iPhone 8のシルバー(64GBモデル・シルバー)のSIMフリー版を購入! |
Appleの新しいインチスマートフォン(スマホ)「iPhone 8」および「iPhone 8 Plus」がNTTドコモやau by KDDI、SoftBankといった携帯電話会社のほか、Apple直営ショップ「Apple Store」や直営Webストア「Apple Online Store」にて9月2日に発売されました。
価格(すべて税込)はすでにまとめて紹介していますが、Apple Storeなどで販売されているSIMフリー版ではiPhone 8で85,104円から、iPhone 8 Plusで96,984円から(ともに64GBモデル)、補償サービス「Apple Care+ for iPhone」を付けるならiPhone 8がプラス15,984円、iPhone 8 Plusがプラス18,144円となっています。
iPhone 8シリーズは昨年のiPhone 7シリーズと同様に2014年の「iPhone 6」シリーズから続く4.7インチと5.5インチの2つのラインナップを採用し、外観やサイズはほぼ同じながら背面がこれまでの金属素材からガラス素材になり、新たにワイヤレス充電に対応しています。
一方で、次世代モデルとして同時に発表され、日本でも11月3日に発売される「iPhone X」に人気が集まり、今年は発表直後に発売されたiPhone 8シリーズの人気はそれほどではないようで、各社の発売記念セレモニーでも行列が少なく、予約数も昨年以下となっている模様です。
とはいえ、iPhone 7シリーズから対応する防水・防塵やステレオスピーカー、そして、FeliCaによる決済サービス「Apple Pay」へもきっちり対応していますし、新開発のA11チップセットやカメラセンサーも新しくなるなど、iPhone Xがホームボタンを廃止してかなり操作面でも変更があるのに対し、従来通りの使用感を求めるなら最高スペックのiPhoneと言えるかと思われます。
そこで今回は、そんなiPhone 8のSIMフリー版(64GBモデル・シルバー)をApple Online Storeにて購入したのでまずは開封してパッケージや外観などを写真で紹介していきたいと思います。
定番となってきましたが、筆者は「iPhone 5s」や「iPhone 6 Plus」、「iPhone 6s」、「iPhone SE」、「iPhone 7 Plusとここ最近のiPhoneを日本国内でも正規ルートで購入できるようになったApple Online StoreのSIMフリー版で購入しています。今回のiPhone 8も同様に予約開始直後に予約して購入しました。
予約はiPhone SEでiOS向け専用アプリ「Apple Store」から受付開始された9月15日16時1分過ぎから少し経った16時7分に完了。今回のiPhone 8シリーズの予約開始時にも他の公式Webストア「ドコモオンラインショップ」および「au Online Shop」、「ソフバンクオンラインショップ」の状況を調べつつでしたが、この作業もだいぶ慣れてきたため、徐々に予約完了時間も早くなってきており、すんなり予約できました。
その後、予約日の17時48分に注文完了メールが届き、お届け予定日も発売日の9月22日に。特に問題もなく、前日の9月21日23時51分に出荷のお知らせメールが届き、翌日の発売日9月22日10時20分に受け取りできました。配達が少し遅かったために受け取りが遅くなりましたが、こればかりは配送なら仕方がないところで、これが嫌ならApple Storeまで取りに行くべきでしょう。
iPhone 8の外箱の上にiPhone 6sを置いたところ(画像=左)。外箱を開封すると中にパッケージ(箱)配送業者もクロネコヤマトと従来と同じで、今回は4.7インチのiPhone 8なので箱は小さめです。iPhone 7シリーズからパッケージ上部に描かれているのは本体が背面で、これはiPhone 8でも同じ。描かれている背面は、購入した本体色と同じものとなっています。
最近は前から見たらあまり代わり映えがしないためか、Appleの公式Webサイトなどでも背面の画像が多く使われており、特にiPhone 8シリーズでは背面がガラス素材で見た目の印象は実際にかなり変わっています。箱には日本向けであることがわかるモデル番号(SKU)「A1906」が記載。iPhone 8 Plusの日本向けは「A1898」。
パッケージを開けるとまずはiPhone 8の本体ではなく、紙類やSIMピンなどが入った「Designed by Apple in California」と描かれた小箱が上に乗っており(画像=左)、それをどけると本体が現れます(画像=右)
付属品(画像=左)と紙類やSIMピンなどのセットおよびそれに含まれているいつものりんごのシール(画像=右)。付属品はイヤホンと3.5mmイヤホンジャック-Lightning変換アダプター、ACアダプター(画像=右)、そして、イヤホンをどけるとLightning-USBケーブルが同梱
同梱物はiPhone 8の本体のほか、USB-ACアダプター、Lightning-USBケーブル、Lightning接続イヤホン、3.5mmイヤホンジャック-Lightning変換アダプター、SIMカードスロット用のピン(以下、SIMピン)、保証書、アップルロゴのシールなど。iPhone 7シリーズのときと同様にイヤホンなどがプラスチックケースではなく、紙で収納されており、非破壊で取り出せないのは残念なところ。
また、本体は外装を覆う透明なシートで表と裏をそれぞれ覆われています。すでに画面保護フィルムなどを事前に用意しているならそのまますぐに貼ってしまいましょう。
ひとまずアクティベーションするために使えるSIMカードとしてNTTドコモのSIMカード(カケホーダイ+パケットパック/spモード)を装着し、無線LAN(Wi-Fi)で初期設定を進めていきました。
