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トリップしたら、精霊や魔物に愛されちゃった
作者:ザムル
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3章
60
「交じりたくなるのだ」
「...まじる?」
『セックスのことよ』
楽しそうに人魚が教えてくれた。
おう.... オブラートに包んでくださいよ。いや、分からなかった自分が悪いのか。
「えっと..あの.。はい。ファティマ、何か分かった?」
話題を変えようとする私って...悪くないよね。
「ああ、だが今日はもう屋敷に戻ろう。戻ったら話すから乗れ」
「わかった」
そう言って、ファティマに飛び乗る。
『あら、もう帰るの?』
『さびしいわ』
『また、いらっしゃいな』
『あなたなら、湖の水をいつでも使っていいからね』
「あ、えっと、はい。ありがとうございます」
私はしどろもどろになりながらも人魚たちにお礼を言って、屋敷へと帰った。
私は屋敷に戻ると、まずお風呂に入った。ファティマ曰く、瘴気は気づかないうちに体にまとわりついているから洗い流すのが良いらしい。ファティマも私が洗いやすいようにと大型犬ぐらいの大きさになり、一緒にお風呂に入った。
「瘴気があった場所で何か分かった?」
ファティマをブラッシングしながら聞くと、気持ちよさそうにしていた彼はむくっと起き上がり、私の目の前に座った。
「あの湖から数十キロ先に腐敗した魔物の死体が大量にあった。その周りの瘴気が原因で次第に広がったのだろう」
「大量の死体....なんでそんな。ファティマ、明日の夜は私も連れて行って」
「無理だ。人間の体ではあそこに長くはいられない」
「少しでも良いの。学園に行く前に一度はちゃんと私の目でその状況を見たいから」
ファティマの目をしっかりと見ながら言う。
「......わかった」
渋々という感じにファティマが許してくれた。
「ありがとう」
「だが、そこに向かう前にあの湖に行くぞ」
「了解です!隊長!」
「はあ.....。今日はもう休め」
呆れたようにため息をつきながら彼は人型になると私を抱きかかえ、ベットへと運ぶ。
「はーい。おやすみなさい」
「おやすみ」
彼は姿を戻し、ベットのすぐ側で丸くなった。私もベットに横になる。
..大量の死体....いったいどうして。あそこは王都から遠い。けれど、オレグとの国境に近い。....まさか、オレグがしたことなのだろうか。
そんなことを考えてながら私は眠りについた。
「...まじる?」
『セックスのことよ』
楽しそうに人魚が教えてくれた。
おう.... オブラートに包んでくださいよ。いや、分からなかった自分が悪いのか。
「えっと..あの.。はい。ファティマ、何か分かった?」
話題を変えようとする私って...悪くないよね。
「ああ、だが今日はもう屋敷に戻ろう。戻ったら話すから乗れ」
「わかった」
そう言って、ファティマに飛び乗る。
『あら、もう帰るの?』
『さびしいわ』
『また、いらっしゃいな』
『あなたなら、湖の水をいつでも使っていいからね』
「あ、えっと、はい。ありがとうございます」
私はしどろもどろになりながらも人魚たちにお礼を言って、屋敷へと帰った。
私は屋敷に戻ると、まずお風呂に入った。ファティマ曰く、瘴気は気づかないうちに体にまとわりついているから洗い流すのが良いらしい。ファティマも私が洗いやすいようにと大型犬ぐらいの大きさになり、一緒にお風呂に入った。
「瘴気があった場所で何か分かった?」
ファティマをブラッシングしながら聞くと、気持ちよさそうにしていた彼はむくっと起き上がり、私の目の前に座った。
「あの湖から数十キロ先に腐敗した魔物の死体が大量にあった。その周りの瘴気が原因で次第に広がったのだろう」
「大量の死体....なんでそんな。ファティマ、明日の夜は私も連れて行って」
「無理だ。人間の体ではあそこに長くはいられない」
「少しでも良いの。学園に行く前に一度はちゃんと私の目でその状況を見たいから」
ファティマの目をしっかりと見ながら言う。
「......わかった」
渋々という感じにファティマが許してくれた。
「ありがとう」
「だが、そこに向かう前にあの湖に行くぞ」
「了解です!隊長!」
「はあ.....。今日はもう休め」
呆れたようにため息をつきながら彼は人型になると私を抱きかかえ、ベットへと運ぶ。
「はーい。おやすみなさい」
「おやすみ」
彼は姿を戻し、ベットのすぐ側で丸くなった。私もベットに横になる。
..大量の死体....いったいどうして。あそこは王都から遠い。けれど、オレグとの国境に近い。....まさか、オレグがしたことなのだろうか。
そんなことを考えてながら私は眠りについた。
みなさん、かなり更新が遅れてしまいましたが、
明けましておめでとうございます!
これからもどうぞ、よろしくお願いします(^^)v
2017年が皆様にとって良い一年になりますように。
明けましておめでとうございます!
これからもどうぞ、よろしくお願いします(^^)v
2017年が皆様にとって良い一年になりますように。
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