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愛してたって、秘密はある 最終話動画 前編をHuluで視聴した感想です(ネタバレ)

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本当の完結編「僕は誰だ?」の前編

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『愛してたって、秘密はある。』の本当の完結編「僕は誰だ?」の前編を視聴しました。最終回が衝撃でした、いろんな意味で。このストーリーは父親を殺害してしまった過去を持つ主人公が秘密を知る何者かから不気味なメッセージを受け取ることから始まるミステリーです。「庭のお父さんに彼女紹介しないの」という不気味なメールが届き、庭に埋めたはずの遺体と凶器が持ち去られてしまいます。

一体誰が脅迫しているのか、何の目的で!?と毎週ハラハラドキドキのスリル満点な展開でした。そして最終回。脅迫していた犯人はなんと黎(福士蒼汰)自身と晶子(鈴木保奈美)でした。といっても黎ではなく、黎の中にすむもう一人の人格「朔」の仕業でした。朔は黎が大学生のころに父親の日記を読んでしまったことからうまれた人格。

父親が苦しんでいたということを知り、父親を殺してしまったという罪悪感、そして自分はただの人殺しだ、という真実を受け止めきれなかった黎。「薔薇の香りがする」という言葉と共に朔が誕生しました。それから黎の結婚をやめさせるために朔は黎の命を人質に晶子を脅して無理やり協力させていました。

協力させていたけれど、朔は全てを晶子に話してはいませんでした。庭を掘り返し遺骨と凶器を持ち去ったことなど。ドラマでは語られなかった謎、脅迫の真相など朔視点で語られます。しかも出会うはずのない黎との対話式です。刑事たちの取り調べをきっかけに朔が黎の前に姿を現します。マジックミラー越しではありますが。

福士くん凄い、狂気な感じが似合います

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「朔だよね?」と黎。「一度こうしてお前としゃべってみたかった」と朔。朔に一番つらいことを押し付けてしまった、と謝罪する黎に対し、「大丈夫大丈夫、俺悪いと思ってないから。それにあの時父さんがどんな事情を抱えてたなんて知りようがなくね。母さんも自首させてくれたら今頃自由だったのに」

守ろうとしてくれた晶子のことまでそんな風に言う朔に黎は反論しますが、「あいつは自分のことを守っただけ。幸せな奥さんから人殺しの親になりたくなかっただけ」と笑います。「だから母さんにあんなひどいことをさせたの。俺が爽との結婚をあきらめるように」と尋ねる黎に朔は「だってさぁ~お前は結婚とか言って調子乗ってるし母さんも浮かれてるしで、ちょとイラッとしたんだよね」

と小さい子供みたいに駄々をこねるように言ったかと思うと、急に冷たい顔になる朔。狂気ですね。福士くん凄い、狂気な感じが似合います。「お前のこと殺すって脅したらあの女、結構いい働きしたんだよね。まずはメールな。お前とのファーストコンタクトだからピリッとしたのがいいかと思って・・・。庭のお父さんに彼女紹介しないの、あのフレーズは我ながら秀逸だったな~」と笑う朔。

このメールは晶子が朔からいわれ送ったもの。そして庭に薔薇の花束・・・。晶子は朔にいわれれやった、としか言いませんでした。でも朔から語られるとどんな思いでやったのか、ということがわかりますね。黎の視点、晶子の視点、朔の視点で改めてドラマを見返すとより面白いですね。是非ご自身でご視聴されてその面白さを実感してみてください。

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