iPhone 7 PlusのときにはなぜかiTunesに接続してアクティベーションを求められましたが、今回は特になし。また今回はiOS 11の新機能である今まで使っていたiOS 11搭載機種が近くにあると自動的に設定などを引き継げる機能を試してみました。これについては後日別途まとめたいと思います。
iPhone 8の表面。サイズは約138.4×67.3×7.3mm、質量は約148g。筆者は4.7インチモデルが2年前のiPhone 6s以来なので、iPhone 6sはiPhone 7とまったくサイズが同じ約138.3×67.1×7.1mm、質量もiPhone 6sが約143g、iPhone 7が約138gなので若干重く感じるようにも思いますが、誤差の範囲かなと思われます。
なお、iPhone 8 Plusではなく、iPhone 8を選んだ理由は、1)iPhone Xも買う予定なのでiPhone 8シリーズは安価な方でいいかなという点、2)iPhone 8 Plusが筆者が重いと感じるであろう判断基準としている200gを超えている点、3)5.5インチサイズはiPhone 7 Plusで十分に満足している点などが挙げられます。
iPhone Xを買うならiPhone 8シリーズは買わなくても良いのではないかということについては迷いましたが、ひとまず、大きさやデザインはほぼ同じですが、ガラス素材になったことやワイヤレス充電に対応したこと、カメラのセンサーが新しくなったこと、iPhone Xの発売が遅いことなどから避けられませんでした。
左はiPhone 7 Plusで、iPhone 7シリーズには当時話題となった“総務省指定”の文字が記載されていますが、iPhone 8シリーズでは電気通信事業法が改正されてiOS 11では電子式表示となったために記載がなしに
iPhone 8の背面はガラス素材になったことに加え、シルバーはこれまでのiPhone 7シリーズなどのシルバーよりもかなり色が薄くなっています。またゴールドも若干赤みのある薄いピンクのようなゴールド、スペースグレイもこれまでのブラックに近いグレーではなく、むしろグレーといった感じになりました。
またiPhone 7シリーズにあった背面のiPhoneロゴにしたに記載された「総務省指定」はなくなり、さらに「Desined by Apple by California Assembled in China」の文字までなくなり、背面はかなりすっきりしました。最近はAndroidでもガラス素材の背面が多いので、なんとなくそういった機種に近い印象もあります。
「設定」→「一般」→「情報」の製品情報(画像=左)と「設定」→「一般」→「認証」で技適マークなどを電子式表示したところ(画像=右)。認証番号は「ADF170070003」および「003-170115」、「EC-17020」
他のAndroidなどではいわゆる「FeliCa」ロゴマークで済んでいるので「総務省指定 MIC/KS 第EC-1600*号」という記載まで必要なのかわかりませんが、Androidでは最近ではFeliCaロゴマークですら嫌われているのでそういう人にはさらに嫌がられそうですね(;´Д`)
ディスプレイは約4.7インチ750×1334ドット液晶(326ppi、1400:1コントラスト比)を搭載し、iPhone 7シリーズと同じ明るさ625cd/m2に対応した「Retina HDディスプレイ」になり、広色域(P3)や耐指紋性撥油コーティングや拡大表示、簡易アクセスに加え、新たにTrue Toneにも対応しました。さらに引き続き感圧機能「3D Touch」に対応し、振動で操作したことがわかる「Taptic Engine」も搭載しています。
ディスプレイの下中央にあるホームキーも押し込めるキーではなくなり、iPhone 7シリーズで導入されたTaptic Engineによる感圧式となり、iPhone 6sシリーズやiPhone SEより前から乗り換えた場合には特に電源が入っていないときに押せないのに一瞬「あれ?」と思うことがあるかもしれません。
また実際に電源を入れて押し込んでみると押した感じがするのは今でも不思議ですし、使っているとこれまでのキーと比べてもあまり違いを感じることなく使えるように慣れるのではないかと思われます。
その他、すでに紹介しているように格安SIMなどの仮想移動体通信事業者(MVNO)でも動作確認が案内されており、注意点としてはauやmineoのAプランなどのau回線を使った契約ではVoLTE非対応のSIMカードで利用できなくなっています。なお、日本ではA1906およびA1898が販売され、対応周波数帯は以下の通り。
その他の製品情報詳細は「Apple、4.7インチスマホ「iPhone 8」と5.5インチスマホ「iPhone 8 Plus」を発表!防水・防塵やおサイフケータイ(FeliCa)などは継承し、新たにガラスボディーでワイヤレス充電に対応 - S-MAX」を参照してください。
FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66)
TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42)
TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
適当に手近にあったスマホを並べてみたところ。左からGalaxy S7 edge(5.5インチ)、HUAWEI nova lite(5.2インチ)、Xperia Z3 Compact(4.6インチ)、iPhone 8(4.7インチ)、iPhone 7 Plus(5.5インチ)
ぼちぼち使ってみて気になったことがあれば記事にしていきたいと思います。最後に開封から簡単にベンチマークをしたところをS-MAXのライターをしているmi2_303さんが公開していましたので紹介しておきます。
動画リンク:https://youtu.be/Zr8X40Fz-FY
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