昭和と平成をまたいだ史上最悪の事件にスポットライトが当てられる。フジテレビは10月7日の土曜プレミアム「衝撃スクープSP 30年目の真実~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~」を午後9時から放送する。
「東京・埼玉幼女連続誘拐殺人事件」発生から30年目を迎えた。番組では、宮崎勤元死刑囚の「肉声」を初公開。見えてきたものは、これまで私たちが持っていたイメージを大きく覆す、宮崎の意外な人物像だった。
フジテレビ報道局による関係各所への徹底取材を元に、当時の報道やワイドショーの映像も使用しながら、史上最悪の事件を追う「刑事の戦い」をドキュメンタリードラマ化した。
宮崎勤とは一体何者だったのか。部屋には大量のビデオ、雑誌、漫画。“今田勇子”の告白文。「犯行は覚めない夢の中でやった」などの発言…。幾度となく精神鑑定が行われ、その一挙手一投足が注目された。当時の報道、ワイドショーでは戦後の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪を大々的に報じたが、彼の本当の姿を知ることはできなかった。
そもそも警察はどのようにして宮崎にたどり着き、逮捕することができたのか。
宮崎と対峙(たいじ)する主人公の刑事役に、ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」「セシルのもくろみ」などにも出演し、今最も勢いのある俳優の金子ノブアキ(36)。事件を追う女性レポーター役に元AKB48で、現在ドラマや舞台で活躍中の秋元才加(29)。そしてワイドショーのディレクター役に若手俳優の桜田通(25)の出演が決まった。