先物ベースのビットコインETFが米国で認証される可能性。長期目標として10万ドルも達成可能。

これまで、Winklevoss兄弟によるビットコインETFがSECにより否決されてきた。ETF申請が行われるたびに市場の期待は増しビットコイン価格は上昇している。
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ヨーロッパではすでに投資家に対しビットコインETNの提供がされている。

今回、ETF.comのCEO Dave Nadig氏は今年度末までに米国で先物ベースのビットコインETFの承認されるのではないかと予想した。彼は、先物ベースのビットコインETFを開始するため、VanEck Vectors Bitcoin Strategy ETFが米国証券取引委員会(SEC)に申請したと話した。

多くの先物ベースのETFは、物的商品を保有しておらず、資本を先物契約のバスケットから別のバスケットに移動させている。先物には有効期限があるため、先物のロールオーバーはビジネスに不可欠な部分である。ETF投資家は、潜在的な商品に直接的に晒されることはなく、単にETFの購入や現金の償還を扱うだけである。

Nadig氏は、インデックスによる先物はかなり簡単だと説明した。しかし、ローンチ後、人々がその指数の将来価値に基づいて取引したいかどうかについての疑問が生じる。と話す。彼は、ビットコイン先物取引は非常に魅力的であると付け加えた。

Winklevoss Bitcoin ETFを今年初めに申請したWinklevoss兄弟だが、SECは、取引所間の規制および監視共有契約の不足を挙げ否決している。

ビットコイントレーダー: 価格は2018年までに100,000ドルへ

ビットコイントレーダーであり投資家のTone Vays氏は、ビットコイン価格に関するテクニカル分析を行った。分析では、2018年末までにビットコインの価格が10万ドルを上回る可能性が示されている。

Keiser Reportのホストを務めるMax Keizer氏などの暗号通貨と銀行金融両セクターのアナリストはビットコインが既存の銀行に対して代替金融ネットワークへの進化に成功した場合、時価総額で1兆ドルを超える可能性を強調している。

ユーザーベース、採用、開発、取引、時価総額に関するビットコインの指数関数的な上昇率に基づいて、主要機関投資家および個人投資家が支持し、採用する場合、10万ドルの長期目標を達成することが可能であるとした。

現に2017年だけで、900億ドルの投資銀行Goldman Sachs と経営資産が2.13兆ドルのFidelity Investmentsビットコインに対し寛容な姿勢を示した。Fidelity Investmentsと同様にノルウェーのネット銀行SkandiabankenはCoinbaseをインテグレートしビットコイン残高の確認が可能にした。
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また、米国市場最大の取引所およびビットコインサービスプロバイダーの2社CoinbaseとGeminiは、大規模な機関投資家向けのトレーディングプラットフォームを開発し始めており、個人投資家に十分な流動性を提供可能な、より堅牢で効率的な投資チャネルの構築を行っている。Geminiは、米国で最大のオプション取引所であるCBOE Holdings, Incとの戦略的パートナーシップを締結し、投資家にサービスを提供している。

ビットコイン価格が今月過去最高の5,000ドルにタッチして以降、多くの金融界の著名人が一斉にビットコインの批判を繰り返している。しかしながら、ここ数年のビットコインに対する金融機関の動向や価格を総合してみれば、明らかに成長を見て取れる。

上記で述べたETFを含め投資家の数が増え、世界的なビットコインの普及が増加していけば、10万ドルはビットコインの長期目標として達成可能ではないだろうか。

参考元
cryptocoinsnews.com
thestreet.com

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