Case 1: パドリンズの通信塔. 14年の調査
Introduction
- 標高2,300メートルの西ピレネー山脈の 落雷の発生率が高い領域((Nc)7.7、(Nr)32)に位置する塔です。
- Dinnteco 100は2003年6月21日に実装された。
- 落雷の調査は、2003年6月21日から2016年12月31日まで、すなわち14年間の調査が行われた。
- 2003年6月21日にDinnteco 100を設置する前に、塔を所有する会社(ANDORRA TELECOM)は、1997年から2002年の間に、従来の避雷装置(FRANKLINタイプ)を設置しており、最も深刻な雷の影響 は塔の電気および電子部品のほとんどが焼損した2000年に発生したものであった。
結論
- 14年間の調査でのDinnteco 100の効果は、実装した建物へ直接雷を受けた場合は100%であり、半径100mの範囲内では、48.73mで1回、100m以上では1255回で99.99%であった。(表1).
- 2013年から2016年の間の直撃雷は0であった。(14年間の調査).
- 14年間の調査中に、1256回の落雷が2㎞の範囲では記録されている。
- 最も近い範囲の落雷は48.73メートルであった。 (2010年6月14日14:17:36 22 KA (-)/時を記録).
- パドリンズの塔から100 m未満の距離で0.07%、100 mから300 m未満の距離で1.27% 300 mから500 m未満の距離で2.38%、500 mと900 mの間の距離で8.2% 900Mを超える距離で88.05% が落雷が発生したのが確認された。
- 実際のデータをみてみると、Dinnteco 100が設置されている地点から嵐が遠ざかるにつれて落雷のリスクが増加することを証明している。このことからDinnteco 100はその環境における可変電界を補償し、上昇トレーサの形成を防止することが実証された。
- Dinnteco 100周囲に現れる電場にのみ影響し、雲の中で起こっている何か、またそこに現れる暴風雨の数や時間には影響しない。

パドリンズの通信塔

Case 2: マゼラの通信塔
Introduction
- マゼラ通信塔は、雷の発生率が高い地域((Nc)6 のゾーン)にある
- 塔を所有しているABERTIS TELECOM(CELLNEX)によると、DDCE100の設置(2014年6月1日)前には、多少の顕著な電気的損傷を伴う落雷は発生していた。
結論
- Dinnteco 100が設置された2014年6月1日から2016年12月31日まで、塔に直撃雷はなく、適用範囲の半径100m以内でもなかった。(表1)
- 1年7カ月間(2014年6月1日〜2015年12月31日)の調査中に、塔の周り3 Km範囲では299回の落雷が発生。
- 塔の100m以上離れた場所での落雷( 10.9KA(-) 2015年8月22日16時33分19秒 )は確認されている。全ての落雷が塔の100m以上離れた場所で発生している。
- マゼラの塔から100 mから300 m未満の距離で3.6% 300 mから500 m未満の距離で2.91%、500 mと900 mの間の距離で18.24% 900Mを超える距離で81.55% 落雷が発生したのが確認された。(表1)
- 負電荷の平均強度は約13KA、正電荷の平均強度は30KAであるが、2014年6月11日に塔から2kmで79,900A(‐)、1,5kmで95,000A(+)といくつか重要な強度の落雷が確認されているので、潜在的な落雷を考慮して電気設備を保護する必要がある。
- 実際のデータは、Dinntico 100が設置されている地点から嵐が離れるにつれて落雷リスクが増加することを証明している。このことからDinnteco 100はその環境における可変電界を補償し、上昇トレーサの形成を防止することによって雷の直接的な影響を防止することが実証された。
- 雷の発生率が高い(Ng=6)マゼラ塔での2年7か月間の調査期間中、Dinnteco 100 の有効性は塔への直撃雷、適用範囲の半径100m以内の落雷ともに100%であった。
- Dinnteco 100周囲に現れる電場にのみ影響し、雲の中で起こっている何か、またそこに現れる暴風雨の数や時間には影響しない。

