iPhone 8のケースについての不安の1つに「iPhone 7のケースは使えるの?」という部分はあると思います。ソフトバンクショップや家電量販店はもちろん、ネットショッピングや雑貨屋など、様々な所でiPhoneケースは販売されています。
iPhone 8のサイズについてはiPhone 7と同サイズなので、ケースは共通して使えます。
ただし、ケース購入についてはいくつかの不安点があります。現在、iPhone 8を使っている人もそうですが、これから購入を考えている人も、後悔しないためのポイントをまとめました。ここから先の話はPlusについても全く同じだと思ってもらって大丈夫です。
iPhone 6やiPhone 6sとは違う点
iPhone 6からサイズが大幅にアップしましたが、4.7インチというサイズはiPhone 6、iPhone 6S、iPhone 7、iPhone 8と共通です。
ただし、iPhone 7以降はカメラレンズが大きくなりました。つまりiPhone 7のケースは使えても、iPhone 6やiPhone 6sのケースだとレンズが収まらない可能性が非常に高いです。
iPhone 7用ケースも安心はできない
iPhone 7とiPhone 8のケースなら、サイズの面では心配な無いようです。しかし、個人的に、どうしても不安な点があります。
それはワイヤレス充電です。サイズが同じでも、iPhone 7はワイヤレス充電に対応していません。つまり、iPhone 7用ケースを作成しているメーカーは、ワイヤレス充電への対策を視野に入れていないはずです。これはソフトバンク純正のケースでも同じです。この点を考慮するにあたって、不安点が2つほど出てきました。
ワイヤレス充電をするなら素材の問題がある
ワイヤレス充電ならiPhone 8を充電器に置くだけで充電ができます。ですが、もしもiPhoneをワイヤレスで充電するたびにケースを外すならば、全然置くだけの利便性が感じられません。
「そのケース、ワイヤレス充電できますか?」
これは確認しておくべきだと思います。仮に充電できたとしても、ケースがゴム製だとしたら、充電速度は保証できるでしょうか?iPhone 8の背面がアルミからガラスになった理由の1つに、ワイヤレス充電という部分があります。せっかくiPhone 8がガラス背面を採用したのに、ケースがアルミ製だと全く意味がなさそうです。
ケースにカード入れて大丈夫?
How to use your iPhone as an Oyster card / futureshape
iPhoneユーザーの中には、まるでお財布のような形のケースを使っている人もいます。ケースとiPhoneの間にカードを挟んでいる人もいます。どちらにも考えられるのですが、磁気カードを間に挟んでも大丈夫なのでしょうか?
カードの磁気が壊れると、場合によっては非常に手間がかかります。手間をかけてもカードの残高やポイントが戻ってこない可能性もあるかもしれません。iPhoneのワイヤレス充電はQi(チーと読みます)規格です。当たり前の話ですが、ワイヤレスで電気を通して充電しますが、間に磁気カードを挟んで無事であるとはとても思えません。
iPhone 8用ケースでも注意すること
以上の不安点を踏まえると、iPhone 8対応と記載されているケースであっても不安を感じます。さすがにApple純正のケースであれば、間にカードスロットを入れないでしょうし、ワイヤレス充電もできると思います。しかし、ソフトバンクも含めて、本当の純正でないケース全てが、ワイヤレス充電にしっかり対応して作られているとは限りません。
iPhone 8は使えるけれどワイヤレス充電は保証対象外、もしくは想定外というケースも実際販売される可能性は十分にあります。ワイヤレスでなくともiPhone 8の充電は可能ですが、ケース選びで失敗しないための対策の1つとして参考になれば幸いです。
まぁ、ワイヤレス充電をしないなら特に気にする必要もないんですけどね。