前回まるでツーリングのフリをしました。
その続編です。
もう、朝光寺さんへの畏敬の念のブログとしてもいいくらいです。
なんたって、触れる国宝!
では、ちょっと中までで入ってみましょう。
槍カンナとはこういうものですね。
ああ、シブい工具です。
奈良時代あたりから、室町期くらいまでは、
基本的にこれみたいですね。荒々しいかんじもたまりません。
それで削られた床板がこちらです。
ああ、シブい。。
ここに上がれるんですよ。
無断でというか、遠慮しながらも、ありがたく入れるわけです。
さすがに、入っちゃダメなところはありますよ。
ご本尊の鎮座されている空間です。
カメラは向けていません。
柱には、いろんな時代のが使われていますね。
こういう建築は、どっかのお寺から部材を調達したり、
新しく作ったり、いろいろやってるわけです。
一種の公共事業でもありまして、不作の時に農民の仕事にしたりもしてたんです。
これは、京都もそうですね。
安く使える人件費、仕事のない不満を解消して恩を売るチャンス。
治安もよくなり、寺が榮える。
まさに、公共事業ですね。
ざっと1000年前の建築に、こんなに気軽に入れていいんでしょうか!
荘厳な空気を堪能したので、外に出ます。
唯一の注意書きが、この小さな立て札に書かれています。
「土足禁止」
まあ、そりゃそうです。
当然です。
そして出ると屋根の裏に圧倒されます。
複雑な垂木が美しい。。
ああ、素晴らしい。
何度も言いますけど、これで無人ですからね!
奇跡でしょう!
さあ、どうです。
こんな国宝はそうありませんよ。
しかも、ドのつくマイナーさです。
そして近所には、新興勢力の「念仏宗」もあります。
迷い込まないようにして下さい。
興味本位で行ってみたことあるんですが、入り口に「道の駅」みたいなのがあり、
うどんとか食べられます。
でも、100万円の仏像とか売りつけられそうになります。
信者さんしか入れないらしいのですが、ゼネコンが作ったという
凄い木造のでっかい寺院が見えます。
行くかどうかは、自主判断で。。
さあ、お待たせ!Z君。
日のあるうちに、おうちに帰ろうか!
それにしても、君は大きいねえ。。
さあ、美味しいアイスでも食べて帰ろう!
面白いマスターがやってます。
なんで、こんなところで?と思う場所ですが、
行きづらくはないですよ。
8マンおすすめです。いわゆる、ジェラード系です。
(仏心、いたるところに眠る。清々しい気持ちで、さあ遠慮なくクリックだ!)