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【KOC利用上のネットエチケット】

【戦闘RP】 業武殿 【バトルフィールド】 
4910:ギルヴィッド 2008/09/06 02:34:09 

城の北西に建てられた物々しい塔…

門には、魔王ジャネスと聖神コリーアの像が向かい合っている。

此処は戦う事で己の力量を試そうという者達の集う場所である。

塔の中は3階層のコロシアムとなっている。

第一階層は、牢獄の間

鉄格子が嵌められており、場外…逃げ場がない。

第二階層は、鏡面の間

鏡張りの舞台には…死角がない。

第三階層は、晴天の間

文字通り天井のない石畳だけの舞台。

個と個がぶつかる事で、より強き力を求める者達が集まる場所である…
 4911: はじめにまずお読みください:G ギルヴィッド 2008/09/06 02:37:20 
バトルフィールド(通称:BF)とは、戦闘をする各々を描写する事で遊ぶスレッドです。

この遊び方には、幾つかのルールがあります。

1、相手の能動的行動を描写してはならない。
つまり、相手の行う行動を決め付けて書いてはいけないという事です。

たとえば

ダメな例:XはYの腕を切った
よい例 :XはYの腕をめがけて切りつけた

相手の選択肢を奪ってはいけないという事です。わかりましたでしょうか。
 4930: 続き:G  ギルヴィッド 2008/09/06 03:36:47 
2、無敵キャラプレイの禁止

参加者は、誰しも勝敗する可能性がある物とします。ですから、自分のキャラは、絶対誰にも負けないんだという人は、このゲームをプレイする事はできません。ですが、たとえ無敵じみた設定であっても、このルール下で敗北条件を満たし得るようにすればよいわけです。

敗北条件に関しては、以下のようになります。

1、ダウン(気絶、それに順ずる行動不能)
2、ギブアップ
3、タイムオーバーでの判定(戦闘前にジャッジを決めます。これに関しては、BF登録スレッドにて説明します)
 4934: 続き2:G ギルヴィッド 2008/09/06 03:44:32 
3、相手を殺してはならない。死亡してはならない

殺してはならないは、ルール1と重複しますが、自分からの死亡宣言もできません。このスレッドは、あくまで戦闘をすることで各々を高めるために参加した事になっているからです。

4、闘技場の全壊、ジャッジへの干渉

このバトルフィールド業武殿は、強力な結界により保護されています。また、時の魔法がかけられており、戦闘後に舞台を降りると戦闘前の状態に戻ります。つまりは、幾ら負傷をしても『なかったこと』になります。ですので、安心して暴れて結構ですが、会場の全破壊や、ジャッジへの攻撃干渉などを試みるのはルール違反となり、反則負けとなります。
 4935: 特別ルール:G ギルヴィッド 2008/09/06 03:45:46 
参加者が戦闘中にリアルタイムで長期間経過してもレスポンスがない場合、ジャッジ或いは私が、その参加者の敗北を描写して自動敗北とします。

例:XはYとの戦闘への意欲を失ったと見なし、Yの勝利とする

リアル事情もあるでしょうが、あらかじめわかっている場合は、自分からギブアップするなりで処理をしてください。

具体的には、一週間レスがなければ、そのように処理させて頂こうと思います
 4941: 補足:G ギルヴィッド 2008/09/06 04:12:50 
ルール1についてですが、相手の選択肢を奪ってはいけませんが、一々相手の行動選択にまかせては、勝負がつきません。

行動継続中の相手に「避けられる」などの描写は、此れに含まれません。決定的な負傷に繋がる行動、行動終了時のアクションに適用されると思ってください。

例:
『1ターン目 行動開始』
XはYとの距離を詰めた

『1ターン目 継続中』
Xは武器を振り回すもYには当たらない

『1ターン目 行動終了』
Xは力を溜めてYの胸を突こうと腕を突き出した

このようにならば、相手の行動を描写してもよいという事です。
 4942: 最後に:G ギルヴィッド 2008/09/06 04:13:10 
戦闘RPは、高度な『おやくそく』によるゲームです。どちらが勝つかなど、打ち合わせても結構ですし、流れに任せるのもよいでしょう。

『いかに格好よく負けるか』

これが醍醐味だと肝に銘じてください。また、相手を尊重してプレイできる勝者こそが、後々まで褒め称えられるBFプレイヤーとなるでしょう。

自分らしく、また相手らしさを意識して存分に戦闘を楽しんでください。

では、ルールは以上となります。

【BF登録】業武殿参加登録所 【受付】

此方にて、エントリー登録をして、認証を受けた方より戦闘を開始してください
 5011: 牢獄の間・挨拶:S ストライク・G 2008/09/06 21:38:46 
ガシャ、という重い金属音を足音に、牢獄の間に上がる男が一人。
入り口の鉄格子が閉まると共に、首を鳴らした。

戦闘事態は酷く久しぶりである。
死ぬ前に全世界規模のBFに参加したのが、闘技場での戦いは最後だったはずだ。

ふと酷く、懐かしい気配がする。
慣れ親しんだ気配がする。
相手は……

「毬藻、か。博士を思い出す……終ぞ技術を盗むに至らなかったが」

息を吐き出す。心は機械、ただ戦うだけの。

「元カイゼルオーン暗黒騎士団……ストライク、参る」
 5022: 牢獄の間・挨拶:藻 魅麓 2008/09/06 23:44:53 
牢獄の一角、蒼い光が宙を走る

鎮座するは一個の毬藻

「使うカードはこれと、これ…と」

2枚のスペルカードを事前にセット。
破れれば毬藻状態に戻るから永続戦じゃない限り負けの宣言、と。

鉄格子がしまる音が聞こえる、対戦相手がきたようだ。
相手は…記憶の欠片より再生

ストライク・ジハード、炎の精霊

確か、核熱が効かなかったっけ…

「記憶の欠片再生…戦闘モードに移行」

藻が骨に、肉に、衣になり人型を作る

「境界の毬藻、魅麓権現…さあ、行こうか」

壱札を手に構える
 5066: 牢獄の間・1R行動開始:S ストライク・G 2008/09/07 01:48:30 
『精神状態を戦闘に移行/状況開始・ケース:闘技戦・不殺優先度:高・展開武装選択:ブラックバレル』

観客から見れば、右足が割れたと思われるだろう。太ももの部分から銃がポップアップされたのだ。
男の身体は武器らしい物は何一つ帯びて居ない様に見えた。精々徒手による格闘だろう。しかし、違うのだ。

『ターゲットロック/弾種確認:通常弾等・左脚部内弾頭調合開始・弾種指定:ニードルシェル』

構えると同時にすぐさまターゲッティング。撃鉄をお越し、引き金を引く。
躊躇は無いが様子見程度の攻撃である。そも、毬藻という種を軽視する事は無い。昔、喰われかけた覚えがある。
 5067: 晴天の間:挨拶 サンドラ=ガンツ 2008/09/07 01:50:43 
日が暮れ始め、赤く染まりだした石畳の中から、ずずずず、と一人の少女が現れる。

「場所はここ……ですかね」

一言呟くと、手に持っているハンマーの石突でコンコンと石畳をたたく、と。
ぼこり、という音とともにグー、チョキ、パーの形をした石の手が石畳から生える。

「調子は上々……と。これなら、いろいろできそうですね。
 さて、どう戦いましょうか・・・」

石の手を消しながら、今回の御相手の事を考える。

(確か、ミア=フェンリルさんでしたね。素早い方だと聞いておりますが……)

