キム委員長「史上最高の超強硬な対応措置 慎重に検討」

キム委員長「史上最高の超強硬な対応措置 慎重に検討」
アメリカのトランプ大統領が国連総会の演説で、「アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなる」と述べたことに対し、北朝鮮は22日朝、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の声明を発表し「史上最高の超強硬な対応措置の断行を慎重に検討する」として、さらなる軍事挑発の可能性を示唆して強く反発しました。
ニューヨークで開かれている国連総会では19日、アメリカのトランプ大統領が演説し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難したうえで、「アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなる」と述べて核開発をやめるよう強く警告しました。

これに対して北朝鮮は22日朝、国営メディアを通じてキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の声明を発表しました。声明では、トランプ大統領の演説について、「おじけづいた犬がさらに騒がしく吠えている」としたうえで、「私を驚かせたり立ち止まらせたりするのではなく、私が選択した道が正しく、最後まで進めなければならない道であることを証明している」として、核・ミサイル開発をさらに推し進めると強調しました。

そして、「わが国をなくすという歴代で最悪の宣戦布告をしてきた以上、われわれも史上最高の超強硬な対応措置の断行を慎重に検討する。妄言に対する代価を必ず支払わせる」としてさらなる軍事挑発の可能性を示唆して強く反発しました。
キム委員長「史上最高の超強硬な対応措置 慎重に検討」

キム委員長「史上最高の超強硬な対応措置 慎重に検討」

アメリカのトランプ大統領が国連総会の演説で、「アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなる」と述べたことに対し、北朝鮮は22日朝、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の声明を発表し「史上最高の超強硬な対応措置の断行を慎重に検討する」として、さらなる軍事挑発の可能性を示唆して強く反発しました。

ニューヨークで開かれている国連総会では19日、アメリカのトランプ大統領が演説し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難したうえで、「アメリカと同盟国を守らざるをえない場合、北朝鮮を完全に壊滅するほか選択肢はなくなる」と述べて核開発をやめるよう強く警告しました。

これに対して北朝鮮は22日朝、国営メディアを通じてキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の声明を発表しました。声明では、トランプ大統領の演説について、「おじけづいた犬がさらに騒がしく吠えている」としたうえで、「私を驚かせたり立ち止まらせたりするのではなく、私が選択した道が正しく、最後まで進めなければならない道であることを証明している」として、核・ミサイル開発をさらに推し進めると強調しました。

そして、「わが国をなくすという歴代で最悪の宣戦布告をしてきた以上、われわれも史上最高の超強硬な対応措置の断行を慎重に検討する。妄言に対する代価を必ず支払わせる」としてさらなる軍事挑発の可能性を示唆して強く反発しました。