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【神奈川】等々力球場の工事を中断 廃棄物混じりの土見つかる
川崎市中原区の等々力硬式野球場の建設地で、コンクリート片や廃棄プラスチックなどが混ざった土が見つかり、工事が中断していることが分かった。二十七日の市議会まちづくり委員会で報告された。 この野球場は、市が昨年六月に工事に着手し、来年六月の完成を目指している。 市側の説明では、旧硬式野球場の跡地などを調査していた昨年八月に発見された。このほか、重機が入れないほど地盤が軟弱な部分や、設計時の想定より深くくいを打ち込まなければならない部分も見つかった。 市の等々力緑地再編整備室によると、一九六〇年代後半に旧硬式野球場が整備される以前、現場には池があり、埋め戻しのため廃棄物混じりの土が使われた可能性があるという。「これらの土による周囲の環境への影響はない」と説明する。 土壌調査や軟弱地盤対策の検討などに、今年六月ごろまでかかるといい、来年夏に予定していた球場の供用開始も遅れる見通し。 (小形佳奈) 関連記事ピックアップ Recommended by
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