見慣れたキッチンをおしゃれに!キッチンタイルでDIYをしてみよう!
キッチンのリフォームするときやイメージを変えたいときに人気なのがキッチンタイルです。
タイルは、貼るだけでおしゃれに演出でき雰囲気を変えることができます。柄や色のデザイン性と賃貸でもタイルにすることができるのかという疑問もこのコラムで解消されるはずです。
また、DIYは難しいと思っている方も少なくありません。そこでここでは、タイルの種類とともにDIYについて詳しく見ていきます。ぜひキッチンをタイルでDIYしてオシャレにしてみてください。
キッチンタイルをDIYするコツ
キッチンタイルぐらいDIYではできないかと考える方もいると思います。一見難しそうですが、手順さえ知っていればDIYはできます。DIYの方法は色々ありますが、おおまかな手順をご紹介していきます。
1.マスキングテープを貼る
接着材を塗る前にまず、マスキングテープなどを使い養生しタイルを貼る部分以外が汚れないようにします。
養生が完了したら、ヘラなどを使い接着剤を塗っていきます。
【ポイント】
平らにし約3mmの厚みにすることが重要です。あまり厚すぎたりするとそこだけタイルが浮いていることがあります。広い範囲を考えているのであれば硬化時間もあるので、一度に塗るのはさけましょう。
2.くし目を作る
くし目とは、コテなどを使用し接着剤の山と谷を作っていくことです。この谷の部分から水分や溶剤、空気などを逃がします。接着剤が塗れたらくし目をつけていきます。
【ポイント】
接着剤を均等にタイルに馴染ませる効果があります。
3.タイルを張る
タイルを貼っていきます。
【ポイント】
接着剤が硬化してくるので、平行になっているかどうかを見ながら手早く貼っていきます。
4.ゴムハンマーで軽く押さえる
タイルを貼ることができたら、タイルの上からゴムハンマーなどを使い軽く押さえていきます。
【ポイント】
注意しないといけないのが、この時に少しずれてくる可能性があるので、接着剤が硬化する前に均等にしていきます。
5.木材を入れる
目地材を入れていきます。
【ポイント】
入れる前に接着材を多く塗りすぎた場所からはみだしていないか見ることが大切です。
はみ出しているとうまく目地材が入らないので、カッターや皮すきなどで取り除いていきます。
6.目次材を入れる
いよいよ目地材を入れていきます。
目地材はゴムヘラなどを使って、目地が埋まるようにしっかり埋めつけて塗り込んでいきます。
見落としがないようにしましょう。
【ポイント】
目地材は種類も豊富にあり、人によって水分量も様々です。説明書をよく読むことが重要です。
7.拭き取り【完成】
目地材が入り、半渇きであれば、タイルに付着した目地材を拭き取ります。
【ポイント】
目地材を入れたばかりの時に拭き取りはじめると、目地材が溶けだして汚れてしまうので半乾き状態であることを見極めるのが重要です。
拭き取るときは濡らしたスポンジなどを使うと簡単にきれいになります。
細かな部分を貼るときはキッチンタイルを削ったりする作業も増えてきます。時間も手間もかかりますが、キッチンタイルをDIYするとオリジナリティが生まれてきます。挑戦してみてください。
キッチンタイルのDIYはシールやシートが楽
最近人気になっているのが、タイルシートやタイルシールです。簡単に貼ることができ、女性の方でもDIYが楽しめます。
タイルシールは両面テープで留めるものが主流で、しっかり接着できるところであればどこにでも使うことができます。デコボコの少ない壁や表面が加工してあっても、しっかりくっつくことができれば問題ありません。
また、熱に強い接着剤を使っていることが多いので、コンロ周りなどでも使用できることも人気の一つです。
はさみやカッターなどで簡単にカットできるので、複雑な場所などにも使うことができ、柄や形などを組み合わせることも簡単です。
シールやシートなどと一緒にステッカーを組み合わせるとオリジナルのデザインのキッチンを楽しむことができ、短時間の施工で終わります。
キッチンタイルは種類が豊富!おすすめの柄は?
一口にキッチンタイルと言っても、種類がかなり豊富にあります。キッチンをどんな雰囲気にしたいのかで選ぶのをおすすめします。
【シンプルな作りに合わせたい方】
白のスタンダードな真四角なタイルがおすすめです。清潔感にあふれ、コーディネートがしやすくなっています。
タイルの形にも注目
貼り方やタイル自体の大きさを変えることで印象が変わるのでレイアウトも重要になってきます。
■小さ目のタイル
小さ目のタイルを敷き詰めるとカフェのような雰囲気になります。
■六角形のタイル
六角形のタイルにするとかわいい雰囲気になります。
上級者の仕上がりを目指すテクニック
○差し色
タイルの色をグレーと交互にしたり、目地の色を変えたりするとよりおしゃれに見えます。
○もっとオリジナリティを出したい場合
木目調のタイルや花柄など柄が描かれているタイルを使うとアートのような雰囲気になります。
汚れが目立ちにくく、家をよりおしゃれに演出することも可能です。
色や貼り方だけでもキッチンの雰囲気はガラッと変わってきます。キッチンタイルをDIYするときには自分のキッチンに合ったタイル選びが重要です。
キッチンタイルのDIYは賃貸でもしていいの?
キッチンタイルをDIYしたい方の多くが賃貸や団地に住んでいる方と思われます。しっかり施工すると、元に戻すことが不可能なので、先ほど紹介したシールやシートを使うとよいでしょう。
シールやシートだと、すぐにはがすことも可能で壁の上からも貼れるようになっているので引越しの際は元に戻すことができます。
またより楽なのが、タイル柄のウォールシールです。100均ショップなどで手軽に入手でき、自由にカットし使用することができます。シールなので簡単に施工でき、はがすのも楽にできます。
もし賃貸でキッチンタイルをDIYする場合は一度管理会社や大家さんに問い合わせてからDIYすることをおすすめします。
まとめ
キッチンをタイルにするだけでおしゃれな空間を演出することができます。しかし、キッチンタイルをDIYするときはキチンと施工しないとすぐにはがれ落ちてくる可能性があったり、予想以上に時間がかかったりします。
少しでも不安に感じたら業者に相談してみてはいかがでしょうか。キッチンの雰囲気に合わせてタイルを選んでくれるかもしれません。
タイル工事を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「キッチンリフォーム」をご覧ください。