SKYLAKEにおけるWindows7のインストール時の覚え書きです。
場合によっては参考になるかもしれません。
未だにWIndows7?とおっしゃる方もいらっしゃいますので一応記載しておきますが、仕事上必要なのでwin7を利用しています。特にこだわりの無い方は最新のOSをご利用下さい。
●必要となる部分の構成です。基本はLGA1151とZ170のチップセットとお考え下さい。
私が実際にインストールしたものの必要項目です。
マザーボード:ASUS Z170ProGaming
CPU(一応):i7-6700K
グラボ:ASUS GTX1000シリーズ
SSD:SATA1ポートに接続
OS:Windows7Pro 64bit SP1
他は省略
●インストールの準備
1.BIOSでSecure_BootをOFFにする→OTHER_OSを選択
2.XHCI-HandOffはenableで念のためドライブはUEFIでないものを選択し、SAVE&EXIT
これによりUSBエミュレートのサポートがされなくなる。エミュレート有りでインストールしたらCPUの電源制御関連のドライバが不明なデバイスになり、終いにはUSBに誤認されたので。
私の物はこれだけですが、ASUSのページでは”USB Keyboard and Mouse Simulator”も有るみたいですので有ればDisableで
●OSのインストール
3.USBマウスを3.0ポートに接続、キーボードをPS2に接続して通常通りOSのインストール。光学ドライブはBIOSで最優先にするだけなので記載を省きます。
インストール時はこの段階でマウスが使えません。
問題になるのがまずOSの使用に関する同意。
マウスの代わりをキーボードで行うには↓
チェックを入れるには”スペースキー”、ホルダをクリックするには対象のホルダに移動して”+キー”で行える。
このまま進むと他のデバイスを読み込む画面に来ますのでそこでUSB3.0のドライバを読み込んで下さい。RAIDは今回組んでいませんが多分RAID(RST)もここでドライバを入れることになると思います。RAIDについては行っていませんので省略します。デバイスはマザーボードのメーカーの付属DVDから入れます(私の場合X64のUSB3.0)。
なお、OSのディスクからメーカーのDVDへ交換しても問題ありません。終わったら再度OSのインストールディスクに戻して続行します。
一度USBドライバを読み込んでマウスが動かなければ再度USB3.0のフォルダを確認してドライバが増えていないか調べます。増えていた場合は追加で登録。画面に載っている物が全て読み込まれます。
4.マウスが動作するようになったら後は通常のインストールです。指示に従ってインストールしていって下さい。
USB3.0から2.0にマウスを付け替えられるのはインストール完了後、ドライバを入れた後になります。
補足ですが、OSのインストールに万が一失敗した場合は他の正常に動作するPC上のdos又はPowerShell(管理者権限で)から”CleanAll”コマンドで初期化して下さい。
CleanAll,Cleanコマンドは使い方を熟知してから使って下さい。間違えると必要なHDDやSSDをフォーマットしてどつぼにはまりますので。
もしCleanAllのコマンドを使った場合はハードディスクの新規作成をOSインストール選択画面から行います。これも今までのインストールと変わりませんので省略します。
OSインストール完了後、画面の解像度を見やすいように上げてマザーボードドライバのセットアップを行います(マザーボードメーカー付属のDVD)。詳細は(Z170ProGamingの場合)↓
5.ドライバDVDからFW3.5を読み込む→再起動
6.インテルチップセットドライバ→再起動
7.続けて残りのドライバを全て一括でインストール&再起動
8.ここでマウスをUSB2.0に差し替え可能です。
9.グラフィックドライバをインストール
10.ネットに接続後認証を行いUpdateしていく。
といった流れです。
この時点でデバイスマネージャーに”!”や”?”や”×”が無いことを確認して下さい。
●WindowsUpdateについて(KBファイルはマイクロソフトから入手します)
1.ネットに接続してOSの認証後WindowsUpdateを手動で行う。確認のまま何も変化が無い場合、15分くらいしたら再起動を行う。
2.KB3138612をスタンドアロンでインストール(LANケーブルを抜く若しくは無線LANの環境
を遮断しておく。ネットに接続できない状態にするのがミソ)
3.再起動後ネットに接続して手動でWindowsUpdateを行う。15~20分すると200以上の更新
ファイルが現れるので全てインストールし再起動。
4.何回かUpdate確認をし、インストールすると先へ進めなくなるので次のファイルをイン
ストールする。
5.まずネットを遮断し再起動後(LANケーブルを抜くなり)kb3172605を入れて再起動
→kb3177467を入れてシャットダウン→LANケーブル接続(ネット接続)→手動でUpdate
6.以降更新ファイルが現れるので何回か同様に繰り返し重要更新ファイルが無くなるまで
Updateを行う。
7.再起動後15分くらいしてCPU使用率が0~4%程度で有れば完了。
この内容は2016年12月24日現在です。
補足:インストールディスクがSP1で無い場合、SP1のサービスパックを先にマイクロソフトから
ダウンロードしてスタンドアロンでインストールして下さい。多分ネットに接続してでも可能かと思いますが、安全を考慮してスタンドアロンのほうが間違いないです。
●アップデートに関しましては次のサイトを参考にしました。↓
http://freesoft.tvbok.com/tips/windows_update/not_proceed_update.html
KBファイルのリンクもあると思います。なおKBファイルはOS以外に32ビットと64ビットに分かれています。必要な物をダウンロードしましょう。86←これは32ビット、64←これは64ビット
上記の方法以外にはwindows7とドライバの統合ソフトを作成してインストールする方法もあります。
なおこの内容は私の覚え書きとして残した物ですので同じマザーボードであれば役に立つと思います。他のマザーでも考え方は同じだと思います。
アップデートはWindows7であればそのまま参考に出来ます。
但し記載日以降MS.が何かやらかす可能性もありますのでUpDateが上手く出来なくなった場合は新しい問題が起こったと考えて下さい。