「まあ、考えても仕方ありませんか。いきましょう」

と、ハンマーを肩に担いだ。
 5068: 牢獄の間・1R行動終了:S ストライク・G 2008/09/07 01:52:55 
火薬が炸裂する音と共に、鉛で作られた弾丸を空を切る。
発射音は6回。機械の如き正確さで撃鉄が起こされ、引き金が引かれる。義手の力か、腕にブレは無く肘だけで衝撃を逃している。

この程度では致命傷にならない。そんな確信めいた予感がある。敵は全くの未知の相手、油断は出来ない。
機械ではない生身の精神がそう頭の中で呟いた……
 5077: 晴天の間:ジャッジ 茜色のローブの仔猫 2008/09/07 02:12:52 
晴天の間

一日の終わり
最後の陽光も放つ黄金色に彩られた石畳の舞台

黄昏時は、すべての境界が黄金に焼かれ、
曖昧になる不思議な時間

「過去の存在」が現に存在を許される
貴重な一時

すでに
ハンマーを肩に担いだ土の精霊の女が待機する舞台に

茜色の影がふと、現れた
まるで、ずっとそこにいたように…

「よろしくお願い致します この会場の戦いの行く末を
見届けさせていただきます」

ネコの少女は、土の精霊の女にそう微笑むと
もう一人を待つのだった
 5095: 牢獄の間・1ラウンド行動開始:藻 魅麓 2008/09/07 03:00:25 
『ターゲットロック/弾種確認:通常弾等・左脚部内弾頭調合開始・弾種指定:ニードルシェル』

ストライクの手に構えられた銃器から鉛球が射出される
6発、精密な射撃であり回避行動は用意ではないが…

~SetSpellCard~「融札「メルトダウン」」

札を提示
プラズマを正面に収束させ、鉛球を核熱で散らす

「当たっても致命傷にならないとは言っても、ね」
 5097: 牢獄の間・1ラウンド行動終了:藻 魅麓 2008/09/07 03:01:17 
「まあ、熱自体は核熱でもきっと効かないんだろうけど」
「だからといって無駄になるわけじゃないし」

そう言って周囲にプラズマを漂わせる

核熱にする前の分子加速、たとえ本体部分に効果が無くても
機械部分には効果が出るだろう。

「無論、魅せるのなら」

腕を振り上げると牢獄の壁にプラズマが走り
そこからさらに無数の雷球を発生させる

プラズマを応用した雷弾
これならば意味はあるし、制御も行いやすい

「こういう手もあるし」

全方位より雷球の十字砲火を開始する
 5108: 牢獄の間・ジャッジコメント:G ギルヴィッド 2008/09/07 04:19:38 
「やれやれ…避難用に審判席を用意して正解だった」

一応結界により審判は保護されているため、試合場内で観察する事も可能だが、状況により念じれば審判席に転送される。

格子の外から試合を見守る。

「業武殿最初の試合、これは良い景気付けだ…クカカ」

爆竹と花火にしても派手すぎるが、此れくらいでなくては勢いも付かぬであろう、と男は思った。

「はてさて…これをどう切り抜けるかストライク卿。それとも早々に決着かね…」

人差し指と親指で、髭を摘むようにして愉快そうに呟いた。
 5120: 晴天の間:挨拶:みあ ミア=フェンリル 2008/09/07 13:46:18 
「んっと…ここでいいのかなぁ…?」

ジャッジに指定された刻限に間に合っただろうか……
そんな事を呟きながら晴天の間に姿を現した半猫。ミニのフーリュンドレスからのぞく両の手には獲物すら持っていない。
散歩に、あるいは逢い引きに訪れたかのような気楽さで歩を進める。

「おや、可愛い猫さんだこと…それにお相手もなかなかの美少女…
こんな無粋な戦いではなく、ベッドの上で戦ってみたいものですねぇ」

ジャッジと対戦相手のサンドラを視認し、そう呟く。

「まぁ詮無き事を言っても仕方ない…
踊りましょう。血の饗宴を舞台に優雅にね…うふふ。」
 5125: 晴天の間:ジャッジ(試合開始) 茜色のローブの仔猫 2008/09/07 14:20:14 
「さて、そろったようですね」

この空気…どれくらい振りだろう
私は今ここに…帰ってきた
その事実をそっと噛み締めながら

片手のコインを、天に放る

「このコインが地面に着いた時を開始の合図とします
両者…悔いのない、試合を!」

コインは皆の視線を集めながら
夕日に煌き、クルクルと宙を舞い



そして
 5128: 晴天の間【1R行動開始】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/07 14:35:06 
サンドラと十歩ほどの距離を置き対峙する。

「元カイゼル聖女近衛騎士団…いや、トータス王立騎士団ヴァニティアが騎士『影渡りの氷姫』ミア=フェンリル。お嬢さんのお相手仕りますわ…よろしくね」

微笑みながら優雅に腰を折り一礼。そして相手を観察する。

(獲物は…精霊銀の槌か…。一撃に重きを置くタイプか、あるいは…いやまさかな。この小柄な少女が軽々と振り回すなど…普通に考えれば遠距離中心、格闘は補助程度かな。)

そう思考しながら、右手を背中へと回し、何かを引き抜く動作…そのまま身体の横に右手を戻す。
どこにそれはあったのか……その右手には氷雪の刃が握られていた。
 5129: 晴天の間【1R行動終了】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/07 14:36:27 
『このコインが地面に着いた時を開始の合図とします
両者…悔いのない、試合を!』

ジャッジの放ったコインが弧を描きながら地に落ちる……

空を指さすように左手を伸ばす。周囲に冷気が漂い空気中の水分が凍結し始める…
同時に髪が、そしてフーリュンドレスがそよ風に煽られるように翻る…

「さて始めましょう…といっても手の内もわからぬ相手に突っ込むは愚策…まずはこの辺りから参りましょうか。愉しませてくださいませね。」

空に向けた左手を振り下ろしサンドラに向けると短く、だがはっきりと告げる。

「こういうのはどうかしら? アイスダガー!」

凝結した水分が無数の氷柱となりサンドラに襲いかかる。
 5134: 監獄の間・2R行動開始:S ストライク・G 2008/09/07 15:39:09 
~SetSpellCard~「融札「メルトダウン」」

詠唱か?
生身の精神が考える。同時にメルトダウンと言う言葉に直接的被害は被らないと安心もした。だが、次の瞬間には大きくその場を飛び退いた。
雷撃。機械の義肢を持つ自身の天敵。ダメージ事態はたいしたものでは無いが、食らえば一時的な機能不全に陥る。
厄介な事この上ない。

辛うじて避けてはいるが、走る稲妻を避け続けるのは至難。ならば
と、左足に隠したスピードローダーを取り出し、リボルバーに装填した。

『弾種選択・魔力弾頭』

呟き、リボルバーの銃口を米神に当てた
 5136: 監獄の間・2R行動継続:S ストライク・G 2008/09/07 15:59:06 
躊躇無くリボルバーを発射する。傍から見ればだだの自殺だろうが実体は違う。
圧縮した自我の薄い火の精霊を自分自身に打ち込み、“食らう”事により、魔力を一時的に高めるいわばドーピング。
雷撃を避けながら、二発、三発と自分自身に銃弾を叩き込む……が、一条の雷が左腕を捉えた。

