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花嫁の「長さ3.2キロのサリー」運びに子ども250人、権利侵害の疑いで調査 スリランカ
2017年9月23日 15:50 発信地:コロンボ/スリランカ
【9月23日 AFP】結婚式の際、長さ3.2キロもの花嫁のサリーを引きずらないように児童250人に運ばせたスリランカのカップルが、子どもの権利を侵害したとして調査対象となっている。当局が22日、明らかにした。
地元メディアによると、スリランカ中部の町キャンディ(Kandy)で21日に行われた結婚式で、同国の結婚式で着用されたものとしては過去最長となる花嫁のサリーを運ぶために、公立学校に通う子どもたち約250人が動員された。さらにバージンロードに花をまくフラワーガールとして100人が駆り出された。
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国家児童保護局(NCPA)はこの結婚式について調査を行っていると発表した。NCPAの局長は、このような事例が流行となることは望ましくないとして、全力を挙げて調査を行っていくと述べた。
同局長は就学時間中に結婚式に児童たちを動員することは違法だと述べ、違反者は最大10年の禁錮刑を科されると指摘。「彼らが結婚式で行ったことは子どもの権利を侵害している」「子どもたちから教育の機会を奪い、身の安全を脅かし、尊厳を傷つけることは犯罪だ」と主張した。(c)AFP