Netflixオリジナル作品『ホワイトゴールド』を視聴しました。主演はなんと『ゴシップガール』のチャック・バスことエド・ウェストウィックです。チャック久々~。『ゴシップガール』終了後日本では全く見ることなくなった彼ですが、アメリカでは細々頑張っている模様です。とはいえ、このドラマもNetflixの膨大な作品の中に埋もれてましたけどね。
エド・ウェストウィックを知らない方に少しご紹介。エドは1987年生まれ、30歳のイギリス出身の俳優です。『ゴシップガール』のチャック・バス役で一躍有名になりました。音楽活動も行っているようです。『ゴシップガール』終了後、何本かドラマにも出演していたようですが、打ち切りになったりとパっとせず終わっていました。
イケメン?
『ゴシップガール』ではマンハッタンの御曹司役でしたが、この『ホワイトゴールド』ではイギリスの庶民セールスマン役です。しかもなかなか胡散臭い系の。英語もイギリス英語を使っているそうですよ。吹替で観たので違いが全くわかりませんでしたが。
Netflix『ホワイトゴールド』のあらすじ
舞台は1983年のイングランド・エセックス。仕事をクビになったヴィンセント・スワン(エド・ウェストウィック)は、学生時代の同級生に偶然会い、彼が2重サッシ窓のセールスマンとして成功していることを聞き自分もセールスマンになることを決意、開店したばかりの2重窓のショールームに就職を果たし、同僚セールスマンのフィッツパトリック、ラベンダーとともに営業チームを組んでセールスに励む。
カリスマ性があり、口達者なヴィンセントはセールスマンとして売上を上げていく。しかし、家族との関係や金銭問題を抱えたりと様々なトラブルに見舞われて・・・
というようなストーリーです。
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Netflix『ホワイトゴールド』の感想
まず、吹替の声優さんがチャックの時と同じ人だったのでもろチャック。スーツもなぜか周りの登場人物は80年代風なのに、ヴィンセントだけチャック風。チャックのイメージが強すぎてチャックにしか見えない。ブレイク・ライヴリーの映画を観た時もセリーナにしか見えないと思いましたが、長期間同じドラマに出続け、それで人気を得た俳優はそのイメージを払拭するのに苦労しそうですね。
チャックと断然違うのは、妻と子どもが2人いる設定というところです。上の子が14歳なんですが、ヴィンセント役のエドは実年齢30歳なのでちょっと無理があるような気がします。老けて見えなくもないけど、せいぜい10歳以下の子かな。
ストーリーは最初、レオナルド・ディカプリオの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のような印象を受けたのですが(学歴も人脈もないまま、巧みな話術で業績を上げたり、若干詐欺まがいなとことか)、あっというまに下ネタ満載のただのコメディ化してました。セールスするシーンなんてほとんどなく、ゲロ吐いたり、オシッコ漏らしたり、息子の学校の先生と浮気したりとゲスい感じに。
主人公が視聴者に語りかける作りも『ウルフ・オブ・ウォールストリート』っぽかったです。まあ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も金とドラッグ、セックス三昧だったし、ちょっと意識して作られたのかな。
ヴィンセントがとにかく自己中なんですよね。子どもほったらかして先生と浮気するし、お金に困ったら同僚のセールスの手柄奪おうとするし、雇い主も簡単に裏切ろうとするし。でもそれがチャックっぽさ満開でエドにハマってるんです。チャックの劣化版って感じでしょうか。
エドは「キモカッコいい」タイプで、好きなのか嫌いなのか悩んでしまいます(笑)カッコいいと思うときもあれば、んん?って時もある。でもちょっと体は絞ったほうがいいかな。ゴルフウェアのシーンがあったんですが、お腹が出ててすんごい残念なフォルムでした。役作りなの?
全6話、1話30分のミニシリーズで、前半は下ネタばっかでダラダラ過ぎますが、後半はちょっとトラブルありの先が気になる展開になります。とにかく気軽に観られますね。私も1日で観終わりました。シーズン2も更新決定しているみたいなので、もう少しエドの魅力に浸かれそうです。『ゴシップガール』はすごく好きなドラマだったので、ブレイク・ライヴリー以外のキャストたちにももっと活躍してほしいです(大きなお世話か)。