『雷撃着弾/損傷軽微・左腕機能不全:回復まで92秒』

左腕がぶら下がるだけになったが、無視。リボルバーをホルダーに戻し、魔力を高める。

『スペルセット/天魔核熱・レベル5』

核熱によるプラズマにはこちらもプラズマとばかりに雷撃を相殺し始める。
 5137: 監獄の間・2R行動終了:S ストライク・G 2008/09/07 16:05:10 
「まだプラズマの扱いには慣れていないがね。お返しだ」

ドーピングした魔力で無理やりプラズマを球体状に形成、空中に固定したプラズマ球を口から吐き出した炎によって発射する。

「対雷撃装備の実装が必要だな」

この一撃を作り出すのに、左腕が必要だった。やはり、回路の保護は必要だ。
 5139: 晴天の間:1R行動開始 サンドラ=ガンツ 2008/09/07 17:05:11 
ジャッジの声が響く中、対峙する相手の手に突如武器が握られるのが見えた。

(……暗器……にしては大きい。
 隠すようなスペースは衣服にはなさそう。
 とすると、何かの魔術と見るべき、か)

ということは、他にも武器はあるのかも。
なんにせよ、どこから武器が出てくるのかわからないのはやりづらい。

(しかし、こちらも同じようなものですしね)

などと思いながら、肩に担いだハンマーを両手に持ち直す。


ジャッジのコインが落ち、試合が始まる。
 5140: 晴天の間:1R行動継続 サンドラ=ガンツ 2008/09/07 17:06:56 
「こういうのはどうかしら? アイスダガー!」

無数の氷柱が、こちらに向かって飛んでくる。
回避はしないし、できない。そしてする気もない。
銀槌を軽く振り上げ、足元の地面を強く打つ。

「イメージ、アースウォール」

呟きとともに石畳が突如として盛り上がって石壁となり、氷柱がその表面で受け止められる。

(まずは遠距離から、ですか。このままなら楽なのですが……。
 そう行かないのが戦闘の常、ですよね)
 5143: 晴天の間:1R行動終了 サンドラ=ガンツ 2008/09/07 17:08:10 
銀槌を構えなおし、今度は横薙ぎに先ほど正面にできた石壁を殴りつける。
殴りつけた点からピシリとヒビが無数に走り、


「イメージ、ストーンブラスト」

声に出したほうが、形成がやりやすい、などとどうでもいいことを思いながら。
振りぬくと同時、中小の幾つもの石がミアさんのほうへと飛んでいく。
 5148: 牢獄の間・2ラウンド行動開始:藻 魅麓 2008/09/07 18:31:25 
1発、2発
雷球が着弾する

辛うじて避けているようだが長くは持たないだろう
無数の雷球の弾幕に死角は無い

そう考えているとリボルバーを自身の米神に突きつけるストライク
諦めた?
ふとそういう考えが浮かぶが即時否定する

魔力弾を食らい魔力を高めるドーピング
だが、遅い

1条の雷がストライクの左腕を捕らえる

捕った
 5149: 牢獄の間・2ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/07 18:31:47 
とおもったがそうは上手く事は運ばないらしい

『スペルセット/天魔核熱・レベル5』

ストライクより発生するプラズマにより雷球が叩き落されだす

『「まだプラズマの扱いには慣れていないがね。お返しだ』

プラズマのブレスが打ち出される

カードに亀裂が入る
「こら、君のほうが先に敗北宣言出すんじゃない」

スペルが破られればカード自体が破れるけど、まだ破れきってるわけじゃない

「それに、どっちにしてもあれは打ち落とさないとね」
 5150: 牢獄の間・2ラウンド行動終了:藻 魅麓 2008/09/07 18:32:01 
「核融合・ニュークリア」

プラズマを加速、密集させて高温の坩堝を生成
発生する超高温の白い柱
柱の熱が接触する石畳を煮沸させ、プラズマブレスを飲み込む

「本体は耐えれても、義手はどうかな?」

柱をストライクに向けて進行させる

そして視界の外に髭が
…ああ、ジャッジの存在忘れてた

とりあえず牢の外に居るしいいだろう、多分
 5154: 牢獄の間・ジャッジコメント:G ギルヴィッド 2008/09/07 19:08:31 
「ほう…手札を切るかね。なるほど」

ストライクの切り替えしを眺めて言う。

戦闘は激化の一途であるが、それを案ずる様子はない。

「莫大な金を掛けて、魔道士達に国家鎮護レベルの結界を張らせている。まず破壊される心配はない…存分やりたまえ!」

対戦者に声を掛けながら両手の手のひらを上に向けて薦める。
 5161: 鏡面の間(試合開始) 鳴神十蔵 2008/09/07 21:09:15 
「さてと…」

ここは鏡面の間、鏡の舞台。
天井、壁、全てが鏡。
どこに立とうとも死角のない舞台。

時間は、昼間。

光が入る場所がないはずにも関わらず、
この間は明るい。
そう、真昼のように。
どういう原理なのか、どういう力が作用しているのかは分からない。

(ククク、この光、太陽と同じく熱量を持っているな。
これは、面白い原理だ。)

初老の侍は、ニヤリと笑みを浮かべ、
言を発する。

「この試合、私が責任を持ってジャッジを務めさせてもらう。

さぁ…両名、挨拶を済ませ、死合いを始めるが良い。」
 5169: 鏡面の間 1R行動開始 リュミヌー 2008/09/07 22:39:22 
肌を刺す陽光に満ちた、全面鏡張りの部屋に女が入ってくる。
部屋の入り口は女が入るとすぐに消え、鋭い光は壁を埋め尽くす鏡に反射して、女の視界を白く塗りつぶす。

「こ、このパターンは考えてなかったわ……」

光をさえぎろうと手を翳しても、上から下から無節操に襲い掛かる陽光に当てられては影を作ることさえままならない。女は顔の前を腕で覆って目を細め、そのわずかな隙間から対戦相手が入ってくるであろう正面を、必死に見据えようとする。
 5170: 鏡面の間 1R行動継続 リュミヌー 2008/09/07 22:40:17 
「うっ!」

相手の顔面を目視した瞬間、強烈な閃光に目を打たれて反射的に女は目を閉じ、顔を背ける。
まぶたの裏に残ったのは白地に緑のマドラスチェックのスカート、血まみれの釘抜き――

(釘抜きにチェックのスカート……て、ことは、まさか、委員長?つまり、あの閃光はおd)

どうでもいい考えを振り払うように女は頭を振って、再び腕で顔を覆う。
相手や閃光の正体とちがって、釘抜きへの対応は最悪命に関わる。少なくとも、痛いのだ。
 5171: 鏡面の間 1R行動終了 リュミヌー 2008/09/07 22:40:51 
「天魔、守地!」

女はある意味開き直って目を閉じると、すぐに床に手をつけて集中する。
女の体を中心に、床の素材を変質させて作られた膝丈の鉄筋が無数に床から鏡を突き破り、もうもうと土ぼこりを巻き起こした。

「やっぱり委員長だ。ビームをおでこで跳ね返すのは、勘弁してね?」

巻き上る埃の中に立ち上がった女は目を開き、対戦相手を見据えて口元を歪める。
親しい相手であっても、互いにそのつもりなのだから楽しまなくては。
 5232: 牢獄の間・3R行動開始:S ストライク・G 2008/09/08 19:31:06 
超高温の白い柱、それがプラズマブレスを飲み込み此方に向ってくる。
気分としては魔法使いの全力の天魔最終が向っている感覚である。が……
「それが熱であり、燃えるという減少ならば……俺に喰らえぬ道理は無い」

