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ハルシュタットで歌ってみよう

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こんにちは!神田です。




最近気温がぐんと下がって寒いくらいです。

そうなるとますます車中泊が快適すぎて、目覚ましかけないと二人して余裕で10時間とか起きません。




フミくんは寝るのもったいない派。

「もし1日に8時間寝たら人生の3分の1を寝てることになるんやよ!?
もったいないもったいない。あああこんなに寝てしまったああああ。こんな毎日ダメやああああ。」

めったなことでは昼寝もしません。





私は寝るのって幸せ派。

「あー1回も起きずにこんなにいっぱい寝ちゃったー。疲れてたのかなー。ぐっすり眠れて嬉しいなー。」




おわり









2017年9月4日(月曜日)
【オーストリア】 バートゴイーザーン ~ ハルシュタット





目がさめて車から出ると久しぶりの青空が広がっていた。





うわー、めっちゃ気持ちいいな。


秋晴れの冷たい空気を胸いっぱいに吸い込むと、体の中から影が消えていくみたいだ。


寝ていたのはバートゴイーザーンというひなびた田舎町の駐車場。












この朝にちょいと用事があったので、そこらへんでワイファイを拾ってスカイプでとあるかたとビジネスの話をし、それから少し散歩をした。


バートゴイーザーンは特に目立ったものもない田舎町なので立ち寄ったことはなかったんだけど、うん、本当何もない。














お店がパラパラと散らばっているだけで人もほとんどおらず、なんでもない田舎の小さな町。

たまにサイクリストがレストランでご飯食べてるくらいだ。




でもそんな人に知られていない素朴な町の風景に心が休まる。





学校帰りに寄っていた駄菓子屋でもありそうな曲がり角の向こうから、緑色の羽根つき帽にチェックのシャツ、それに革のハーフパンツというこの辺りの民族衣装を着たおとぎ話の小人みたいな人がぷらぷら歩いてくる。


なんでもない、オーストリアの素顔がある。


知れば知るほどにオーストリアはおとぎ話の世界だなぁ。



























路地裏に、これやってるのか?っていうような目立たないケバブ屋さんがあったのでそこで朝昼ご飯にした。


ドネルのゴイーザーナースタイルっていう、この町オリジナルみたいなのがあったので注文してみると、いつもカリーワーストにかかってる甘いカレーソースのケバブが出てきた。





うん、たまにはこういう変わり種もありかな。

でも普通のやつのほうが美味しいけど。


値段は3.8ユーロ、500円。
















さて、気持ちいい散歩をしてご飯も食べたところで、いざハルシュタット行くかー!!





山々に囲まれた森の中の一本道を走っていくと、やがて左手に美しい湖が現れる。


切り立った崖が湖面からそそりたっており、その谷間谷間に小さな集落が見え隠れする。


山と湖に閉ざされた僻地なので、きっとこの辺りには独特な風習が残ってるんだろうなと想像させてくれる。





おだやかな水が宝石みたいにきらめき、神秘的な怪しさと爽やかさを併せ持っているこの湖の名前はハルシュタット湖。


この湖の奥地にハルシュタットは存在する。











僻地らしい、信号機つきの細くて長いトンネルを走り、崖を突き抜ける。


すると一気に観光地らしい風景に様変わり。



もうそこらじゅうに溢れる中国人中国人、韓国人、中国人。


笑えるくらいアジア人まみれ。


いやぁ、ハルシュタットは相変わらずアジアだなぁ。

この前のツェルアムゼーはアラブ人に占領されてたし、コマーシャル次第で観光客も面白いくらい偏るもんだ。






このあたりはめっちゃ田舎ではあるんだけど、ハルシュタット周辺には無料で路駐できるような場所は皆無なので整備された有料駐車場に止めるしかない。


値段は1時間3ユーロ、390円。
3時間までが6ユーロ、780円。
6時間までが8ユーロ、1050円。
1日チケットが12ユーロ、1570円。



高えけど、ウルトラ観光地なので仕方ない。





このだだっ広い大駐車場が3ヶ所もあるんだけど、ほぼ満車になるくらいの混雑。

さらには観光バスで日本人ツアーや中国人ツアーが雪崩のように押し寄せており、もうただのアジア。


中国人たちがギャーギャー!!大声で大騒ぎしてるのをかいくぐり、ギターを担いでハルシュタットに向かった。