2017年9月21日(木)
千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2017”で、PS4/PS Vita用対戦型バトルアクションゲーム『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録(インデックス) とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』をプレイしたのでレポートします。
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セガゲームスブースではTGSバージョンを試遊可能。チュートリアルをプレイするのか、すぐにCPUと対戦するのかを選びます。
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操作方法は2つあり、オートでロックを行う“スマート”と、自分でロックを行う“ベテラン”があります。“スマート”はロックし続けるため、初心者や最近プレイしていない人が相手を見失うことがありません。一方で、ロックが解けずに旋回できないため、相手の行動を先読みして攻撃を置いておきたいタイプの機体を使う人には向かないかと。
各種ウェポンはR1、R2、L1、L2に割り振られています。ライトウェポン(RW)はR2、レフトウェポン(LW)はL2、センターウェポン(CW)はL2+R2で、ターボRWはR1、ターボLWはL1、ターボCWはL1+R1です。そして、本作オリジナルのブーストウェポン(VW)がタッチパッドに配置されています。
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移動やその他の行動がボタンに振られていました。ダッシュは□ボタン、ジャンプは×ボタン、近接攻撃は△ボタン、そして○ボタンがロック、ダッシュ中がトランジションです。キモになるのは○ボタンのトランジション。
ロック中、ダッシュ時に◯ボタンを押すことで、ステージをすべるように移動します。敵をロックしたまま移動し、そこから攻撃したり、ジャンプしたりできるため、相手の攻撃をさけながら攻撃することも可能。また、ジャンプ中のダッシュから使うと、地上に降りつつ滑ります。
ダッシュ距離に依存するのか、スペシネフは他の機体と比べると滑る距離は短めでした。
操作パネルに記載はなかったのですが、後ろ入力+△ボタンでガードが出ます。本作ではロックとの距離にかかわらず、近接攻撃とガードを発動可能。ガード自体に耐久値のようなものがあり、それが残っている間はガードできます。
また、バーティカルターンはダッシュ中に再度別方向へのダッシュを入力することで可能。前ダッシュ、左斜め前ダッシュ、左ダッシュ、右ダッシュ、右斜め前ダッシュから出せます。
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新たに実装されたブースト・ウェポン(VW)はタッチパッドで発動できます。掲載しているゲーム画面は開発中のものなのでゲージはないのですが、ST/HPゲージの横にある、ディスクアイコンがたまると発動できました。
何もしない状態でもたまっていくのですが、攻撃を当てる、もしくはダメージを受けるとより多くたまるようです。うまくゲージを回せば2回ほど使えそうですね。
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“HPを0にする”というルールに加えて、新たにポイント制が導入されています。時間内にKOが発生しなかった場合、ダウン取得時に加算されるポイントによって判定されます。前半で大ダメージを受けてしまった場合、ダウンを狙っていくというのもアリかもしれません。
以下ではそれぞれの機体についてレポートします。なお、レポートは試遊版であるうえに、何度もさわれたわけではないので、あくまで速報レポートだと思っていただければと思います。気になる人は、ぜひ東京ゲームショウのブースでプレイしてみてください!
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バランスのいい攻撃がそろっているテムジン。使いやすい武装ばかりなのですが、どれも爆発力はないので、スキを見て近接攻撃を当てたいです。近接攻撃は範囲が広い上に、しっかりと踏み込むのでダッシュの相手も追いかけて斬ることも。
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VWは上条さんの“幻想殺し(イマジンブレイカー)”を体現したようなワザ。発動後にロックしている敵にめがけて移動してパンチを繰り出します。移動距離もあるのですが、まっすぐに突っ込むため、発動時には注意したいです。
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バル・バドスをベースに、とにかく愛らしい姿になったバル・ルルーン。ターボ攻撃では自律制御ランチャーERLを切り離して設置し、そこから攻撃を仕掛けることが可能。CWだと手と足のERLが4つ飛んでいくのですが、すでに切り離している部位のERLは飛んでいきません。
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ダッシュ中のCWでは、主に敵バーチャロイドの近くにERLが飛んでいき攻撃するので、初心者でも使いやすいかと。一方で、ジャンプ中のターボCWではスタン属性の4本のビームを打ち出したり、後ろ脱出中のCWでは目くらましの光を放つ攻撃を出したりと、トリッキーな攻撃もあります。
VWでは、天使の羽のようなエフェクトが出ると同時に機動力が大幅に上昇します。設置しているERLに触れると大爆発、弾を当てると撃ち返しのビームが出ます。
