昔から金持ちだね〜と言われることは多かった。でかい家、高い車、高級な嗜好品。うちに呼ぶと多くの人が玄関の広さに驚いた。
でもべつにうちは金持ちではない。
家はそもそもそんなに大きくない。ちょっと上品な住宅街に行けばいくらでも見れる普通の家だ。車は確かに高級だけれど、それは父の趣味で買ったもので、金が余ってるから買ったわけじゃない。高級な嗜好品も同様。金が有り余ってるわけじゃないから格安スーパーに行って割引品を買ってるし自転車はサビサビのボロボロだ。
それでもうちは金持ち扱いだった。
周囲と価値観の合わないような土地に家を建てた親を恨んだこともあった。「金持ちだね」と言われるたびに、どうしようもない居心地の悪さを感じた。どうにかそれから逃れたくて、「私が金持ちなんじゃなくて、親が金を持ってるだけだから」と言ったこともあった(当時はこれで本当に羨望の目から逃れられると思っていた。もちろん嫌な顔をされた)。「○○ちゃんちは、金持ちだから」の言葉で会話から疎外されることもあった。
それでも、今はそのことに感謝してる。価値観の違う人達と関わると、色々なことに気付かされる。世界が広がる。まあ、そう思えるようになったのは大学時代からだけれども、小学校のときの記憶がその地盤になっているのは間違いない。
お金を持っていることへの罪悪感や、居心地の悪さ。その正体が何なのか。どうしてそう感じてしまうのか。その答えは未だ見つかっていない。それでも私は、それを考えること自体に意義があると思っている。お金が無いせいで才能はあるのに苦労をした親友、一見しただけであばら家だとわかるくらいの家に住んでいたいつも古臭い服を着ていたクラスメイト。「お金持ちだね」と言ってくる人たちへ感じる申し訳なさを、いつか解消できる日が来たらよいと思っている。
育ちがいいわけじゃないし、親が成金なだけだけど、実家は近所の中では金持ちの部類だった。 長女だから構ってもらったし、モノには苦労しなかった。自分は、よく言えばのほほんと...
公立の小学校と大学に通い、似たような環境で過ごした。 昔から金持ちだね〜と言われることは多かった。でかい家、高い車、高級な嗜好品。うちに呼ぶと多くの人が玄関の広さに驚い...
おお。増田で自分と同じような境遇の人見つけて感動してる。 自分の親は通学といえば山越えて行くレベルのガチな田舎出身者だったから この程度の環境でも故郷に比べれば、随分と都...
やはり少なからずいらっしゃるのですね。 周りが悪いわけではないのですが、自分ではどうしようもないことが辛かったです。 逆に、周りはお金持ちで自分の家が経済的に自由ではな...
人間だれしも生きていればどうあれ耐えがたい苦労や苦悩は抱えている(あるいは過去に抱えていた)、というのは前提で でも多くの人はそれを秘めたまま、前向きに頑張っている訳で...
でもリベラルさんはそういう誰だって苦労しているとかいう論法を出す相手はなぜか選びますよね
確かにそうだと思います。 ただ、私みたいな金持ちなのに義務教育は公立いった勢は、大学附属や私立の人を羨ましがり、コンプレックスはなかなか治りません。私みたいなのは、増や...
上増田だけど、お陰さまで人に嫌われることに耐性がついたから 日本人らしからぬ積極性を身につけられたし留学もできたし、その後の人生はぼちぼち良かったと思える。 でもきょうだ...
世間知らずというより知能が足りてないように見える 氏も育ちも悪そう
都会って、田舎では目に見えないもの、この場合なら教育費にお金かかるから、交通費も含めて色々とお金必要なんだね。
わかるわ〜。大変だったね。個人の常識や基準レベルが違うと悲しいことが起こる 田舎で県内でも平均レベルが高い公立小学校に通っていたが、上位層から何人も東大や医学部に行くの...