マゼラの通信塔

Case 3: ビスカヤ(バスク地方)にある国家気象庁の気象レーダー(ハタ塔)
Introducción
- 写真の塔は、雷の発生率が高い地域((Nc)7.5 のゾーン)に位置している。
- 国家気象庁は、Dinnteco 100の設置前(2015年5月1日)に、塔に直撃雷があり、電気的な損傷が著しかったと報告している。
結論
- 2年間の調査期間(2015-2016)では、塔に直撃雷は無く、適用範囲の半径100m以内にも落雷はなかった。
- 2年間の調査期間中(2015-2016)、塔の周り2㎞の範囲には96回の落雷が確認された。
- 最も塔から近い落雷(6KA(-) 2015年7月1日18時9分29秒) も100mを超えた地点である。
- 塔から100 mから300 m未満の距離で6.25% 300 mから500 m未満の距離で4.16%、500 mと900 mの間の距離で17.70% 900Mを超える距離で71.87% 落雷が発生したのが確認された。
- 負電荷の平均強度は約14.5KAであるが、2015年8月22日に塔から1.3Kmの箇所で33,300A(-)と、いくつか重要な強度の落雷が確認されているので、潜在的な落雷を考慮して電気設備を保護する必要がある。
- 実際のデータは、Dinntico 100が設置されている地点から嵐が離れるにつれて落雷リスクが増加することを証明している。このことからDinnteco 100はその環境における可変電界を補償し、上昇トレーサの形成を防止することによって雷の直接的な影響を防止することが実証された。
- 雷の発生率が高い(Ng=5)ハタ塔での2年間の調査期間中、Dinnteco 100 の有効性は塔への直撃雷、適用範囲の半径100m以内の落雷ともに100%であった。
- Dinnteco 100周囲に現れる電場にのみ影響し、雲の中で起こっている何か、またそこに現れる暴風雨の数や時間には影響しない。
ハタ塔 (国家気象庁)

Case 4: 電波塔Gomà (西ピレネー)
Introducción
- 調査対象の塔は、バスク政府が所有しビスカヤ(バスク地方、スペイン)のエリアにある会社ITELAZPIによって管理されています。この塔はバスク地方の気象サービスのレーダーAEMET(スペインの国家気象庁)を収容し、雷の発生率が高い((NG)5)のエリアに位置している。
- ITELAZPIは、Dinnteco 100の設置前(2015年5月1日)に、塔に直撃雷があり重大な電気的損傷があったと報告している。
結論
- Dinnteco 100を設置した2015年5月1日から2016年12月31日までの期間、塔に直撃雷は無く、適用範囲の半径100m以内にも落雷はなかった。(表 1)
- 1年7か月間(2015/5/1~2016/12/31)の調査期間中、塔の周り3kmの範囲には504回の落雷が記録された。
- 最も塔から近い落雷(30.8KA(+) 2015年7月31日17時46分8秒) も300mを超えた地点であり、落雷の全てが塔から100m以上の距離で発生している。
- 塔から100 mから300 m未満の距離で0.39% 300 mから500 m未満の距離で1.78%、500 mと900 mの間の距離で7.14% 900Mを超える距離で90.07% 落雷が発生したのが確認された。(表 1)
- 負電荷の平均強度は10KA、正電荷の平均強度は20KAであるが、2015年6月7日17時4分23秒に塔から2.4kmの箇所で記録された 109.100 A (-)、2016年7月12日19時21分30秒に塔から2.7kmの箇所で記録された53.300 A (+)といくつか重要な強度の落雷が確認されているので、潜在的な落雷を考慮して電気設備を保護する必要がある。
- 実際のデータは、Dinntico 100が設置されている地点から嵐が離れるにつれて落雷リスクが増加することを証明している。このことからDinnteco 100はその環境における可変電界を補償し、上昇トレーサの形成を防止することによって雷の直接的な影響を防止することが実証された。
- 雷の発生率が高い(Ng=7.5)電波塔Gomàでの1年間7か月の調査期間中、Dinnteco 100 の有効性は塔への直撃雷、適用範囲の半径100m以内の落雷ともに100%であった。
- Dinnteco 100周囲に現れる電場にのみ影響し、雲の中で起こっている何か、またそこに現れる暴風雨の数や時間には影響しない。

電波塔Gomà (西ピレネー)

