「“ディレクター”と“ダイレクター”はどう違うの?」― よく聞かれますし、転職したばかりのころは私自身も疑問に思っていました。
結論から言うと大した違いはありません。
ディレクター:アメリカ英語
ダイレクター:イギリス英語
これだけです。
私は当初、経営層にダイレクトでレポートするからダイレクターなのかと思っていました。国や企業によって多少の違いはあると思いますが、原則としてこれだけの違いです。
ポジションとしては日系の部長を想像してもらえればよいと思います。“マネージングダイレクター”となったりするとまた変わりますが。ちなみにマネージャーは日系の課長です。
それにしても、うちは米国企業なのになぜイギリス英語で“ダイレクター”と呼ぶのだろう…。
あと、どうでもよい豆知識ですが、外資系とひと口に言っても米国企業と欧州企業でクビの切り方が違ったりします。
米国企業は問答無用で即クビを切ります。映画やドラマなどで見かける「出社したらオフィスに入れずそのままクビになった」ということが普通にあります。
一方、欧州企業は多少、情があり、クビを切るのが通告から数か月後だったりします。国民性の違いでしょうか。
いずれにしても簡単にクビを切ることに変わりなく、じゃぱにーずさらりーまんの私にはまったく理解できないことですが。
私のボスであるダイレクターには、私が想像していた以上の厳しいプレッシャーが米国本社からかかっているようです。他部署のスペイン人に聞きました。
他人の噂が大好きなのは万国共通のようです。