今日は朝から小学校の運動会へと行ってきました。
親となってからは初めての小学校の運動会ということで、自分の頃と重ね合わせながら見ていました。
娘が通っている小学校は生徒の数がそれなりに多いせいか、種目の内容なども自分の頃とは違っていました。
僕が育った地域は団地が少なくてその代わりに自然が多い場所でしたので、一学年一クラスがあたり前でした。
全学年合わせても100人ちょっとぐらいでしたので、その分たくさんの種目に出ないといけませんでした。
綱引きやフォークダンスなどは親も一緒に参加して楽しんでいましたね。
生徒が多いので、学年対抗リレーなんかでも「いつ終わるんやろか?」というほどの長い争いでした。
そして一位と最下位の差がひらくのひらくの!! まぁしょうがないことなんですけどね…
そんな調子なので、親の出番などはなくある意味ホッとしたのでした。
運動会といえばどんな種目が好きでしたか?
綱引き?大玉?二人三脚??
僕は短距離走が好きでしたね。
走ることはどちらかというと得意でした。
なので娘の走りには自然と期待しながら見ていました。
久しぶりに運動会の雰囲気を感じていると、自分が小学6年生の頃の記憶がよみがえってきました。早く走ることは誰にも負けたくはない!!という気持ちから、家から公園までの道をダッシュしていたことを。
運動会直前で競争相手が変わってしまい、焦っていたことを。
結果はいつもの一位ではなくまさかの最下位となってしまったことを。
"3"という旗の後ろに並ぶこととなった悔しい思い出です。
今の時代は、一位以降の順位は決めないようにしているんですね。順位分けなんてこともしていませんでした。競争力という面では良いことなのか?それとも悪いことなのかな?
それにしても、子どもたちの全力で走る姿には心踊らさせられますね。
なんか意味もなく自分も全力ダッシュしたくなる、そんな気分です。
職が決まらないという今の心境では、ずっと心が燻り続けているようで、気分も下がりがちだったのです。
早く新しい道へと走り出したいし、走りつづけたいです。パワーをいただいた気分になれました。
それと、「位置について… ヨーイ……」
「ドン!!!」というスタートって妙にドキドキしませんでしたか??
少しでも早くスタートを切りたいという気持ちとフライングしてはいけないという気持ちのせめぎあいに、音が聞こえるほどの鼓動を感じながら。
僕はいつもドキドキでした。
そんなこと思いながら、娘のスタートを見守っていました。
結果は一着でのゴールでした。
でも、娘の走りは僕の走りとは全然違っていたんです。
きっとめっちゃ緊張したんだろうけど笑顔で走っていました。なんだか楽しそうに。
一位という結果よりもそれが一番嬉しかったんです。