傷だらけの悪魔 11話(連絡)12話(悪戯)13話(友達) 感想
COMICOで連載中の「傷だらけの悪魔」の友達編(11~13話)の感想です
傷だらけの悪魔 11~13話 登場人物
・葛西 舞 主人公 東京から田舎の高校へ転校したけど、クラスの女ボスみたいな人に目をつけられました
・小田切(玖村) 詩乃 昔、舞達の女の子グループに虐められていた女の子、舞へ復讐を誓いました。
・栄 千翔子 詩乃の現在の親友
・藤塚 優里亜 クラス内で力がありそうな女子
・名取 静 優里亜のお気に入り、子供っぽい。 舞に絡んでいたらウザがられて、舞が勢いよく閉めた扉に手を挟まれて号泣。ある意味「舞虐め」のきっかけをつくった人。(その後舞虐めに精を出す)
・神谷 ちはる 舞の中学・高校時代(転校するまで)の友達。派手目でクール、詩乃虐めの主犯
・越智 栞 舞の中学・高校時代(転校するまで)の友達。舞やちはるよりは地味目に描いてあるが、たぶん派手目女子。舞曰く「ちはるの腰ぎんちゃく」
傷だらけの悪魔 11~13話 あらすじ
11話 連絡 あらすじ
「友達のことどう思ってる?」と舞(冒頭のナレーション的なセリフ)
舞の机に落書きがされていて、舞はそれを雑巾で拭いている。
ほくそ笑む詩乃。
自分たちがやっておいて、知らん顔しながら舞に絡んでくる優里亜、静、恵那。
舞(心の中で)「くだらない嫌がらせ、だけど、これが毎日続いていったら何かが変わってしまうのだろうか、玖村のように」
絡んでくる優里亜達を無視して立ち去る舞だが、優里亜は舞のカバンをあさって舞のスマホからSNS(ツイッターと思われる)のアカウントを見つけ出す。
優里亜「こーゆーSNSってさぁ、結構面白かったりするんだよね」
そういう優里亜の悪さは知らずに舞、帰宅後昔の友達の栞とライン(作中ではLIME)
12話 悪戯 感想
前回からの栞と舞のラインの続き(途中から通話に変わっている)
栞は優しく舞の悩みを聞いて励ましてくれるが、電話を切るとすぐに笑いながらちはるに電話をかける。
翌日舞が学校へ行くと、自分のツイッターの中身がプリントされて黒板に貼り付けられている。
『なんか地味な奴と極端な奴の差すごい笑』『イモいわー』『東京かえりたい~』
優里亜「随分ディスってくれてんじゃん ねぇ? こんだけバカにされたらこっちだって仲良くする気無くなると思わない?ねぇ葛西さん?」
13話 友達 感想
舞の貼られたツイッターの内容を読んで爆笑するクラスメイト達。
優里亜「葛西さん、今の状況は自業自得でしょ?被害者ぶってんじゃねーよ、静にも謝らないし」
舞「あ・・・それは謝ろうと」
優里亜「いいよいいよ、いらない、そういうの、アンタがクズなのはよーくわかった、葛西さんあのね、ここにはもう、アンタを信用してる人間なんていないから」
落ち込んで校内の人気のない階段に座っていたら栞とちはるからラインが届く。
「きっと二人して面白がっているんだ」と思う舞。
舞(回想) 「私は何度もそういう二人の様子を見てきたし、そうやって他人を笑っている二人と一緒に他人を笑ってきた」
〝ちはるにも栞にも執着が無い、ただ楽だったから一緒にいただけ”と思う舞。
一方、詩乃
千翔子に気づかわれて頬を染めて嬉しそう。
再度、舞にシーンが戻って
舞「私には友達などいなかったのかもしれない」
傷だけの悪魔 友達編 (11~13話) 感想
舞の他人と距離を置きつつの人間関係作りが現れています。
ちはるや栞という昔の仲間も「友達ではなかった」と考えます。
「優里亜は積極的に舞を虐めだし、詩乃はそれを見てほくそ笑み、千翔子は詩乃の心配をする」という関係性ができあがりました。
この辺のストーリーは1編1編が短いので「感想」という程のモノは無いのですが
後のストーリーを知ってる人間としては読み返してみて「詩乃が狂ってない」とちょっとだけ衝撃を受けました(笑)
千翔子の言葉が心に響いて嬉しがっています。
優里亜は他人のツイッターの内容を黒板に貼ってみたり、他人の机に落書きしてみたり、小者臭がすごいんですが
まあ、この人が虐め活動をしてくれないと漫画にならないですからね。
「クラスの人望を集めてる女子」ではなくて「めんどくさいから関わりたくない女子」に見えるけど、どっちにしても舞の状況は変わらないので
ストーリーには問題は無い!