Googleは米国時間9月21日、企業における「Android」搭載デバイスの配備を容易にする新機能「zero-touch enrollment」(ゼロタッチエンロールメント)の提供を開始したと発表した。これにより、企業はAndroid搭載デバイスを従業員に配布する前にその設定を完了できるようになる。
この機能により、従業員は手作業でデバイスの設定をする必要がなくなり、企業ポリシーへの確実な準拠も保証される。Googleの製品マネージャーであるJames Nugent氏は公式ブログで、「エンドユーザーに余計な作業を要求しないため、サポートもかなり容易になる。エンドユーザーはサインインして、自らの作業アプリとデータにアクセスするだけだ」と述べている。
Verizonは、同日より米国内で「Pixel」端末にゼロタッチエンロールメントの提供を開始している。今後米国ではAT&T、Sprint、T-Mobile、欧州ではBTやDeutsche Telekom、アジア太平洋地域ではソフトバンクやTelstraが提供する予定。
一方、「VMware AirWatch」のほか、BlackBerry、MobileIron、IBM、SOTI、そして「G Suite」など、エンタープライズモビリティ管理(EMM)ソフトウェアがさまざまなプロバイダーからも提供されており、企業は設定やデバイスのポリシーを指定することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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