米携帯キャリアであるSprintとT-Mobileが、10月下旬にも統合するとのこと。ロイター通信が独占的に報じました。
情報源曰く、既に両社は、暫定的に合併の条件に同意しているそうです。
SprintはSoftBankが買収し、傘下となっている企業です。仮に合併が成立すると、3番目と4番目の通信事業者が統合されることになるため、シェアは大きく拡大します。これはトランプ大統領の就任以来、大きな独占禁止法違反のリスクをはらんだ初の合併案件となります。
SoftBankの創業者である孫正義氏は、昨年末にトランプ大統領と会談しており、反トラスト規制の解除に動いていました。
SprintとT-Mobileが合併した場合、1億3千万人以上という、日本の総人口を超える顧客を持つ巨大キャリアが米国に誕生することになります。
- 情報元Reuters