振替休日を利用して、和歌山に行ってきました。
県立博物館での展示を見る前に、和歌山城散策です。
和歌山城とは
天正十三年(1585)、羽柴(豊臣)秀吉が紀州を平定し弟の秀長に命じて岡山(虎伏山)の峰に創建した平山城が和歌山城です。
和歌山という地名は、この頃の秀吉の手紙に初めて登場します。城作りの名人として有名な藤堂高虎らが普請奉行を勤めました。和歌山城は、高虎が手がけた最初の本格的な近世城郭といえるでしょう。和歌山上は別名虎伏山・竹垣城とも呼ばれます。
豊臣秀長の支配の後、浅野幸長が治め、1619年には徳川頼宣が入国。ここに、御三家紀州藩ができた、とのこと。
豊臣が築き、徳川がそのまま使用した城。珍しいよね。
ちなみに現存する建造物は、昭和30年代に再建されたもの。オリジナルの建造物は、空襲で焼け落ちたらしい。
和歌山市駅から歩く
外堀である市堀川。この外堀は、浅野幸長時代からあるのだそうだ。
おっ、見えた見えた😊
内堀。さすが御三家の城。でかい。
内堀の石垣は、打ち込み接ぎだね。
さて城内へ
大手門と一の橋。
ゆるキャラの吉宗くんと、紀州犬の顔ハメ看板。
和歌山では吉宗を持ち上げまくってるけど、吉宗同様に紀州藩主から将軍となった徳川家茂(14代将軍)のこともたまには思い出してあげてください!!😫
中も広い。
大手門から天守・二の丸方面に通じることろにある枡形。石垣は切込接ぎ。
この威圧感!権力の象徴って気がするね!😊
裏坂の登り口から見る天守閣。結構、急峻な山です。
天守が急峻な坂の上にあるうえに、狭いので、普段の政務は二の丸(山のふもと)で行われていたのだとか。
天守閣の石垣は野面積みだね。
これは豊臣時代の石垣なのだろうか。
一つの城に、野面積み、打ち込み接ぎ、切込み接ぎの3種類が見られるなんて、珍しいなあ。(それだけ歴史ある、大きな城ということか)
和歌山城の特徴。天守曲輪。
単独の天守閣でなく、大天守と小天守が連立している。
こちらが大天守(右)と小天守(左)
天守閣からの眺め。
紀の川も堀代わりになってるんだということがよくわかる。
腹も減ったので和歌山ラーメン!
お城の近くにある山為食堂で、和歌山ラーメンをいただきました😊
チャーシューメン(1000円)です。
うわ~~濃厚!
ごちそうさまでした!
帰りは510円の贅沢、特急サザンの指定席で
510円の追加で、なんばまでらくらくで帰ることができます。
おやつを食べながら帰ります!😊