エレクトロニカアーティストAmetsub、空き巣容疑で逮捕

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Ametsub

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Ametsubこと斎藤昭人が住居侵入および窃盗の容疑で逮捕された。

彼は音楽レーベル・flauの事務所に9月18日に空き巣に入った疑いが持たれている。同レーベルは今年7月にも事務所から現金、PC、音楽機材、CDなどが盗まれるという同様の空き巣被害があり、レーベル運営が危機的な状況に陥っていたとのことで、今回の逮捕と7月の空き巣事件との関連性などについても捜査に協力していくという。

flauは今回の件について「弊レーベルでは、お客様・関係者様の大切な情報をお預かりしているという認識のもと日頃より事務所のセキュリティについて厳重に管理を行なっており、弊レーベルと無関係の人間であれば空き巣に入ることは容易ではありませんでした。しかし、今回は、空き巣行為を行なったのが弊レーベルと少なからぬ関係のある上記の人物であったことから、通常のセキュリティ対策では対応しきれなかった面、また弊レーベル及びお客様・関係者様にとってダメージの大きいものが盗む対象として選ばれてしまった面があるのは事実です。今後はより一層セキュリティに関する認識を引き締め、再発防止に努めていく所存です」とコメントしている。

Ametsubは2003年にPROGRESSIVE FOrMのレーベルコンピ「forma 2.03」に参加したことを皮切りに、エレクトロニカのアーティストとして活躍。美しく雄大な情景を感じさせるサウンドは国内外で高い評価を得た。最近では昨年12月には東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにてTK(凛として時雨)、原田郁子(クラムボン)と競演し、今年6月に発売された環ROYの最新アルバム「なぎ」に参加。7月には日本に2~3台しか存在しない楽器“アレイ・ムビラ”をフィーチャーしたCD作品「Mbira Lights 1 EP」をリリースした。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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