからこそ、勝つことが大事になる」と勝利への強い執念を重要視した。チームは25日を休養に当てた。

 その高い経験値が、苦しむチームに光を与えた。東京V戦にスタメン出場した玉田は「リスクを負ってでも大胆にプレーするべきだ」と決意を込めてプレー。前線から中盤まで広範囲で動き回った。同じ左利きのシャビエルとのパス交換などで、効果的な緩急のリズムをつくり、5試合ぶりの勝利を引き寄せた。

 3年ぶりに名古屋に復帰した今年、シーズン前半は先発として攻撃陣をけん引したが、夏前から出場機会が急減。それでも「状態はずっとよかった」と日々の練習に精力的に取り組んできたことが、これ以上後退が許されない重要な一戦で、結果につながった。

 J1復帰への意欲をより強くして臨んだゲームでもあった。直前の20日、天皇杯4回戦で昨年まで在籍したJ1のC大阪と対戦。惜敗に終わったが自身は先発して躍動。「J1チームとやって感覚を取り戻せた。やっぱりJ1だな。早く上でやりたい」と、4戦勝ちなしの停滞ムードから気持ちを立て直す契機にもなった。

 

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