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ロンドン交通局、ウーバーの営業免許を9月末で取り消し

Reuters
11時間前
[ロンドン 22日 ロイター] - ロンドン交通局(TfL)は、配車サービス大手ウーバー[UBER.UL]の営業免許を9月末で取り消すと発表した。ウーバーの営業により公共の安全が脅かされるリスクがあるとし、9月30日までの現在の免許期限を更新しないとした。
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ドライバー満足なくして顧客満足なし。Uberを語る時に消費者として便利、という一方的な議論になりがちですが、ドライバーという労働者の視点で見ると全く全然違う風景が見えて来ます。自分の立場での正義を振りかざすだけでなく、相手の立場でも物事を考える共感力を持ちたいものです。
どこの国でも同じ。

「安全性」という錦に御旗を掲げて、ウーバーを排斥しようとしています。
タクシー業界からの圧力があったのはミエミエです。

こんな理屈が通るのであれば、友人、知人が運転する車にも安心して乗れません。
「安全性」というなら事故率を算定してから主張しましょうよ。
第一にギグエコノミー、シェアリングエコノミーの現代社会における位置づけの問題
第二に、Uberという企業の固有の問題でしょう。

前者については、安全、公共インフラとしての観点から、タクシーはどの国でも規制産業です。また雇用、租税などの観点も含めて、業態として産業として、社会にしっかり位置づけられる、過渡期段階にある。

二点目のUber固有の問題は、行政当局、ならびに社会全般についての働きかけが充分か否かの問題。もはや並みのグローバル企業よりも企業規模も、社会インパクトもはるかに大きな会社である同社が、行政当局へのロビイング、社会に対するコミュニケーションを、「大人の企業」としてしっかり出来ているかどうか。

ご存じの会社ガバナンスの混乱によりそれらが事業成長に比しておろそかだった面は否めないと思います。
もはや「大企業」として、行政当局にも既得権益にも、粘り強く硬軟織り交ぜて対峙すべきレベルの会社です。
本件はそれに起因する一つの出来事に過ぎなく、忘れたころに世界中のどこかの都市でしょっちゅうBanされています。
新CEOにはそのあたりが内部ガバナンスとともに期待されます。
下記はBBCの記事。両論併記で、使用者への影響と、一方でドライバーの労働環境の悪さや道路渋滞などについて指摘している。
2012年7月にUberはロンドンで営業を始めた。今年5月には、当局が今後5年間の運営許可を与えるかを検討するために、Uberに4か月の暫定的な運営許可の延長をした。そしてこの判断に至ったのが時系列の流れ。
http://www.bbc.com/news/uk-england-41358640

そんなわけで、少し前から本件に関して議論が巻き起こっていたが、ブラックキャブとUberなどのサービスの人種比なども論点にあがっていた。
https://newspicks.com/news/2361200
今後のテクノロジーと規制の関係に関する大きな前例になりそうなので、結果とプロセスの両方に注目ですね。
別pick(https://newspicks.com/news/2511560/)したように、消費者保護とイノベーションの間の難しい問題です。
「ウーバーはロンドンの民間タクシーのシェア3分の1を占めており、取り消しにより4万人のドライバーに影響が出る。」

問題はあれど、それほど大きな需要があるということ。

安全確保は勿論重要。

しかしそれを錦の御旗に、(価格競争力を含む)需要を満たす努力を怠っているなら、当局側がウーバーを生んだとも言えるのではないか?

ロンドンのタクシーの車両価格が630万円で運転手が採算が取れず悲鳴をあげているという話が先日報じられていたが、見た目の良し悪しはともかく、あの程度の性能、品質のクルマが630万円というのは異常に思える。

ロンドンのタクシーは、運転手も顧客も満足できないいびつな構造に陥っていないだろうか?

参考記事 → https://newspicks.com/news/2371500/
構造としては、国は法律を武器に企業を自由に規制できるが、規制すると経済の活性化や発展は犠牲になる可能性が大いにあるよ、ということですよね…

ブレクジット後のイギリス、どうなっていくのかな…
これは驚き。「公共の安全が脅かされる」とはどういうことか。今後の成り行き注目。
中国のビットコイン規制と一緒で、国や自治体に拒否られるパターン。
Uber(ウーバー)とは、アメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリである。現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開している。 ウィキペディア