こんにちわ~!nickです~!
こちらの記事の続きです。
ガンダム THE ORIGINの見どころ紹介と言うことで前2回の記事を書いたわけなんですが、すでに公開されているというのになかなか見に行く時間が取れず未だに見ていない自分がいます…
近日中に見る予定なので、見た感想なんかも後で投稿したいと思います~
さて、今回は3回目と言うことで、今回の映画「激突ルウム会戦!」に登場する主要キャラクターの紹介をしていきたいと思います!
人数が多いので、前後編で紹介をしていきたいと思います。
まずは、前編。ザビ家の紹介からです~
ザビ家の人々
機動戦士ガンダムの世界では所謂「THE敵」といったポジションのザビ家
結構な大所帯ですが、一人一人がそれぞれ個性的で魅力的な一面を持っています。
椅子に座っているのがデギン。
右からギレン・キシリア・ドズル・ガルマです。
※サスロはいません。
父 デギン・ソド・ザビ
ザビ家の家長にして、初代ジオン共和国の皇王を務める人物です。
長年、シャアの父であるダイクンの右腕としてその政治手腕を振るってきましたが、虎視眈々と権力者の座を狙っていた野心家で、ダイクンを暗殺した張本人です。
子宝に恵まれ、作中で登場するだけでも4男1女の5人の子供がおり、跡継ぎの問題で困る事はなさそうです。(実際はみんなキャラが濃すぎて大変な事に…)
実は、デギン自体は好戦的な性格でなく戦争を起こそうなんて考えはありませんでした。
ダイクン亡き後は、自身がジオン自治区を取り仕切る立場で地球連邦軍とは一定の距離を保ちつつ共存する関係性を探っていこうと考えており、実質的に戦争の引き金となった「暁の蜂起」の報告を受けた際は、士官候補生の管理者である三男ドズルを猛烈に叱咤するなど、日和見主義な一面が見受けられます。
その戦争を嫌う気質は、末っ子であるガルマが生まれてからより顕著になったと言われています。
長男 ギレン・ザビ
ザビ家の長男にして、IQ200の天才。冷徹な政治家、思想家で真のボスと言った立ち位置でしょうか。(ちょっと違いますけど、デギンがバラモス。ギレンがゾーマみたいな感じですかね。)
さて、ジオン共和国が戦争起こしたり、コロニーに住む人を〇〇〇で〇〇したり、地球に〇〇〇を〇〇した。そのすべての作戦は、基本的には全てこの「ギレン」が企てた事です。
このギレン・ザビという人物。作中で「ヒトラーの尻尾」と揶揄されるほど、まさにナチスドイツの総統アドルフ・ヒトラーを模倣したキャラクターです。
彼は、
ジオンに住む人々こそが優良な選ばれた人間であり、
すべての人類はジオンの人々によって管理運営されることで、
初めて生きていくことが出来る。
という思想を唱えました。
この思想はジオン国内では書籍として発行されており、一部で絶大な支持を得たとされています。
ヒトラーも選民思想を唱えた人物として有名ですよね。そして〇〇〇で〇〇するあたりも…
この思想は、かつてジオン・ズム・ダイクンが唱えた人の革新「宇宙に出て、宇宙の干渉を受ける事で人類は新たな革新を迎える事が出来る」に倣う形で人々に受け入れられましたが、実際は全く異なる意図を持って発信されています。
さらに言えば、ギレン自身は「ジオン国の国民が優秀だ」なんて考えは別に持っていません。
優秀なのは、絶対的に「自分自身」なんです。
彼はその自分自身に対する圧倒的な自信と信頼と、自信がもつ政治的ビジョンを達成するために、戦争を利用し自分への支持を確固たるものにしようと考えていたのです。
映画では、彼が〇〇〇を〇〇した。そのすべてが語られる…はずです、たしか(笑)
長女 キシリア・ザビ
ザビ家の紅一点。諜報能力に長け、ある意味で最も狡猾で残忍で、政治家的な一面を持つザビ家の一員です。
彼女は、ザビ家の中で唯一シャアという存在を危険視し、何度も暗殺を企てました。そのすべては失敗に終わりますが、シャアの優秀さを認めており、その存在と意図を認識したうえで自身の配下として重用することになります。(結果的に、それは裏目に出るわけですが。)
諜報能力に長け、宇宙のありとあらゆるところにスパイがおり、基本的に知らないことは無いと言っても過言ではありません。(シャアがたまたま入った喫茶店に、二人もスパイがいるレベルです。)
ちなみに、このキシリア。24歳の若いねーちゃんです。
24才なんて言ったら、もう女性の一番いい時期ですよね。いろいろな意味で。
キシリアも魅力的ですよ!大人っぽいというか、もう完全にババ…おっとスパイがいるかもしれないんでこの辺で失礼します・・・
次男 サスロ・ザビ
ザビ家で最も影の薄い男。写真にもいなかったですね。というのも、初代アニメ版の段階では既に死亡しており、設定のみで存在するキャラクターでした。
その能力はと言うと、マスコミや世論操作に長けていたとされ、長兄ギレンもサスロがなくなった際には「あいつは役に立ったのに」と一定の賛辞を送っていることからその能力の高さがうかがえます(一応、実の弟が死んでいることに対して発言なんですけどね…)
仕事柄、いろんなところに恨みを買うポジションであったとは思いますが、ある一件をきっかけに何者の反感を買い、車ごと爆死させられるという非業の運命をたどる彼。実際には彼の暗殺を企んだのは妹であるババ…おっとどこかにスパイがいるかもしれないのでこの辺で。
三男 ドズル・ザビ
2メートルを超す長身で、ザビの中で最も軍人気質のある武骨な男。ジオン自治区の士官アカデミーでは20代の若さで校長を務めました。
二人の兄や長女と異なり、政略的な視点や狡猾さ持たず、1人の軍人として生きる豪快な人物。情に厚く、涙もろい一面もあり、弟を溺愛し、教え子に恋をするなどザビ家で唯一無二の愛されキャラです。
実は、彼が戦争にモビルスーツを導入しようと考えを先導した人物で、ドズルがいなければジオンの緒戦での大勝利は無かった(?)ともいわれる人物です。
最終的には、彼が残した娘がザビ家のただ一人の跡取りということになり、一年戦争以降もガンダムの世界では利用され続ける存在となるのですが、それはまた別の話。
四男 ガルマ・ザビ
ザビ家の末っ子。宇宙開拓時代の殺伐とした空気を知らないらしく、いわゆる温室育ちのお坊ちゃん。
士官構成時代にはシャアと同級生。ことあるごとにシャアに水を空けられエリートとしてのプライドはズタズタに。ガルマはシャアをライバル視していましたが、シャアはガルマの能力は全く眼中にありません。ガルマがザビ家の御曹司である。この点だけはシャアも認識をしていました。
士官候補生のとある訓練の際、ガルマはシャアとの友情を深めます。形の上では、シャアとガルマは親友になるのです。
このとき、シャアがどんな気持ちでガルマと接していたかはわかりません。ただし、いずれ「ああなる」運命をシャアは知っていた。とは思います。
まとめ
さて、ザビ家の紹介だけでかなりの文字数になってしまいました。
映画ではこれらザビ家のキャラクターと他の登場人物たちの思惑が交差し、ストーリーが展開されていきます。
次回は、残りのキャラクターについて紹介していきます。
ん~!早く見たいですね!
では、また次回!