難病女子の心の裏側日記

心の裏側全部出します。人生悩むこといっぱい!でも楽しいこともいっぱい!

色んな意味で忘れられない男の話。【結婚初期編】

 

こんばんは、木ノ下コノキです。

 

 昨夜こんな記事を書きました。

kinoshitakonoki.hatenablog.com

 

今日は結婚初期の話。

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 結婚に至るまでが早すぎた私たちですが、無事両親への挨拶も済み(彼氏居たことすら知らなかったから、かなり驚かれました)、すぐに一人暮らしの彼のアパートに引っ越し、入籍したかった日付まで2ヶ月あったので、それまで同棲生活となりました。

 

 

入籍後、待望の赤ちゃんを身籠りますが、2ヶ月ちょっとで流産を経験。この悲しみからしばらく立ち直ることが出来ずにいました。彼も同じ気持ちでいると思っていたのですが、そうでは無かったみたいです。

 

 

きっと私がいつまでも暗い気持ちで生活していたからでしょうね。

 

「こっちは疲れて帰って来てるんだから、そんな顔で居られたらさらに疲れるよ!」

 

と怒鳴られました。(言ってることはその通りなのですが、ね)

 

それから、なるべく明るくしようと彼の前では努めていましたが、毎日が辛かったんですよね。気持ちが前を向かない、というか。

 

「家に一人で居るからおかしくなるんだよ。働きに出たら?」と言われるまま、近所のスーパーでパートを始めます。働いている間は忙しさから忘れていられますが、ふとした時、急に思い出して涙を流すようになりました。

 

 そして、それを機に

何に関しても強く言うようになった彼

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それはそれはもう、こんな風に。怖かったですよ。本当に好きで結婚したハズなのに、新婚のハズなのに楽しさはあまりありませんでした。

 

彼はもともと潔癖で、部屋はいつもピッカピカだったし、当たり前だけど料理人の彼はプロレベル(プロだからね)の料理でほんとにすべてが完璧。私は今と違って料理も人並みに出来るか出来ないか程度で、片付けも掃除も苦手でした。

 

毎日、料理のダメ出し、掃除が行き届いてないことを怒られるようになりました。朝に掃除しても生活していると髪の毛が落ちたり、埃が出たりするじゃないですか。彼が夜中に帰ってきて髪が一本でも落ちていると怒られる。そんな生活でした。

 

こっちはパートだけど仕事行く前に掃除して、働いて帰ってきてから夕飯の準備して、彼が帰って来るまでは自由時間だったけど、気になる所を再度掃除して帰りを待って...という本当に疲れる生活。

 

こんな感じだったので、いつの間にか流産の悲しみから開放されていきます。

 

結婚して半年が経つころ、「家を買おうか」の話が出てきて、物件を見に行くようになり、中古である物件を買いました。そこは結構広い庭のついた一軒家。大きな花壇と前の人が残していった物置と車が3台くらい置ける駐車場がついている。二人暮らしには無駄に広いがいずれ彼の両親も住むから、と3LDKを購入。

 

中古を買ってリフォームするとほんとに安く出来ますよね。て話ずれちゃうから置いといて、無駄に広い(リビングだけで20畳くらい?w)から、掃除も大変。今までの1DKでも怒られていたのに、これからどうなってしまうのか...怖かったけど、意外にもここからコノキはレベルアップして行くのです。

 

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無料の料理教室と掃除の講師が一気に手に入る

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て、元旦那なんですけど、料理も掃除も片付けも実は彼に学びました。

 

「料理も掃除も人はきちんと習わないと出来ない」

んだそうです。彼談です。

 

必ずしも誰かに、って訳じゃなくて、本でも何でも、もちろん両親教えて貰うのが一番ですけど、人は知らないことは出来ないから、親に教わって来なかった人は片付けも掃除も料理も何も出来ないんだそう。

 

私も、そういえば教わって来なかったなーと妙に納得してしまいました(笑)

料理に関してだけ言えば、お米研ぐ以外教わってなかったし、お手伝いをしたかったけど、「危ないからあっち行ってなさい」と言われていたので包丁も握ったことがなかった。

 

二十歳から家は出ていたので、自分なりにはやっていたけどそれでも全然ダメだったんだと思う。

 

今まで、ある程度の料理はレシピ本見て作ってきたけど応用が出来なかった。書いてある食材がなかったら、何かを代用するっていう風に頭は回らなかったし、作るのも遅かったから、一日に何品も作って来なかった。

 

だけど、彼から習う事によって、基礎的なこと、野菜の切り方から始まり、魚の捌き方、お肉の筋の取り方、切り分け方、野菜やお肉などの保存方法...等、今まで知らなかったことを吸収していってメキメキ上達していく。

 

ご飯、汁物、おかず、副菜合わせて5品以上は作らないとダメ、お惣菜は一切使ってはダメ、というルールがあったので、それにならって毎日作り続ける。これは本当に修行以外の何者でもないわけで。

 

人はやり続ければ何でも出来るようになる!

 (やる気は大事ですけどね)

 

もちろん味や盛り付け方法なども沢山教えてもらった。さすがプロの料理人。ほんとここは尊敬出来るところだったなー。

 

元旦那的に、私に教え込んで「主婦の中での1番」を目指して貰いたかったそうなんだ。そうやってやる気を持たせたらやってくれるんじゃないかと思ったらしく、怒鳴ることは前よりは少なくなりました。

 

掃除や片付けも短い期間の中で、私の苦手なことを見抜き、こうすれば散らからないよっていうのを教えてくれたので言われるまま実践。スゴイ、ちゃんとキレイに保ててる☆彡って感動したものです。こんなに丁寧に片付けや掃除を習うのも初めてだった。

 

ちなみに、人によって掃除方法も片付け方法も得意不得意な分野があるから、一概にどれがいいとは言えないんだそう。だから色んな片付け本が存在するんですね。納得。

 

なんかもう、元旦那、料理人じゃなくてお掃除のプロでもやっていけるのではないだろうか。

 

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 喧嘩の原因はいつでも味(の好み)について

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レベルアップしたコノキは調子に乗って、自分好み(薄味)の料理を作り始める。

 

濃い味付けが好きな彼は毎晩「薄い!」って怒るようになりました。私は薄いのが好きなんだ!を私は私で主張していましたが、「こんなの食べれない」と残された時に、「もう作らないからいい」と一週間ボイコット(笑)

 

まあ、多分今まで彼好みを頑張って作って、好きではない味付けで毎日食べて来ていたけど、自分好みの味付けを覚えて、それに文句言われたのが嫌だったんでしょうね。恩を仇で返すっていうのはこの事?ですかね...。料理出来るようになって調子に乗っていたんだと思います、本当に。

 

この1週間のボイコットが今後の離婚原因に繋がるとはねー。

 

ここまでの感想。(人生を振り返る)

人生って終わってからじゃないと気付けないんだな。

 て、人生はまだ終わらないけど、何か終わってから気付くっていうことってあるじゃないですかー。終わってみたら、あぁ、だからこんな事になったのかーと気付くっていうか。

 

終わってから悔やんでも仕方ないけど、きっと別問題で彼はDV夫になったと思う。

 

 

怒ると怖いけど、料理と掃除に関してはホントにプロ。

 

ここが今でも体に染み付いてるから、これには感謝しかない。

 

じゃないと汚部屋街道まっしぐらだったかも知れません。

 

6年近くも体に叩き込まれたんだから、もう今はやらないと気が済まないくらいになっている。むしろ掃除は楽しいまでに来ている。不思議なもんだな。

 

 この続きはまた次回へ。

 

では!

 

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