蹴球探訪
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【ドラニュース】森監督続投 森野は打撃コーチ、岩瀬と荒木は選手兼任コーチ2017年9月25日 紙面から
来季の森体制はV戦士たちが強力サポートへ-。中日の白井文吾オーナーは24日、今季のナゴヤドーム最終戦となった広島戦後、森繁和監督(62)に対して続投要請する考えを明らかにした。さらに、今季限りで引退する森野には打撃コーチ就任を要請し、岩瀬と荒木の両ベテランには選手兼任コーチとしての役割を託す構想を明かした。ホーム最終戦は9回の藤井の二塁打で3-2でサヨナラ勝ちした。 ホーム最終戦をサヨナラ勝利で締めくくった後、中日の白井オーナーが節目として開いた記者会見。切り出した言葉は温かみを帯びていた。 「(森)監督は娘さんが病気で亡くなって、個人の生活にも大きな変動があった。チームも故障者が続出して、監督の意のままに展開できないゲームも多かったと思う」 苦難の中でもチームの大黒柱であり続けた指揮官の姿勢に対する評価を口にした。 「にもかかわらず、職場を優先して、自分の身内の不幸にもめげず、最後まで冷静さを失わなかったことについては、私は高く評価しています」 そして、電撃的な公表へと続いていった。一つは、今季限りで現役を退く森野の打撃コーチ就任要請。球団史にも残る屈指の実績はもとより、「彼はなかなか面白い男。チームが明るくなる」と活性役としても期待を寄せた。 さらには、来季も現役を続行する意向を示している岩瀬と荒木の「兼任コーチ案」だ。西山球団代表や森監督らとの構想段階であることを前置きしながらも、「2人の経験は捨てがたい。後世に伝えてもらいたい」と、オーナー直々のラブコールを送った。
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