こんにちは、マグカメラです。
当ブログで僕のDfの写真を載せる際、チラチラ写る赤い円盤・・・気になってた方いらっしゃいますでしょうか??
この赤い円盤・・・Peak Designのアンカーリンクスという商品なのですが、先週行ってきた飯田線の旅にて改めて「便利だなあ」と実感したので、今回はこのアイテムについて紹介したいと思います。
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そもそもPeak Designって?
クラウドファンディングで大成功を納め、一躍有名になったアメリカのカメラグッズブランドです。
代表作はこのCaptureシリーズ
カバンやベルトにプレートを取り付け、カメラをクリップしておくことができます。
登山などで便利ですね。
また、カメラバッグでもクラウドファンディングで大成功していて、僕もバックパック20Lを愛用しています。
内部の仕切りが可変式という画期的かつ滅茶苦茶使いやすいカメラバック。
これはまたどこかでレビュー記事を上げたいですね。
Peak Design製品は、とにかくその着眼点がすごいんです。どの製品も必ず1つ驚きのギミックが隠されています。
これが無くて困っていたんだ、これが欲しかったんだ、という商品をちょうどつくってくれるメーカーというイメージです。
そのアイデアを知って、「ああ、自分はこれが欲しかったんだ」と気づきを与えてくれる、自覚していない需要を生み出してくれる、そんなメーカー。
で、今回紹介するアンカーリンクスも類にもれず、あると滅茶苦茶便利なアイテムなんです。
アンカーリンクスの機能とは?ざっくり解説します
パッケージはこんな感じです。
中にはアンカーリンクスと呼ばれる黒いホルダーが2つと・・・
アンカーと呼ばれる円盤が4つ入っています。
で、このアンカーはアンカーリンクスに「カチッ」とハマります!
(当然、外すのもワンタッチ)
これが機能の全て。
アンカーリンクスをストラップに取り付け、カメラのストラップ穴にアンカーを通すことで準備完了です。
もう分かりますよね。 アンカーリンクスはストラップをカメラからワンタッチで取り外し可能にすることができるアタッチメントなんです!!
アンカーリンクスがあればどんな場面で助かるの?
外出時と自宅でのカメラストラップの付け外しが簡単
部屋の中で小物撮影にカメラを使いたい時、例えばカメラを手にとって1枚撮影したらまた机に置くような場合。
わざわざストラップを肩や首にかけて撮影しないですよね?通常だとストラップをだらりとぶら下げて写真撮影する訳です。
すると・・・
こんな感じでカメラを下に向けて撮影するとストラップが写り込んでしまいます!
邪魔でしかないですね。
また、最悪なのが部屋に無造作にカメラを置くときにストラップが机から垂れている場合。
もう、本能的に危険な感じしかしません。部屋ではストラップを外しておきたいです。
でも普通のストラップだと、いちいち金具に通して、長さを調整して・・・とつけ外しが何かと面倒。
そんな時にアンカーリンクスがあれば、家にいるときと外出時でストラップのつけ外しがすぐできます。
三脚にカメラを載せる場合にすぐストラップを外せる
三脚撮影時もストラップ邪魔ですよね。
プラプラプラプラ・・・邪魔なだけならまだ良いですが、何か引っかかって三脚が倒れたら大惨事です。
それもアンカーリンクスがあればすっきりします!!
カメラバッグ収納時にストラップをすぐに外すことができる
カメラバックにカメラをしまうとき、意外とネックになるのがストラップのスペース。
カメラがすっぽりおさまるスペースを見つけてもストラップがかさばって入らない・・・なんてことが良くあります。
特に僕が使っているAcruのストラップには分厚い肩当てクッションがついています。かけている間は楽で良いのですが、収納時にかさばるのがデメリット。
これも、アンカーリンクスでワンタッチで取り外せるなら解決します。
かさばるといっても所詮はストラップ。カバンのどこか別のスペースであれば押し込むことは可能です。
カメラを出し入れする際にストラップ取り外しの手間が1手間増えてしまうので、基本はストラップをつけたままカメラスペースを確保したい所ですが・・・緊急時には助かります。
カメラレインカバーとの相性が最高!!
で、今回改めて便利だなあと思ったのが、レインカバーとの相性。
皆さんはカメラレインカバーって使用されたことありますでしょうか?
不意の雨にも対応できるこのアイテム、カメラマンの旅の必需品だと個人的には思っています。
使い方は簡単。カバーの中にカメラをしまい、両サイドの袖口から腕を通して構えます。
ただレインカバーの欠点の1つが、装着すると常に手でカメラを持っていないといけないということ。
なぜなら普通にレインカバーを装着すると、ストラップは片方の袖口から外に出す(か、カバーの中に入れっぱなしにする)しか方法がないからです。
この状態では肩や首から下げられませんね。
ただでさえ重い一眼レフ。普段は肩や首にかけているから成立するのであり、撮るとき以外の運搬時からずっと手で持っていいたら腕がパンパンになってしまいます。
これもピークデザインのアンカーリンクスがあれば・・・
レインカバー装着後にストラップをつけれるので、両サイドの袖口からストラップを通すことができます!!
これで雨の日も快適!・・・とはいきませんが、少なくともカメラの運搬だけで腕がつることはなくなります。
アンカーリンクスって基本的に「あれば便利」なアイテムなのですが、レインカバーとの組み合わせに限って言えば「なくては成立しない」必需品だと思います。
レインカバーを持っている人は絶対にアンカーリンクスを使うことをおすすめします。
紐でカメラを支えるってどうなの?
このアンカーを見たときに一番心配になるのが、この紐部分でカメラとレンズの重さを支えられるの?というところ。
購入する前は、僕もそれが一番の心配だったのですが・・・半年くらい使用してみて全くもろさを感じません。
それもそのはずで、この紐はDyneemaという超高分子量ポリエチレンを使用しているんです。
Wikipediaによるとこの素材は
ピアノ線の8倍に相当する強度を有するため、船舶用や登山・レジャー用ロープなどに用いられる
とのこと。
その他、ブルドーザーのブレードや戦闘用ヘルメットにも使われているそうです。
強度は折り紙付き!!
それに、もしも摩耗してきても、黒・黄・赤色3層構造となっているため、目で見て損耗度が分かるようになっています。
未だお目にかかったことがありませんが・・・
ただ、欠点として1つ挙げられるのは、紐の長さ分(4cm×2=8cmくらい)ストラップが伸びてしまうということ。
長さを調節できるストラップなら問題ありませんが、Acruはストラップ作成時にオーダーしたまま、長さを調節できません・・。
僕の場合オーダーをミスって、肩に斜めがけするには少し短い長さになってしまっていたので結果オーライですが、現時点でジャストサイズのストラップを使っている方はもしかしたら戸惑うかもしれません。
マグカメラ的まとめ
ということで、今回はストラップの脱着を1タッチ化するPeak Designのアンカーリンクスのご紹介でした。
あれば、様々な場面で楽になりますし、レインカバーを付ける際には必須アイテムです。
値段も2,500円くらいでそんなに高くないので、カメラを持っている方は是非買ってみては如何でしょうか。
今回はここまでです。ご拝読頂きありがとうございました。