ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォン(現・ソフトバンク)の三洋電機(現・京セラ)製ケータイ「V801SA」です。
V801SAは、当時のボーダフォンでは珍しいスライドボディーを採用した、ボーダフォンの3Gサービス「Vodafone Global Standard(VGS)」対応ケータイです。
VGSのサービス自体のは2002年12月に開始していましたが、サービスイン当初は音声通話とSMSが利用できる程度で、Eメール(MMS)もWebには非対応という「試験サービス」の色合いが濃厚なものでした。
サービスインから1年が絶ち、EメールやWebも利用できるようになった“本格的な”スタートを飾った初号機が、このV801SAです。
写メールはもちろん、「ムービー写メール」やテレビ電話が利用でき、ボーダフォンとして初めて「着うた」にも対応しました。海外ではGSMを使ったローミングに対応し、国外でも写メールやムービー写メールの送受信、Webアクセスなどが利用できました。
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