なろう系の作品にしばしば見られる特徴として「展開のスパンが長すぎる」というものがあり、アニメ化に向かないのではないかと危惧されていたけど、「展開があっさりしすぎる」「どこに向かっているのか分からない」と言われるのは、やはりそれが悪い方向に出ているのかと思う。
たとえば、なろう系の特徴とされる「俺TUEEE」について、過剰なまでに展開を盛り上げて主人公の強さを強調するような想像をする人も多いと思うが、実際に見てみると分かるように、特に起伏なく淡々とイベントをこなしていくような作品のほうが多いんだよね。
Web小説は執筆するにあたって文字数や巻数という制限が薄く、読む側も数十話数百話を一気読みするのが前提なので、一話一話は薄味でさっくり作り、それをひたすら積み重ねて大きな物語を作る、という作劇になりがちだ。
漫画を雑誌で細切れに読むか単行本で一気読みするかという感覚に近いかもしれない。
そしてこれは、一週間単位で細切れに放送され、たった三ヶ月全12話で起伏を作る「(深夜)アニメ」という媒体とは致命的に相性が悪い。
なろうのランキングで総合一位の「無職転生」などでも下手したら最序盤のターニングポイントで1クールが終わってしまうのではないだろうか(アニメ化されないのはそれが理由だと思っている)。
今後、なろう発の作品のアニメ化がいくつも控えているわけだけど、こういった問題を解決するために構成を大胆にいじっていくのか、それともアニメ化しづらい作品は避けていくようになるのか、アニメ制作側の手腕が問われると言える。
要約:おそらくアニメの構成が悪い 11話がヤバいと話題になっている。 https://togetter.com/li/1153609 ひどいハーレムだとかテンプレだとか言われていて、自分もその通りだと思うが、本当...
なろう系でしばしば見られる特徴として「展開のスパンが長すぎる」というものがあり、アニメ化に向かないのではないかと危惧されていたけど、「展開があっさりしすぎる」「どこ...
ジャスティスボーイ真かよで草
つーかどんだけ原作がクソでも素材のせいにされるとじゃあオリジナルでやれよと思ってしまう 素材の選定に関われないレベルの雇われの悲哀はあると思うけどさ-
問題点1:話がどこへ向かうかわからない 人間の人生だって、いつ何が起きてどこに向かうか分からないでしょ? 子供の頃から常に目標をもって、順当に達成してゆける人なんてほと...