ぼそりと呟く。
己は火の精霊にして、精霊を餌食にするエレメンタルイーター。核熱を操る炎の化身。

『スペルセット/耐熱・レベル10』

両手両足に耐熱の魔力を通わせる。ドーピングした魔力を全て注ぎ込んだ魔法だ。理論上、精霊王のブレスですら融ける事は無い。

「吶喊する」

宣言。軍属の悲しき癖の様な物である。
だが一切の躊躇は無く、白い柱の中へと飛び込んだ。
 5240: 牢獄の間・3R行動継続:S ストライク・G 2008/09/08 19:54:52 
一切の物質の存在を許さぬ白い熱の空間。
通常の種族では普通の方法では近づいただけで焼き滅ぼされる。
だが、その中に居て寧ろ心地よさを感じるのは火の精霊だからだろうか。

「戦闘中に行儀が悪いが……食事の時間だ」

ドーピングの反作用で酷く腹が減る。痛みは無いが身体に細やかなダメージを受けておりそれを癒すために空腹を訴えているのだ

「グルァァァァ!」

喰らい尽くす。あらゆる熱は自分のエネルギーになるがあまり長くは持たない様だ。

『スペルセット/異界門召喚:維持時間1秒』

喰らった熱の一部を魔力に変換。異界門を開いて喰い残しを火の精霊界に逃す

「反撃の時間だ」
 5243: 牢獄の間・3R行動終了:S ストライク・G 2008/09/08 20:00:47 
光の柱が消えた後、間髪入れずに生きている右腕を振り上げる。

「セット、ブーストステーク!」

下腕部から鉄杭が延び、獲物を突き刺さんと待機する。肘の部分からフレアを吐き出し、拳を突き出すと同時に切り離し。右腕が発射される。
拳が命中すれば鉄杭が突き刺さり、さらに撃鉄が降ろされ突き刺さった杭を打ち出す。打撃と刺突の複合攻撃である。

「此方は元気になった。さぁ、どうする?」
 5255: 晴天の間【2R行動開始】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/08 20:47:06 
飛来する無数の氷柱を前にサンドラは微動だにしない。

(諦めた…ってことはないよねぇ…
しかし動かずして避けれるほど甘くはないのだけれど…)

「イメージ、アースウォール」

サンドラの声が飛来する氷柱をすり抜け届く。そして現れる石壁、氷柱は悉く激突し張り付く…が、石壁は崩れない。

地形を利用…いや滑らかと言っていいほどの床だ。となれば石壁は床を変質させたもの……しかも魔力で強化されているのだろう…強度も持ち合わせている。

「イメージ、ストーンブラスト」

続けて発せられた声に、そして堅い物を打ち合わせたような音に意識を向ける…石壁に無数のひび割れ、そして崩壊した石壁が飛礫となり飛来する。
 5256: 晴天の間【2R行動継続】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/08 20:47:39 
(…やはり土系の術者ね、それも生み出すのではなく変質させ使用する…
これは手強い…長引けばこちらが不利になる条件が揃いすぎていますわね……)

無から有を産む。それは魔力によってなりたつ魔術の初歩技術。
それ故に扱いやすいが魔力の消費はどうしても多くなる…だがサンドラの術は媒介を通し、存在する物を変質させている、難度の高い技術だが魔力の消費は最低限度で済む利点がある。
そして、夕刻…宵の帳が落ちてくる時…光は影を産む。だが光無くば影もまた存在しえない。闇は闇である、似てはいるが影ではない。
闇が訪れれば影を利用した技は封じられたも同然…逸る気を宥めつつ回避に移る。
 5257: 晴天の間【2R行動継続】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/08 20:48:06 
飛来する飛礫の軌跡を見極め、円を描くような体捌きで避けつつ、回避できない飛礫は剣で捌く。身体をかすめる飛礫は身に纏った風の力で弾く。

一秒…ニ秒…短くて永き時間…襲い来るすべての飛礫をかわしきると素早く目を周囲に配る。飛礫は壁際に散乱し、移動を阻害する所にはない。
そしてその飛礫に張り付いたままの氷柱であった氷…行動を起こすべく魔力を紡ぐ。
刹那、ジャッジの存在を思い出すが意識の隅に追いやる。
 5258: 晴天の間【2R行動終了】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/08 20:48:31 
自らの影を媒介に、散乱した飛礫に張り付いた氷に魔力を通わせる。
丁寧に、しかし素早くイメージする。格子模様を、蜘蛛の巣を、水面の波紋を…

「今度は石壁だけで避けられると思わないでくださいね。
……我が影よ、鋭き刃となり切り裂け! 影技・迅影閃っ!!」

凶器と化した影が飛礫に張り付いたすべての氷から無作為に、闘技場を包み込むよう広範囲に打ち出された。影の刃はその場にいるすべてに対し牙を剥く。
 5290: 鏡面の間 1R行動開始 ミュルシャ 2008/09/08 23:42:01 
 鏡の間。
 光の乱反射で視界すら定かでなくなるそこに、一人の女の子がいる。

「変身っ」

 両手を合わせてぱちんと鳴らすと、バールらしきものがその手に握られる。

「魔法っ!」

 髪が解かれ、ポニーテールがナインテールに。
 衣服がするすると着替えられ、光ったかと思うと、上着やノースリーブのシャツ、デニムスカートはいつの間にか
 紺と緑を基調とした学生服に変わっている。
 いつの間にかスカートの裾からはレギンスが覗き、鏡の中でも完全防御。

「風紀少女ミュルシャ、参ります!」

 エクスカリバールを下から上に向け、勇者の構え。
 恥ずかしいのか、顔は真っ赤で、でも何となく言いたくなって。
 5291: 鏡面の間 1R行動継続 ミュルシャ 2008/09/08 23:42:39 
 そんな事をしていると、相手が不意に魔法を使った様子。
 床の素材が変更されて、一部が鉄筋に突き破られていく。
 これで少しは鏡の反射がマシになったかな、などと考えていると

「やっぱり委員長だ。ビームをおでこで跳ね返すのは、勘弁してね?」
「おでこはビームを反射しません!」

 ――何という事か。相手は世話になった元家主様。
 義理と人情と、それでも対戦相手という板挟み。
 どうしようかと一瞬悩んで――バールのようなものが何かを囁いたような気がする。

【気にする必要は全く無しッ!】
 5292: 鏡面の間 1R行動終了 ミュルシャ 2008/09/08 23:43:00 
「一度戦場に立ったならッ、待ったなしの勝負です!
 さぁ、風紀を乱すトータスブルグ悪の四天王!
 この風紀委員長ミュルシャが成敗してさしあげます!」

 バールを大きく振りかぶり、腰を捻って相手に背中を。
 魔法が使えず、ただ身軽。
 使える魔法は変身だけ。
 だったら出来ることはただ一つで――それだけで、全てが一撃必殺。

「必殺ッ、エクス、カリバールッ、投げェッ!」

 思い切り横薙ぎに、回転するようにバールのようなものを投げつけた。
 唸るように、咆えるように、切り裂きながら風を生んでバールが相手に向かって飛んでいく。
 5298: 晴天の間【2R行動開始】 サンドラ=ガンツ 2008/09/09 00:03:29 
こちらが放った無数の礫を次々と回避する様を見て、ふむ、と小さく呟く。

(ちょっと避けきれないくらいの数にしたつもりでしたが……。
 避けますか。これは厳しいですね……)