ERLを設置して攻撃しつつ、他の攻撃を繰り出していくという流れは、かつてのバル・バドスに近いのですが、『オラトリオ・タングラム』ほどのクセはなくなり、全体的にマイルドになっているかと。何よりカワイイのが、すばらしいです。
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使いやすいバズーカ、爆発して行動を阻害するボム、そして代名詞とも言える極太のレーザーを備えるバーチャロイド。レーザーは威力があり、速度もあるため、着地を狙ったり、相手の行動を読んで置いておいたりができます。
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ターボCWではネットレーザーを射出。当たった相手を束縛し、追い打ちが可能です。当たらなくても、行動範囲をしぼり、移動を制限することができるのは便利です。少し重いのですが、武装は使いやすいです。
VWは“超電磁砲(レールガン)”を思わせるレーザーを左手から打ち出します。判定の強さまではわかりませんでしたが、しっかりスキをつけばちゃんと当てられるかと。
さらにその後は機体が青く光り高機動に。ターボCWやボムに引っかかったのを見てから移動しても攻撃が当てられるほどのスピードを得ます。ゲージがたまったらとりあえず使って、高機動を生かして攻めるのもありかもしれません。
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女性らしい見た目のバーチャロイド。牽制にも使えるRWとLW、胸からハート型のビームを放つCWという、バランスの取れた武装を持っています。また女性らしく軽やかな動きも特徴。
ただ、全体的に攻撃力は抑えめなので、レイピア形の“愚者の慈愛”を使った用いた近接攻撃を狙っていきたいです。機体HPが半分を切ると発動するハイパー・モードで能力が底上げされるため、後半の巻き返しも可能。
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VWは、搭乗者・白井黒子の空間移動能力を活用したもの。発動時には右腕にある腕章を左手であげるようなモーションもあり、黒子らしさがあふれています。発動後は、空中から射撃攻撃をしかけます。空中からの攻撃はしばらく続くため、相手からするととにかくやっかいです。
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右に持つアイフリーサーから放たれる砲撃、サイズ、さらにはさまざまな射撃をつかうスペシネフ。攻撃面でクセがあるだけでなく、ダッシュスピードが速い反面、移動距離が短いというように機体性能もとがっています。トランジションもやや短めです。
攻撃では、ジャンプターボCWをはじめとする一部の攻撃では、『オラトリオ・タングラム』でもあった攻撃を封印するようなエフェクトが見られます。ただ、相手が使ってこなかったので、効果はわかりませんでした。
地上のターボCWでは翼をブーメランのように飛ばします。弾速があるうえに一部の攻撃を打ち消しながら飛ぶので、活用できる時もあるかと。
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VWは、巨大な呪印を発生させて飛ばすような攻撃。誘導が強く、ヒットすると拘束するだけでなく、さらに攻撃を加えることが可能。そちらに注意が集まっている間に本体から攻撃するもよし、攻撃が当たった相手にダッシュで近づき、近接攻撃をしかけるもよしです。
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手にした杖から放つ氷や雪を模した攻撃と、巨大な竜を召喚して攻撃を行うバーチャロイド。LWでは相手に向かって動く氷柱を出します。敵を追尾する攻撃に加えて、攻撃を防ぐ氷の鏡を出す技もあり、攻守に優れています。
PVでも見られますが、トランジションを行うと地面と接触しているところに氷の帯ができるなど、演出面も凝っています。
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VWを使うと、出演した竜と氷が時間差で攻撃をしかけます。その後は能力が強化されます。強化中はCWで登場する竜が二頭になるなど攻撃面だけでなく、スピードもかなりあがるため、ラッシュをかけられるかと。
かなり遊んでしまったのですが、まだまだ遊び足りないというのが本音。システム、内容が新しくなっているので、操作感はシリーズのどのタイトルとも完全に同じものではありません。ただ、いろいろなところに『バーチャロン』らしさがありつつ、新しさもある感覚を味わえました。
まずは操作方法を見て覚えていただき、トランジションを体験していただきたいです。そしてゲージがたまったらVWを使って、『とある魔術のバーチャロン』の特徴を味わってみてください。(他の機体が待ちきれないkbj)
■東京ゲームショウ2017 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2017年9月21日~22日 各日10:00~17:00
一般公開日……2017年9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
(C)SEGA CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
(C)2017 鎌池和馬
キャラクターデザイン・原作イラスト/はいむらきよたか
Licensed by KADOKAWA CORPORATION ASCII MEDIA WORKS
データ
[集計期間2017年 09月15日~09月21日]
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