こんにちは。
卵の戦士、ポロロッカです。
今現在 2017年9月21日21:11
僕はバイト先のデスクに座っています。
僕はこのバイトを辞めたいです。
それは一時期流行った『時間をお金に変えるだけのバイトなんてするだけ無駄だ』的な間違ったベクトルに意識の高い人のような思考を有しているわけでもなければ、もちろん『ブログで飯を食っていく』的な考えも実績もありません。
惰性で続けているだけで、ただ単に辞めたいだけなのです。
今日は脳汁(僕は卵の戦士なので白身)をブチまけるブログになります。
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2年半続けたバイト
あまり詳細は書けないですが、今しているバイトはプログラミング系のバイトです。
これを言うとよく「パソコンできるんだね」なんて言われますが、そうじゃないから辞めたいのです。
僕はパソコンなんて全然使いこなせないし、他より長けている能力と言ったらすーぐググるといったことくらい。
だけど、今から2年半前の大学入学当初、
「大学生になったら時給の高いバイトをしたい」
「ただ時間をお金に変えるだけのバイトは嫌だ」
なんて、今時の言い方をすると「意識高い系」みたいなことを口走っていた僕は、パソコンのできる尊敬する高校時代の先輩の勧誘で、今のバイトを始めました。
これを始めればパソコンに強くなると思ってたし、社会ってもんをこの肌この身に感じれるなんて思ってました。
でも、そのバイトは学生向けにしては時給もいい、その分、とても専門的な知識が必要だったんです。
僕は与えられた仕事もロクにこなせず、今では作業的な業務しか与えられないに至りました。
年下のパソコンに強い子達が入ってきて、次第に僕の肩身はアリの巣より狭いものになっていきました。
最近では、上司からのイヤミな発言(一歩間違えたらハラスメントだと思う)は日常茶飯事、それどころか、あまり仕事も与えられないため月の給料も1万円を切るようになりました。
僕はそこまでして、この仕事にしがみつく理由があるのでしょうか?
辞められない
僕がこのバイトを通して学んだことといえば、
『いかに与えられた業務を時間をかけてやるか』
というクズみたいなことぐらいです。
別にパソコンに強くなれたわけでもないし(そもそもパソコンが強い前提で上司は話してきて、分からないと言えば怪訝な顔をする)、
もちろん対パソコンの仕事なので社会なんてこれっぽっちも肌身で感じられていません。
でもどうやら、このバイトは人員不足らしく、ここ1年くらいは新しいバイトは入って来ていません。
それが2年半前 パソコンに強くない僕を引き入れた理由だろうし、それが2年半の間僕を苦しめた原因なんだとも思います。
「それなら最初から『パソコン得意じゃないとやってけないよ』そう言うか、そのハラスメント的対応をやめてくれよ」と上司に言いたいのですが、アリの巣の中にいる僕の声は上司の耳に届くわけもありません。
その結果、僕は逃げたと思われたくない なんてちっぽけなプライドを持ってしまっていることもあり、辞められないで今もいます。
のび太になる
冒頭でも言いましたが、僕は今 そのバイト先のデスクに座っています。
こんな時間なので、もう他の人は全員帰って、僕1人しか部屋にいません。
いつもはたくさんの人がいて、自分の肩身が狭い空間に、今は僕しかいない。
そんな状況の時、案外型から外れたことをしようなんては思いませんでした。今も思っていない
たとえば、床に寝転がってみたり、差し入れのお菓子を食べまくってみたり、大音量で音楽を流してみたり、上司のデスクの引き出しを開けてみたり。
そんなことをしようという気力は、全く起こりません。
それは僕が大人になったからなのか? なんて思ったりもしましたが、多分そうではない。
そう思ったきっかけは、のび太でした。
小さい頃に好きだった『ドラえもん』の『どくさいスイッチ』という話の中で、のび太も同じく(いや同じではないけど)世界に1人だけになりました。
その時、1人だけの世界で好き勝手やってみるけど、案外それがつまらなくてすぐに家に帰る、という描写が出て来た気がします。あやふや。
多分今の僕はそれと同じ状況なんだと思うんです。
のび太(僕)も、この世界(バイト先)では狭い肩身を持ってて、いざそこで一人きりになった時、その世界への反抗を示そうにも そこにはa piece of虚しさ しか残らないんだと思う。僕がそうだからのび太もそうなんでしょう。
そう考えたら、日本全国民の中で1番馬鹿にされた回数が多いであろうのび太のことも、案外バカにできないなって思います。まぁ毎年映画の季節に見直してるけどね。
だからこれからは、辛くなったら「僕はのび太だ」って思い込むことにします。
多分気なら楽になる。
みなさんもつらいとき、やってみてください。
追記
ここまでの文章をバイト先で書いて、もうそろそろ帰ろうと思って部屋・そして敷地を出る時、夜も遅いので敷地の門も閉まりかけてました。
でも、その狭い隙間は、どんなに肩身の狭い僕でも 頑張ったら通れなくはなかったので、あと少し、もう少しだけ、ここで頑張ってみようと思います。
愚痴を聞いてもらって、ありがとうございました。
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