などと考えてるうちに、すべての礫がかわされてしまった。
その肌には傷一つついてない。

次の攻撃に備え、ハンマーを構えなおす、と。

「今度は石壁だけで避けられると思わないでくださいね。
……我が影よ、鋭き刃となり切り裂け! 影技・迅影閃っ!!」

先ほどこちらが放った飛礫から、無数の刃のような影が放たれる。
避けたときか、それとも氷のほうに何か細工がしてあったのかはわからない。
 5299: 晴天の間【2R行動継続】 サンドラ=ガンツ 2008/09/09 00:04:39 
唯一つ、回避しようがないというのはわかっている。
とはいえ。

(早い。防御も……間に合いますかね、これは)

「イメージ、ラウンドウォール」

がりりり、と周囲の地面を引っかくようにハンマーを滑らせると、自分自身を包み込むようにして石壁が形成される。
そして、完全に包み込んだ直後、影の刃が壁に突き刺さる。
が、先程の壁と違い広範囲に展開したせいか、完全には防ぎきれずに数本が貫通して中に消えていく。

影の刃が通り過ぎ、ぼろぼろになった壁が崩れた、その中には。
四肢の一部を石化させ、額と心臓を庇う様にして座り込むサンドラの姿。
その石化した四肢に、貫通した影の刃が突き刺さっている。
 5300: 晴天の間【2R行動終了】 サンドラ=ガンツ 2008/09/09 00:06:47 
「危ない所でした、本当に」

刺さったままの刃を引き抜くと、元に戻った肌から血がじわりと滲む。
石化してても、肌は肌なので刺されば怪我になる。

「さて、と。お返しです。
 イメージ、アースウェイブ」

壁の残骸を渾身の力で掬い上げるように殴りつけると、今度は飛礫ではなく、地を這う衝撃波となってミアの方へ走っていく。

更に。

「おまけです。
 イメージ、ロックランサー」

壁を殴った銀槌を、殴った勢いそのままに一回転させ、後ろの地面へとたたきつける。

ミアの近くの石畳がごとりとゆれて石柱となり、衝撃波と十字を描くようにして挟み打つ。

「これも、避けられますか?」
 5303: 牢獄の間・3ラウンド行動開始:藻 魅麓 2008/09/09 00:13:47 
核熱の柱がストライクを捉える

発生する熱量はおよそ1000万度、石とて煮沸、気化する高熱
たとえ精霊喰らいとて…

『スペルセット/耐熱・レベル10』

加速させる為にプラズマの制御を全て核熱の柱に回すと同時に
ストライクがスペルをセット、そして柱に飛び込む

「まさか、食べる気?」

予想は事実
核熱の柱に飛び込み熱を喰らう

カードの亀裂が広がる

スペルが…破られる?!

『反撃の時間だ』

核熱の柱が食い尽くされ…いや、ある程度は異世界に送還されたか
そこに立つは無傷のストライク
 5304: 牢獄の間・3ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/09 00:14:04 
『セット、ブーストステーク!』

鉄杭が打ち出される
高火力スペル終了時の欠点、スペル制御に全能力をまわす以上、回避が遅れる

つまり

本来ならば見てからスペルの発動を行うことで防げる、が
現状は無防備状態

鉄の杭が胸を貫き飛ばされる、藻の総体だけに痛みは無いが…

撃鉄の音が聞こえる
この状態で二段目を受けるのは不味い、幸いカードはかろうじて敗れていない
ならば…

「SpellBreak!」

鉄杭の射出被害を全てカード側に吸収させ、スペルを終了させる
カード1枚と戦闘続行不能、秤にかければ安いもの

砕け散るカードと共にステークは勢いをなくし、そのまま地に落ちる
 5305: 牢獄の間・3ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/09 00:14:23 
「よいしょ、と」

格子に打ち付けられた背中をさすりながら立ち上がる
胸に開いた穴は不恰好だが戦闘継続に支障は無い


「とりあえず、1枚目」

もう一枚のカードを取り出す

「流石戦闘精霊…だけど、今度の札は一味違うよ」

頭上に掲げ、2枚目の札を宣言する

~SetSpellCard~「「蝕札」現世と虚構の狭間」
 5306: 牢獄の間・3ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/09 00:14:45 
視界を蒼が、白が、黒が錯綜し、世界が乱れる
しかしそれも一瞬
再び見える風景、そこは牢獄の間

「アクセス…藻界第137階層、悠久の顔」
「神姫「エタニティフェイス」開放」

右腕を空に突き出すと虚空より巨大な剣が現れ、手に収まる

「さて、魅せてあげる このスペルの能力」
「記憶の欠片から始まる能力」

無表情な顔に笑みが宿る
 5307: 牢獄の間・3ラウンド行動終了:藻 魅麓 2008/09/09 00:14:59 
「記憶の欠片…再生、対象…」

「ストライク・フレア・ジハード」

対戦相手の名前を、いや その前世の名前を呼ぶ
示すところは…

「エタニティフェイス、変換」
「リボルバーステイク、レプリケータ…」

大剣が変形し右腕に装着される
その形はストライクのステークに酷似

「リボルバーステーク…パイル・バンカーっ!」

下腕部より鉄杭が延び、加速された拳がストライクに向かって突き進む


~記憶を操る程度の能力~
 5313: 晴天の間(ジャッジ) 茜色のローブの仔猫 2008/09/09 00:26:16 
あわあわあわあわヽ(´ー`)ノ


ヽ(´▽`)ノあーれーーーーー

あまり俊敏とは言えない動きで、大忙しの仔猫が跳ねまわる
茜色のローブが舞い、帽子に流れ弾が貫通したりする

…が、不思議と直撃弾はない
「まるで、あらかじめすべての軌跡を知っているかのように」
子猫は無数の影の刃の間を歩き抜けると、
ぺたんと床にへたり込んだ

ギルさんひどいですよー
いくら「私のことを判っているから」って
予算節約で、
私は防護障壁ナシですか~ヽ(´▽`|||)ノ
 5323: アマポーラのティータイム ギルヴィッド 2008/09/09 01:11:23 
受付嬢アマポーラは、一段落がついたら自由にせよという主の命令に従い、人間のようにティータイムを楽しんでいた。

「おや…これは晴天の間の…」

審判許可証がおきっぱなしになっている。

「…此れがなくては、審判防護障壁、移送ができませんと説明書を…」

振り返る。

「…私忘れていましたね。主の行動命令から外れていたようです。インフォメーションとコマンドは別ですから」

行動の修正を主人に要求すると

「次からそうなるようアナウンスしておきたまえ。まあ大丈夫だろう」

そのような回答が帰ってきた。

アマポーラは気にせずティータイムを楽しむと、そのとおりにしたという。(受付スレ参照)
 5354: 牢獄の間・4R行動開始:S ストライク・G 2008/09/09 19:12:56 
~SetSpellCard~「「蝕札」現世と虚構の狭間」

瞬間、視界が乱れ足が止まる。
出現する巨大な剣に警戒したのも事実だ。不用意には近づけない。
切り札を切る頃合か……思考に沈んだ精神を相手の声が引き戻した。
「記憶の欠片…再生、対象…」
「ストライク・フレア・ジハード」

――何っ!?

