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仏上院選、マクロン大統領の与党敗北 右派が勢力拡大

2017年9月25日 8:33 発信地:パリ/フランス

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仏上院選、マクロン大統領の与党敗北 右派が勢力拡大
仏パリのエリゼ宮(大統領府)で演説するエマニュエル・マクロン大統領(2017年9月22日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE WOJAZER

【9月25日 AFP】フランスで24日、議会上院の選挙が行われ、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領(39)率いる中道政党「共和国前進(LREM)」は改選前より議席を減らした。多数派を占める右派の共和党は議席を増やした。

 定数348のうち171が改選され、開票結果によるとLREMの獲得議席数は20~30にとどまる見通し。LREMにとっては選挙での初の敗北となった。

 今回の選挙結果がマクロン大統領による経済改革の推進に大きな影響を与えるとは予想されていないものの、同大統領の支持率はここ数か月、下落し続けている。

 フランスの上院選は地方議員や国会議員計7万6000人が投票する間接選挙。LREMは2016年4月に結党されたばかりで、組織が全国的に根付いていないため、選挙では不利な立場に置かれていた。(c)AFP/Adam PLOWRIGHT

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