仕事が忙しいと感じたときにやることは、ステージを変えること

仕事が忙しい=仕事がある、できる=いいこと、嬉しいこと
このような価値観があるけど、仕事が忙しいことは必ずしもいいことではない。

“仕事が忙しい”ときに必要なのは、その場しのぎの対処法ではなくて、次のステージへのステップアップだ。

どうも、ひきこもリーマンのけい(@keiesuz)です。

仕事が忙しい?忙しい自慢なんてクソくらえ。
けど忙しくないってことは仕事がない、できないってこと?
それは良くないことなのか?

うーん。

今回は「”仕事が忙しい”ってどういうことなの?」「結局、どうしたらいいの?」ってことを考えてみた。

“仕事が忙しい”のは必ずしもいいことじゃない

仕事が忙しいってことは仕事がある、もしくは仕事ができるってこと。
ということは仕事が忙しいは、いいことなのかもしれない。

しかし必ずしもいいことじゃないんだ。

だいたいの人は、この図の1→2→3→4という順にステップアップしていく。
サラリーマンは労働者だから、暇なのに給料が高いという④のステージにいることがシステム上、ほぼない。
会社から雇用されてる側だから、暇で給料が高いなら仕事を増やすか給料を減らすかのどちらかの対応をされる。

仕事はスキル的な意味では、できないよりできた方がいい。
給料は、仕事ができないよりできた方が高い。

よって、④になれないけどお金を得たいサラリーマンは③のステージが一番いい。

“仕事が忙しい”ことの怖さ

③がサラリーマンにとって最も給料がいいステージだ。
しかしサラリーマンがお金を得たいからと言って、安易に③を目指すのは危険だよ。

組織というものは2割の有能と6割の並みと2割の無能で構成される。
会社という組織も例外じゃない。
つまり、2割の有能が残りの8割の人(特に2割の無能)のカバーをするんだ。

よって有能の2割に入ってしまうと、仕事がどんどん忙しくなる。
※もちろん、10割の人間が忙しいブラック企業もある。

1人はしょせん1人。限界がある

人間1人には、限界がある。
24時間365日働くことはできないし、1日24時間を36時間にすることもできない。
労働時間が増えすぎると、どこかのタイミングでガタが来る。
最悪、某電通の社員のように過労死してしまう可能性もある。

過労死までは行かなくとも、よくあるのが限界突破や忙しい自慢だ。
アレはガタが来ている証拠だ。
対処法が分からないので、とりあえず「自分は頑張っててすごい」と自他ともに認めさせようとしている状態なんだ。

“仕事 忙しい”の検索結果は、その場しのぎのものばかり

「仕事 忙しい」で検索すると出てくるのは、忙しさを乗り越える方法だったり、ストレスの発散・解消方法、体力の回復方法のようなモノばかりだ。
しかしそれらはどれも、その場しのぎの対処法でしかない。

仕事が忙しいときにしなければならないのは、仕事を忙しくなくすることなんだ。
そこから目を背けて、その場だけ楽になっても仕方がない。

いつままたすぐに「仕事が忙しい」はやってくるからだ。

仕事が忙しいときに考えなければいけない3つのこと

報酬方程式の維持を考える

まず考えるのが報酬の維持だね!
これは誰でも考える。

時間が長くなればなるほど「仕事が忙しい」状態になってしまう。
「単価が上がらないなら、時間を延ばして残業代で稼ぐ!」なんてのは愚の骨頂。
1日は24時間しかないし、誰にも伸ばせないからだ。

時間を下げても単価を上げれば、報酬は維持できるんだよ。
まずは時間を下げつつ、報酬の維持しよう。

もちろん時間を下げつつ、報酬のアップができるならそれに越したことはない。

複数の報酬方程式を作る

仕事A…時間×単価=報酬A
仕事B…時間×単価=報酬B
→報酬A+報酬B=自分の報酬

複数の報酬方程式を作ることで、報酬合計は増えていく。

仕事A…18時間×単価1000円=報酬1万8000円

この仕事Aを続けていても単価が2倍にならない限り、報酬は倍にはならない。
なぜなら1日は24時間しかないからだ。
仮に24時間フルに働いたところで、報酬が6000円アップするだけだ。

しかし、複数の方程式を持って時間や単価をコントロールすれば、報酬の限界突破ができる。

仕事A…9時間×単価1000円=報酬9000円
仕事B…5時間×単価2000円=報酬1万円
報酬合計1万9000円

この状態なら、労働時間は4時間も少ないにも拘わらず、報酬合計は1000円高い。

一般的なサラリーマンは仕事Aのみしかやっていない状態だね。
その状態では”仕事が忙しい”の限界はすぐに来てしまう。

まずは複数の方程式を作って、報酬の限界を突破することを考えよう。

他の何かに仕事を任せる

しかし、仮にうまく仕事A、仕事B、仕事Cと複数の方程式が出来たとする。
報酬は満足なモノだったとしても、いずれ時間の限界が来てしまう。

仕事A…9時間×単価1000円=報酬9000円
仕事B…5時間×単価2000円=報酬1万円
仕事C…5時間×単価2000円=報酬1万円
報酬合計2万9000円

この状態では報酬は高いものの、1日19時間使うことになる。
では、報酬方程式が以下のようになったらどうだろう。

仕事A…1時間×単価1000円=報酬9000円
仕事B…1時間×単価2000円=報酬1万円
報酬合計1万9000円

この時間報酬バランスは最高だね。
これなら仕事Cを入れたとしても、余裕が持てるね。
けど、計算が合わないことに気付く。

そう、この報酬方程式の仕事A,Bの削れた時間は”他の何か”が自分の代わりに働いてくれているのだ。

仕事A…9時間(うち、実働1時間)×単価1000円=報酬9000円
仕事B…5時間(うち、実働1時間)×単価2000円=報酬1万円
報酬合計1万9000円

つまり、正確にはこういうことになる。
お金、人、モノ、サービスなどの自分以外の”他の何か”に働いてもらえば、1日24時間の限界突破も余裕だ。

時間の限界突破を1人でやろうとするから壊れるんだ。
時間の限界突破をしたいのであれば、複数でやればいい。
それなら自分を守ることができる。

他に任せることで仕事の忙しさからは、いとも簡単に解放されてしまうのだ。

仕事の忙しさから解放されるために、まずは仕事を暇にしよう

④のステージへ行ったら、他の仕事もする。
すると、2つ目の方程式が出来上がる。

方程式を他に任せて自分の時間の依存度を下げる。

たったこれだけでいい。
他に任せれば、報酬を維持しつつ仕事の忙しさのループから抜け出すことができるんだ。

“仕事が忙しい”なら次のステージへ!

どんどんステージを変えていこう。
決まったステージで愚痴ばかり吐いたり、強要したりするのは、自己満足どころか害でしかない。

“仕事が忙しい自慢”より”仕事が忙しくない自慢”ができるようになろう。

サラリーマンの状態で完全に④に移るのは難しい。
けどサラリーマンでも休日や平日の空いた時間に、もう1つの小さい報酬方程式を作ることは可能だよ。

無理って思わずにノリでやってみよう!

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