紛れも無い自分の名前、そして――死ぬ前の自分の武装に完全に思考がフラットになる。
結果……

「グッ!?」

無防備な腹が貫かれた。
人間や多くの種族が内臓ほ持つが、自分にとっては例外だ。そして同時に血も存在しない。吐血する事も無いのだ。だから、傍目からではダメージの大きさはわからない。
 5358: 牢獄の間・4R行動終了:S ストライク・G 2008/09/09 19:21:16 
腹部の臓器を狙った突撃、そしてパイルバンカーでの連射。
どれも俺が生前に得意としていた戦法である。
となれば、今度は輪動式炸薬を用いた連射がくる。
ならば……

『能力行使/セルフ・バーニング』

腹部に突き刺さったパイルバンカー……否、相手の義手を掴もうと手を上す。
同時に、自分自身を燃焼させ炎の鎧を作り出す。
鎧と言っても、ただの炎。物理攻撃を防ぐ力はない。だが、攻撃防ぐ物ではない一種の反撃技だ。

「不知火、は……使わせん!」
 5376: 晴天の間【3R行動開始】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/09 20:59:56 
(仕留めたっ……いや違う…これも防がれたか…!?)

自らを抱きしめるように座り込んだサンドラの四肢に刺さった影の刃…
だが石化した四肢の傷は致命的なモノではなかった。

「…自らの身体を石化させて防ぎましたか…驚きましたね。
仕留めるつもりで放った一撃、そう軽い物でもなかったのですけど…ね。」

(予定より魔力の消耗が早い、雛から借りるか…
いや、ここは戦場ではない、練武でやることではないな…)

左手の薬指に嵌った絆の指輪に目を落とし、フッと微笑む。
それが隙となった。素早く体勢を直したサンドラが次の攻撃態勢に入っていた。
 5378: 晴天の間【3R行動継続】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/09 21:01:49 
「さて、と。お返しです。 イメージ、アースウェイブ」

槌に打たれた壁であった物が地を這う衝撃波となり襲い来る。
甘いな…即座に纏った風を制御し、身体を浮かせる。衝撃波が這うのなら
触れなければいい…そう判断し、すぐに過ちだと気づかされる。

「おまけです。 イメージ、ロックランサー」

声に、そして鳴り響く槌の音に呼応し、側面に生ませる死の気配。
地を離れた身体は素早く機動出来ない。浮かせるのに使った風も
所詮は補助魔術…それ自体が大きな力を持ち得ない……ならば!
 5379: 晴天の間【3R行動継続】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/09 21:03:15 
氷雪の刃を直下の床に放り落とす、突き立った剣の柄を足場に後方へトンボを切る。氷雪の刃は左右から襲い来た石柱に挟まれ、衝撃波に襲われ砕け散った…が、なおも進み来る衝撃波に素早く迎撃の魔法を放つ。

「絆の指輪…凍りし時の結界よ。楯となりて彼の者を阻め!」

身体と衝撃波を間に氷壁が生まれ、衝撃波を受け止め霧散する。

「あらら…割と気に入っていたのですけどね…
まぁ今までよく保っていた方でしょう。さてと…」

左手を胸まで上げ、空へ向ける。そして右手は顔の前で何かを掴む仕草。

「魔導器カイゼルオーン起動…アポートスタンバイ。
蒼き細剣『ラキスラセス』、紅き短剣『パミラカミラ』リミットオフ。」
 5380: 晴天の間【3R行動終了】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/09 21:04:01 
絆の指輪から虚空が生まれ、右手を包む。右手は虚空より細剣を引き抜く。

  久しいな我が主よ。我を使う程の相手に恵まれたか?

「うるさいわね。使ってた剣が折れちゃって仕方なくよ仕方なく
 戯れ言を抜かす暇があるなら早くもう一振りを寄越しなさい。」

  ククク…我を呼んだからには愉しませて頂かねば…そら受け取れ。

左手に生まれる確かな感触。それをもう一度確かめるとサンドラに声を掛ける。

「お待たせしちゃいましたね。これが一枚目の切り札。
『影渡りの氷姫』の双刀の舞、お気に召されましょうか…」

腰をやや落とし、左手をやや前に、右手を下に向けるとサンドラを見つめる。
 5477: 牢獄の間・4ラウンド行動開始:藻 魅麓 2008/09/09 23:28:21 
同じ技の使用、それはアイデンティティの強奪
それは思考を惑わせ、一種の隙を作る
固有の技であるほどその困惑は高い

その一瞬を見逃さず、ストライクの腹へステークを叩きこむ
この威力は使用者本人が把握しているはず

「チェックメイト」

パイルバンカーの連射を行おうと撃鉄を起こす、だが

『能力行使/セルフ・バーニング』

ストライクがその身を燃焼させ、ステークを掴む

(…誘爆する!)

炸薬を使用する以上、それに火を加えられると爆発の危険は十分に
そしてストライクを覆う炎が炸薬に引火し、爆発する
 5479: 牢獄の間・4ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/09 23:28:40 
視界が白く染まる

数秒の時を置き、煙の中からそして右上腕部が吹き飛んだ魅麓が飛び出して来る。
その切断面は緑色の藻が蔓延り、異形である旨を主張している

煙の晴れた先には五体満足(実際の被害は不明だが)のストライク

「しくじったなぁ…でも、ジャッジがギルさんってこと」
「そして、今発生している札が記憶を操れること」
「これはボクにとってかなり有利」

壁を背に左手を掲げると再度虚空から大剣が姿を現す

「さてと、優雅にしてるけど」

牢の外で優雅にワインを潜らせる黒衣の伯爵を横目で見る

「記憶は繋がりを持って一つに、記憶の欠片の再生は、繋がる全ての記憶へ」
 5480: 牢獄の間・4ラウンド行動終了:藻 魅麓 2008/09/09 23:28:57 
「記憶の欠片…再生、対象…」
「ギルヴィッド」

ジャッジの名を呼ぶ、紡ぐ記憶は

「スキル、レプリケート」
「高速再生、及びシャドウサーバント」

右上腕部の藻が激しく動き、再生を開始する

「不知火は、片手じゃ流石に撃て無いからね」

剣で地面を撫でると影が盛り上がり、人の形を取る。

「再生が完了するまで、これで時間稼ぎさせてもらうから」

そこに現れたものは影の従者
シャドウサーバント…
 5486: 鏡面の間(ジャッジコメント) 鳴神十蔵 2008/09/09 23:50:45 
鏡の間。

ジャッジを務めている男は、一瞬動きが止まる。
時間にすれば、コンマ数秒。

何に驚いたのか?

試合場にいる一人の選手。ミュルシャ嬢に。

何故?

変身したからだ。しかも、手にはバールが握られている。


「なるほど、なるほど、実にミュルシャ殿らしい。それに…」


(意外や意外、あのバール、意思を持ち、中々の魔力を秘めている。)


「ククク…ジャッジを引き受けて正解であったな。
面白い試合になりそうだ。」
 5502: 牢獄の間・ジャッジ ギルヴィッド 2008/09/10 01:12:10 
己の能力のコピーを見せ付けられるとは。

「ヵヵカカカ…!これは愉快。だが中々サーヴァントを使いこなすのも難儀ですぞ。虚実自在であるが故に」

闇を魔力で加工した作り物。複雑さに比例して強度が決まる。

「さてどう運用されるのか。模倣魔は運用こそが肝心」

一つ注意せねばならない。ストライクは私との戦闘経験が豊富であるという事を。
 5513: 鏡面の間 2R行動開始 リュミヌー 2008/09/10 02:03:58 
「一度戦場に立ったならッ、待ったなしの勝負です!
 さぁ、風紀を乱すトータスブルグ悪の四天王!
 この風紀委員長ミュルシャが成敗してさしあげます!」

