1年草 日本全土の畑や空き地、庭のすみなどにごくふつうに見られる。茎はよく分枝して地面に広がる。葉は対生し、長さ0.7〜2cm、幅0.6〜1.3cmの卵形または広卵形で、粗い鋸歯がある。日当たりがよいと茎や葉が紫色を帯びる。上部の葉腋に淡紫色の花が1個ずつつく。花冠は唇形で長さ約8mm。雄しべは4個あり、そのうち下唇の側につく2個の基部に棒状の突起がある。萼には5個の稜があり、浅く5裂する。さく果は楕円形で萼にすっぽり包まれている。花期は8〜10月。(野に咲く花) 学名は、Lindernia anagallis アゼナ科アゼナ属 |
2012年9月6日 美保関 | ||
花は長さ約7mm。萼には5稜がある | 果実、萼を一部除いた。 | |
果実の横断面、稜があるようだ。 | 果実の縦断面。 | 種子は長さ約0.3mm、楕円形、凸凹がある。 |
2012年8月30日 大東 | 花は長さ約8mm、幅約5mm | |
果実は稜のある萼に包まれている。 | 果実は長さ約4mm。 | 果実の縦断面。 |
葉は対生する。 | 葉は長さ約1.5cm。 | 腺点が多数ある。 |
脈上に毛がある。 | ||
2011年8月10日 宍道 | ||
2010年9月11日 八雲 | 果実 | |
2008年9月14日 宍道 | ||
2004年8月21日 忌部神社 | 果実 | |
2004年8月12日 城山公園 | ||
2004年8月7日 城山公園 | ||
2015年8月19日 果実 大庭 | 裂開して種子が出つくした果実。 | 裂開前の果実 |
果実は2裂して種子を出す。 | 裂開前の萼に包まれた果実 | 萼の中に果実がある。 |
枯れた花冠をつけた果実、長さ約3.5mm。 | 果実の縦断面。 | 種子は長さ0.3〜0.4mm。 |
種子は長さ約0.35mm。 | 種子には小さな突起がある。 | |
2014年9月2日 果実 大庭 | 裂開した果実 | |
萼に包まれた果実、長さ約4mm。 | 萼を除いた果実。 | 熟すと中央の隔壁から2裂する。 |
片側の果皮を除いた。 | 隔壁を挟んで両側に種子がつく。 | 種子は長さ約0.4mm。 |
種子には小さな突起がある。 | ||
2010年11月20日 果実 玉湯 | ||