先日、国連安全保障理事会にて北朝鮮に対する、
石油制限を柱とした経済制裁が満場一致で可決された。
その内容は、
①北朝鮮への原油輸出を過去12ヶ月分を上限として、禁輸
②石油精製品制限
③天然ガス輸出全面禁止
④繊維製品の輸入全面禁止
⑤北朝鮮労働者の海外労働、新規雇用禁止
などです。
ただし、核保有している北朝鮮に対して暴走を防ぐために『石油の全面禁油』『金正恩の海外資産の凍結』という二つの制裁案は見送られたと言われています。
北朝鮮が核保有国になってしまったことは日本の防衛大臣が先日認めています。
さて、ここからが本題ですが、
中国が秘密裏で北朝鮮を支援する理由は、
北朝鮮が崩壊すると中国にとって都合が悪いからです。
もし北朝鮮がなくなったら、中国は在韓米軍への警戒のため朝鮮半島に向け、大規模な軍を置く必要が生じます。そうなると、南シナ海に置いている軍を半減させるしかなくなると言われています。
北朝鮮の存在は、在韓米軍を抱える韓国との間に緩衝地帯を残しておけるという面で中国にとってメリットなのです。
ロシアも北朝鮮を秘密裏で支援していると言われています。なぜ支援しているのか、理由はロシア(旧ソビエト連邦)、アメリカの関係性にあります。
ロシアはご存じの通り、アメリカの経済制裁によって領土を削減されて、経済でもアメリカに大きく遅れをとりました。外交大国という伝統を生かし、アメリカを困らせる存在の北朝鮮を利用してアメリカを牽制したい目論みがあると言われています。
北朝鮮の核、ミサイル技術の飛躍的な向上はこうした、秘密裏で支援する中国、ロシアが技術を流しているからです。
中国、ロシアが裏で北朝鮮を支援する限り、石油などの密輸は行われており、経済制裁を加えても無意味なのです。
今後、戦争に発展しまう可能性は高いとも言われています。
日本はどうあるべきか、衆院解散し10月に予定される選挙は非常に重要だと思っています。
今回はここまで。最後まで読んで頂きありがとうございました(^.^)