煙の中に見える少女は血塗られた釘抜きを正眼の構えに、ででん、と見得を切る。
すっかり見せ場を取られた女は思わずうろたえ、苦し紛れに言い返そうとするが――

「大見得切っちゃってっ……時代劇の見すgぅわっ!!」

少女はお構いなしに体をひねり、全力で手にした釘抜きを投擲する。
女が顔面めがけて飛んでくる釘抜きにとっさに身をかがめると、すさまじい音を立てて背後の鏡が崩れ落ちる。もし直撃したらと考えるだけで、女の頬に冷たいものが伝う。
 5514: 鏡面の間 2R行動終了 リュミヌー 2008/09/10 02:06:51 
「でも、いきなり武器を手放しちゃってよかったのかしら?」

再び女が床に手をつけると、女を囲むように生えていた鉄筋が床に引っ込み、女の背後から釘抜きが衝突した壁までの床に引っ込んだ分の鉄筋が次々と生えてくる。
密集した膝丈の鉄筋は武器を拾うことも、移動も十分に阻害しうると期待しての行動だ。

「天魔、守地、切り替えなしで、どんどん行きますよ!」

女は床に手をつけたまま集中を続け、間髪いれずに穴だらけの床に散らばる鏡の破片を浮上させる。

「硝子と鏡の地吹雪よ!」

大小さまざまの無数の鋭利な破片が、少女を切り刻むべく飛んでゆく。
 5515: 晴天の間【3R行動開始】 サンドラ=ガンツ 2008/09/10 02:10:01 
(む、なるほど、そう避けますか……)

追加の石柱に気づき、いったん浮かせた体を剣を足場にして後方へ退避する。
衝撃波も、その後に現れた氷壁で相殺される。
足場にした剣は粉砕できた、が。

「お待たせしちゃいましたね。これが一枚目の切り札。
『影渡りの氷姫』の双刀の舞、お気に召されましょうか…」
「……やはり、まだ隠し持っておられましたか」

霧散した氷壁の奥で、両の手に一振りずつ握られた剣を構えるミア。
先ほどの刀とは違い、魔力、というか、精霊が宿っているというのか。
何か、不思議な力を感じる。
今は攻撃を仕掛けてくる様子はなく、ただ構えているだけだが。
 5516: 晴天の間【3R行動継続】 サンドラ=ガンツ 2008/09/10 02:10:49 
出来れば、このまま距離をとっておきたいところだけど。

(切り札というからには今までと同じ筈がないし。
 それに先ほどの「影渡りの舞」という言葉……。
 仮に私の地中移動と同じことが出来るなら、一気に間合いを詰める事も……)

遠くからの攻撃を続けていても、今までと同じように何らかの方法で防がれ、避けられるだろう。
こちらの魔力も、そう多くはないので遠からず力尽きる。
このままでは消耗戦となり、埒が開かない。

(それでは、見てる方々もつまらないでしょうし、ね)

ならば、こじ開ける。
 5518: 晴天の間【3R行動終了】 サンドラ=ガンツ 2008/09/10 02:12:24 
額の宝石――実はこれが、人の身体と精霊核を繋ぐ中継点である――が一度強く光り、銀槌に集めていた地形操作の力を四肢にも分散する。
魔法自体の威力は弱まるが、近接戦闘ならこちらの方が都合がいい。
腰を深く落とし、右足を引いて両の手に銀槌を構え直し。
引いた右足で、思い切り石畳を叩く。

宙へ飛び出す、ためではない。

足元の地面が爆ぜ、自分自身を石畳ごと吹き飛ばす。
吹き飛ぶ先は、当然計算してある。
高速の中空にて銀槌を振り上げ。

「せえええいっ!!」

目標――ミアに向かって、銀槌を振り下ろす。
 5621: 鏡面の間 2R 行動開始:みゅる ミュルシャ 2008/09/10 16:51:02 New!  
 少女の思考は固まっていた。

「でも、いきなり武器を手放しちゃってよかったのかしら?」

 大見得を切って、武器を投げ、それから気付く重大事実。
 相手に言われてから思い直せば、最初の一撃で武器を手放すとは何たる事か。
 あちゃぁ、などと顔をおさえた時には、もう遅い。
 先ほどまでは相手の周りを防御するように張り巡らされた鉄筋が
 壁に突き刺さったエクスカリバールの道を塞ぐように現れたのだ。

「そんな密林はいりません!」

 どうにかしてエクスカリバールを取ろうとして駆け出す。
 駆け出して、運の悪さを少女は呪う。

「どんどん行きますよ!」

 相手がおかしな魔法を発動させ始めたのだ。
 5622: 鏡面の間 2R 行動継続:みゅる ミュルシャ 2008/09/10 16:51:35 New!  
 がばっと両手で顔をおさえただけが精一杯。
 ガラスの破片が髪の毛を切り落とし、服を破り、肌を裂く。
 服のお陰で足以外に傷は目立たないものの、整えられたナインテールは所々ほつれている。

 「ぅ、うーっ、うー!」

 痛みをこらえ、恥ずかしさをこらえ、涙を浮かべて相手をにらむ。
 口ごもった言葉は罵倒か、それとも泣き言か。
 尤も、泣き言をいうくらいなら最初からこんな場所には来ない。
 そして、言えるならばそもそも魔法少女などにはなっていない筈なのだから。

「ま、負けません!」

 手を合わせ、顔を恥ずかしさで赤く染めながら叫ぶ。

「お願い、エクスカリバールッ!」

【委細承知ッ!】
 5623: 鏡面の間 2R 行動終了:みゅる ミュルシャ 2008/09/10 16:52:07 New!  
 ジャッジの考察は正に正解だった。
 碌な魔法が使えない闇エルフが、変身魔法少女となる。
 ならその原因は外部にしかありえない。
 地獄の閻魔の如く響き渡る重低音の声。
 かと思えば、ガタガタと壁が震えだし、目を疑うような出来事が起こる。
 バールのようなものが自力で壁を抜け出し、少女の手元へと飛んでいったのだ。

「正義は負けません!
 投げてダメなら直接打撃!」
【正義執行、一撃打突!】

 少女が駆け出す。
 魔法の痛みは既にない。
 浮かべた涙は、駆け出した時に流れ消えた。
 魔法を放ち、目をしっかりと開いて、バールを思い切り振りかぶり、相手へと肉薄する。
 5657: 牢獄の間・5R行動開始:S ストライク・G 2008/09/10 20:09:29 New!  
硝煙の煙に包まれている間に体内の蓄積ダメージを検査する。
腹部に風穴が開いた以外は問題は無く、腹部のダメージも先ほど得た魔力で回復に当てれば完治せずとも動きに支障は出まい。
……? 腰の辺りに違和感。何か自作した機械とは別の物が埋まっている。身体と融合しているある種のジェネレーターだろうか?
まぁ、いい。

『武装転送/天魔剣・呪星』
 5661: 牢獄の間・5R行動終了:S ストライク・G 2008/09/10 20:19:09 New!  
天魔剣・呪星。ダンジョンを探索していたら偶々見つけた剣である。
天魔剣の名を関してこそ居るが、ただの無数のレプリカの一つに過ぎない。だが……

「いいセンスだ。ギルさのサーバントとは相性が良い」

向こうも此方も時間稼ぎが必要。ならば此方も乗るとしよう。
呟きと共に、サーバントへと斬りかかる。

「この剣には魔力を中和する力がある。サーバントを斬るには良い武器だ」
 5669: 晴天の間【4R行動開始】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/10 20:58:57 Sage 
双刀のカイゼルオーン…これを構える度に沸き上がる衝動がある。
そして切り札と言った訳もそれに尽きる。

それは、双刀の正体がネバーランドに流れ着いたとき、
忌まわしい過去と共に切り離した、自らの殺戮衝動だからだ。



肉を切り刻む感触を…

物体から溢れ出す紅き血潮を…

そしてなにより…自らが他者の時を終焉に導く快感を……



(押さえ込め…殺戮の時ではない。身体よ応えるな…)
 5670: 晴天の間【4R行動継続】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/10 21:00:33 Sage 
理性で本能を押さえ込む。が、すべてを押さえ込むことは出来ない…金と蒼の双眸は充血したように紅く染まり、口元には押さえきれぬ冷笑が浮かぶ。
対峙するサンドラを切り刻みたいと内から声がする…

轟音…舞い上がる石畳、それに伴う土煙…そして迫り来るサンドラ。

「せえええいっ!!」

迫り来る勢いそのままに銀槌が振り下ろされる。
それは違うことなく冷笑を浮かべたミアを捕らえた。

サンドラは伝わる感触に違和感を覚えただろうか?
笑みを浮かべ動かぬ相手に違和感を感じただろうか?

