大手企業から転職して第二新卒でベンチャー企業に転職する人が多くいる。日立、富士通、東芝、パナソニックといった日本の大手企業からグリー、DeNA、楽天、リクルート、サイバーエージェントといった比較的大きめのベンチャー企業(メガベンチャーか)に転職している人はまわりにもいるのではないだろうか。今回は第二新卒でベンチャー企業に転職していい人について書いてみた。
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第二新卒で転職する人は不満ありき
新卒で日本の大企業に入社するも毎年すぐに転職活動を始める人がいる。実際に日本の大手企業は配属リスクも高く、思っていた以上のギャップやめんどくさい人間関係やしきたりによって気持ちがげんなりしてしまう。活力ある若者は残って出世することや親の目と、訳の分からない企業にかける希望を天秤に真剣にかけて転職をする決断をする人がでてくる。特に入社3年未満の第二新卒であればやり直しもききやすい。
しかしながら第二新卒で転職する場合は気を付けてほしい。第二新卒で転職する若手の多くがファーストキャリアへの不満から転職しているからだ。ファーストキャリアへの不満は2パターンから発生する。1パターンは新卒の就職活動がうまくいかなかったために不満を持ち続け、第二新卒として自分の希望をかなえたいと考えているパターンだ。
もう1パターンは、希望通りの会社に入れ、目標も持っていたにもかかわらず、理想と現実のギャップが大きく入社してみたら意外とつまらなかったというパターンだ。このパターンは悲惨だ。希望が高かっただけに地獄に突き落とされた感覚に陥ってしまう。
いずれにしろこの2パターンは転職活動を第二新卒としてはじめる。
ベンチャーに第二新卒で行く人
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ベンチャーに第二新卒で行く人も2パターンある。少数だが真っ当な理由は、元々ベンチャー企業でインターンをしていて、働いてみたけどベンチャー企業の魅力にあらがえなかったパターンだ。ベンチャー企業は魅力的であるため、その魅力に取りつかれていた人は第二新卒としてすぐに戻っていく。実際第二新卒という意識も希薄であるかもしれない。
もう1パターンはある種やけくそになって、大企業ではだめだからとベンチャーに活路を見出すパターンだ。このパターンはベンチャーに行ったら失敗することが多い。ある種のかけである。ベンチャー企業といってもそこそこ大きい規模に行けばよいのだが本当に小さいいつどうなるかわからないベンチャーに行ってしまう人はどうなるかわからないのだ。
例えばサイバーエージェントのような会社は第二新卒を文化として受け入れているため、受け入れ側も心構えができている。とはいってもサイバーエージェントも手トリ足取り第二新卒に説明をしてくれるわけではない。会社は学校じゃねえんだよ。というのはその通りだ。
サイバーエージェントは第二新卒特集があるのでぜひご覧になってほしい。
第二新卒で企業を選ぶときの注意点
第二新卒で転職する際は優先順位をはっきりしよう。裁量権がほしいのか、年収が欲しいのか休みがほしいのかを。第二新卒は労働者の立場的にはあまり強くはない。新卒と経験のあるマネージャークラスの中途は労働市場において人気があるがそうでない第二新卒は立場がやや苦しい。
そのため自分の優先度をはっきりとして転職を通して何を実現したいかだけはっきりさせておくといい。何か一つかなえる第二新卒転職が最も望ましい。あらゆることをかなえようとするとブラック企業に騙されてしまうので注意しておこう。新卒の時との違いをはっきりとしよう。
第二新卒ベンチャーに向いている人
第二新卒ベンチャーに向いている人は、思い切りが良い人だ。具体的には、新卒で入った大企業を思い切って辞めることができる人だ。大企業を辞めるのは、周りが辞めない中では勇気がいる。
退職が当たり前の外資系企業でさえ、1,2年目のうちに退職をするのは珍しいため勇気がいることである。(クビによる強制退職は除く)
そのため日系大手の大企業を自ら進んでやめる人は勇気があるため、ベンチャー向きと言えよう。本当に何も考えずに辞めていたら考え物だが、しっかりと考えたうえでの退職であれば何ら問題ない。
第二新卒ベンチャーが失敗する人
第二新卒ベンチャーで失敗する人も一定数いる。具体的には、あまりに転職先に望みすぎて転職をしたらあらゆることが実現できると勘違いしていることだ。
裁量権とトレードオフに泥臭いこともしないといけないのがベンチャー企業だが、そういったことを認識することなく、ベンチャー企業の理想だけ追いかけていると失敗して再度転職するハメになってしまう。
失敗をしないようにベンチャーの現実、特に悪い部分を事前に聞いておこう。ベンチャーは良い部分はいくらでもあるので悪い部分を重点的に聞いておいて、そのような状況でもチャレンジしたいかを自分に何度も問うてみよう。
第二新卒でチャレンジする際
第二新卒はできれば転職しないほうがいいのだがどうしてもしたくなるときもあるだろう。まずは情報収集をしてほしい。転職サイト=>転職エージェント=>個別企業という順にあたってほしい。
ビズリーチにまずは登録し、転職エージェントの連絡をまとう。 個別にきた転職エージェントでよさそうなところと、リクルートエージェント
を利用しよう。
もし学歴に自信がなければ、リクナビNEXTも併用してほしい。 最後に企業とのやりとりだが、ビズリーチ
では直接企業から連絡がくるので積極的にコンタクトをしてみてほしい。
今日は以上だ。