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「性犯罪被害を受けた」詩織さん申し立て 元TBS記者は「不起訴相当」と検察審査会

議決書は「不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がない」としている。

2017年09月22日 17時51分 JST | 更新 14時間前
Getty Images
東京第六検察審査会が入る東京高等・地方・簡易裁判所合同庁舎

元TBS記者は「不起訴相当」 「性犯罪被害」で検審

 ジャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=から「性犯罪被害を受けた」と指摘された元TBS記者の男性ジャーナリスト(51)に対する東京地検の不起訴処分について、東京第六検察審査会は22日、「(準強姦(じゅんごうかん)事件は)不起訴相当」とする議決を公表した。議決は21日付。詩織さんが5月に審査を申し立てていた。

 議決書は「不起訴記録及び申立人(詩織さん)の提出資料を精査し、慎重に審査したが、不起訴処分の裁定を覆すに足りる理由がない」としている。

 詩織さんは、2015年4月3日に当時TBSの記者だった男性と都内で会食した後、同日深夜から4日早朝にかけて意識のない状態で、望まぬ性交渉をされたと訴えていた。

 審査申立書によると、警視庁は15年4月末に準強姦容疑で詩織さんの告訴状を受理。8月に書類送検したが、東京地検が翌年7月、嫌疑不十分で不起訴処分としていた。(藤原学思)

(朝日新聞デジタル 2017年09月22日 16時01分)
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(朝日新聞社提供)

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