スゥ…と、銀槌が捕らえたミアが消え失せる…同時に背後に出現する気配。
銀槌を振り切ったままのサンドラを背後から抱きしめる。
 5672: 晴天の間【4R行動終了】:みあ ミア=フェンリル 2008/09/10 21:02:01 New!  
「うふふ…貴女から来てくれるなんていい子ねぇ。ご褒美にどうして欲しい?
切り刻まれたい? ワルツでも踊る? それとも……」

赤く濡れた唇をサンドラの首筋に持っていき、カプッ…と甘噛みする。
サンドラはその行為をどう感じたか表に出さぬまま身体ごと回転し、銀槌を振り切る。ミアは素早く体を離し、槌は空を切る。

「そう…切り刻まれるのをご所望なのね。うふふ…趣味が合いそうで嬉しいわ…
さぁ舞いなさい。その肌が赤く濡れるのはさぞ美しいでしょう…ふふふ。」

細剣で一撃、短剣で追撃、細剣の刃を返し一撃…防がれるのも気に留めない、斬撃は次第に速度を増していく。
 5677: 牢獄の間・5ラウンド行動開始:藻 魅麓 2008/09/10 22:46:06 New!  
「高速再生、及びシャドウサーバント」

影の従者を生成する

影から従者を作り、手足のように動かせる術
時間稼ぎにはもってこい

『この剣には魔力を中和する力がある。サーバントを斬るには良い武器だ』

天魔剣・呪星で切りかかってくるストライク。
だが、これぐらい

従者に命令を出し、回避を行わせようとするが

クシャッ

いきなり足が折れてつぶれる

「…あれ?」

そのまま難なく切り飛ばされるサーバント

「…もういっかい」

再び人型のサーバントを作るが、やはり動こうとすると足が折れて崩れる
 5678: 牢獄の間・5ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/10 22:49:06 Sage 
『ヵヵカカカ…!これは愉快。だが中々サーヴァントを使いこなすのも難儀ですぞ
虚実自在であるが故に』

牢の外で笑うギルヴィッド

…失策だ
記憶の再生は記憶と能力を複製できる
但しそれを扱う習熟については引き継げない
つまり…ボクじゃこれは扱え切れない代物か

でも、時間稼ぎに使うなら…

影をただの丸い物へ変化
強度、火力は格段に下がるが複数、いや 大量に召還すれば時間稼ぎには問題ない

無数の従者を生成し、それを連続でストライクへ向かって突撃させる
辺りが影にそまり、対象が見えないが流石にこの威力で戦闘不能は起こりえないだろう
交わすか、叉は切り捨てるかしてるはず

これで時間は稼げる
 5679: 牢獄の間・5ラウンド行動継続:藻 魅麓 2008/09/10 22:50:14 Sage 
本来、召還系の能力は魔力の消耗が大きい
普通ならばこれだけの量を休みなく召還すればすぐに魔力切れになるだろう
だけど、今の状態ではボクの魔力切れは決して起こらない

記憶再生は他人の能力を奪う物
その性質上、魔力配分は上手く行えない
そのため、このスペルカード発生時には藻界―本体が存在する世界―
と一時的に場を繋げた結界を作り、無尽蔵の魔力を供給可能にする
結界さえ破壊されなければ

流石に本体がダメージを受けたのは札へ跳ね返るが
魔力切れと言う無様なことは起こりえない

浮かぶ札を横目で見る
本体に来たダメージが流石に跳ね返っているため細かい皹が入っている

「…あまり、残り時間が無いかな」
 5680: 牢獄の間・5ラウンド行動終了:藻 魅麓 2008/09/10 22:50:28 Sage 
サーバント(?)の召還を停止させる
記憶再生の欠点は、別人の能力を同時には扱えないというものか

とりあえず時間稼ぎの合間に右腕の修復も完了、次でけりをつける


「記憶の欠片…再生、対象…」
「ストライク・フレア・ジハード」

「モード…斬城刀・不知火」

大剣を正中段へと構える
 5703: 晴天の間【4R行動開始】 サンドラ=ガンツ 2008/09/11 02:01:51 New!  
振り下ろした銀槌がミアを捕らえた、と思った瞬間その姿が消え、背後に気配が生まれる。
これは想定通り。後は銀槌を地面に……。
と、思考を巡らせていると。

銀槌で地面を叩く前に、背後から抱きしめられる。
一瞬投げ、かと思った、が。

「うふふ…貴女から来てくれるなんていい子ねぇ。ご褒美にどうして欲しい?
切り刻まれたい? ワルツでも踊る? それとも……」

何か、熱を帯びたような声とともに。
カプッ……と、生暖かいものと、硬度のある何かが、首筋に押し当てられる。

ぞくん、というソレまで感じたことのない感覚とともに、一瞬思考が停止し。
未だ捕われているという事実により、急速に思考が復旧する。
 5704: 晴天の間【4R行動継続】 サンドラ=ガンツ 2008/09/11 02:02:24 New!  
振りほどくために全身を捻り、銀槌を振り回すが、あたらず銀槌は空を切る。
と同時に、片手を先ほど何かが当たったあたりに押し当てる。

(傷は……ない。今のは……口と、歯?
 噛まれたのに、傷がない……、傷つける気がなかった?
 何故、何のために……)

表面上は平静を保っているが、内心は相当混乱している。
その為。

「さぁ舞いなさい。その肌が赤く濡れるのはさぞ美しいでしょう…ふふふ。」

細剣での初撃に反応が遅れ、肩口に深々と突き刺さる。
動転していたため、石化もできなかった。

「ぐっ……!?」

次いで2撃、3撃ときりつけられるが、こちらはハンマーの柄と何とか石化した手で捌ききる。
 5705: 晴天の間【4R行動終了】 サンドラ=ガンツ 2008/09/11 02:02:48 New!  
が、攻撃の手は休まらない。
やはり、手数では分が悪く、防ぎきれなかった斬撃が肌と服を少しずつ裂いて行く。


(落ち着け……、ここは、一旦距離を……)

いつの間にか紅く変じていたミアの双眸と口元の冷笑が、何とも楽しげに見える。
連撃の一瞬の隙を突いて大地を破裂させ、とりあえず攻撃の届かない距離に退避する。

(そして、まずは牽制を……)

地面をドン、と強く踏みつけると、付近の石畳が2,3枚、ふわりと浮き上がる。

「イメージ……ロックフレイル」

浮き上がった石畳を、今度はハンマーで横から殴りつけると。
石畳が鎖付の石球のような形に変じ、ミアの四肢や首に向かって飛んでいく。
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