こんにちは!億兆の世界探検家☆ふるきちです\(^o^)/
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労働者中心のAI革命なら、ロボットに仕事を奪われることはない | NewSphere
科学技術の進化と現在
1890年代、アメリカの労働人口の50%以上が農業に関する仕事をしていた。
しかし、現在の農業人口はたったの2%。
それでも農業の生産量は大幅に向上している。
機械化や複雑なデータ分析によって作物や家畜が管理されることで効率よく生産出来るようになったからだ。
科学技術の発展により人間の仕事が奪われると心配になるが、実際はそうではない。
1970年代初頭にATMが登場した際にも、多くが銀行員の仕事が奪われるのではないか、と懸念された。しかし、実際には、ATMが普及した現在でも、銀行員数は当時より多くなっており、多様な顧客向けサービスに従事している。
人工知能導入の際に労働者参加を
今後も人工知能の飛躍的な発展により、人間の仕事の多くが機械に奪われないためにはどうすれば良いか。
まずは労働者の教育。
科学技術の進化は早い。それに遅れていくから不安になり、最悪を想定してしまう。
企業は労働者に人工知能の研修機会を与え、教育費を投資する必要がある。
これは新技術の導入前にしなければならない。
労働者が新たなテクノロジーに関する技術的知識に加えて、 コミュニケーションおよび問題解決能力といった、いわゆる「ハイブリッド」スキルを習得する必要がある、ということだ。
新たな科学技術を適切に設計し管理すれば、作業の仕組みを変えるだけでなく、人間の新たな作業を増やし生産性とサービスレベルの両方を向上することが出来る。
企業が職探しのサポートを
もちろん新技術を導入することで無くなる仕事も出てくる。
企業がその責任として失業前に職業再訓練の機会や援助を与えらたり、多額の早期退職手当や契約解除手当を支給する。
こういった制度があれば労働者の将来への不安も軽減するだろう。
こういった配慮が無ければ、 既存の貧富の差がますます広がる。
現場をよく知っているのは労働者。
新たなテクノロジーの導入の際に労働者を参加させることが、企業にとっても労働者にとってもAI革命を乗り切る最前策である。
ロボットが人間にとって代わるのではなく、人間活動を補完する存在にする。
これこそが人間とAIの共存策だろう。