映画『DEEP BLUE SEA』は、アルツハイマーを治すためにサメを実験していたら、知能を蓄えたサメによって逆襲されるアクション映画です。そこで、この映画をまだ見ていない方のために、ネタをあまりバラさないようにキャスト・ストーリー・見所を紹介しましょう。
『DEEP BLUE SEA』のキャスト
知能水準が高くなったサメによって、人間たちが逆襲される映画『DEEP BLUE SEA』に出演しているキャストを紹介します。
カーター(演:トーマス・ジェーンさん)
カーターは体格の良い男で、サメの逆襲に対して、勇敢に立ち向かおうとしますが、少しスーザンやラッセルに喰ってかかるような血気盛んな所もあります。
スーザン(演:サフロン・バロウズさん)
スーザンはアルツハイマーを治せる薬を開発するために、サメの実験を繰り返していました。所が、その実験によって知能を蓄えたサメたちが人間たちに逆襲を開始するのです。
ラッセル(演:サミュエル・L・ジャクソンさん)
カーターやスーザンの雇い主であるラッセルは、サメの実験を中止させようとします。そのため実験場へ行っても、周りの反応はそっけないもので、少し肩を落とします。
スコギンズ(演:マイケル・ラパポートさん)
スコギンズはカーターと仲の良い男ですが、少し気が小さい所があります。そのため、サメの逆襲で、気を取り乱してしまう事もあるのです。
ジム(演:ステラン・スカルスガルドさん)
ジムはサメの実験中で、一瞬の隙をサメにつかれてしまって、重症に陥ってしまいます。そのため、サメによる初めての犠牲者と言えるでしょう。
ジャニス(演:ジャクリーン・マッケンジーさん)
サメによる逆襲で、犠牲者が出て行く事で、ジャニスは実験をしてきたスーザンを問い詰めるようになります。
プリーチャー(演:LL・クール・Jさん)
多くの者が雇い主であるラッセルに、そっけない態度ですが、ラッセルと同じ黒人であるプリーチャーは優しい言葉をかけるのです。
『DEEP BLUE SEA』のストーリー
サメを動物実験していた研究所から、サメが一頭逃げてしまって、新聞に取り上げられるようになりました。そのサメは研究所のカーターが、くい止めたお陰で犠牲者を出さずに済みましたが、キマイラ製薬の社長であるラッセルは大きな懸念を抱きました。そして株価が暴落している事もあって、実験の中止をスーザンに通達します。しかしスーザンは激しく反論するので、もう一度だけチャンスを与える事にしたのです。
ラッセルは、研究施設まで足を運びますが、事のなりゆきを知っていた研究所のメンバーはそっけない対応をする者が多かったのです。しかしラッセルと同じ黒人である料理人プリーチャーは優しい言葉をかけて、ラッセルは微笑むのです。そしてラッセルの目の前で、サメを使った動物実験を行って、その実験は成功します。しかし実験が終わった後に、ジムがサメに腕を食われてしまったのです。現場はパニック状態になりますが、カーターはすぐにサメをしとめようとします。しかしスーザンにとって大事なサメだったので、あるボタンを押してサメをしとめないようにしたのです。
ジムはすぐに救急ヘリで運ばれていきますが、暴風雨でヘリは研究施設に衝突。そのため、研究施設は大爆発を起こしてシステムがダウンしたのです。さらに実験によって、知能を蓄えられたサメが実験場のガラスを破壊して、大量の水が研究施設に入ってきました。ラッセルはサメたちが人間に逆襲しにきている事を察知して、スーザンに「サメに何をした?」と問い詰めます。ラッセルはハーバード盟約を破って、遺伝子療法で脳を大きくする実験を行なってしまった事を伝えました。しかし、その実験のせいでサメの知能は飛躍的にアップしてしまったのです。ジャニスは、そんなスーザンを罵倒します。しかしスーザンは、アルツハイマーを治すためには必要だったので、反省しようとしません。
その間に水浸しになった研究室ではサメが侵入していき、次々に研究施設の人間を襲って行きました。カーターたち、パニックに陥るスコギンズを落ち着かせます。そして多くの犠牲者を出しながら、何とか研究施設の屋上まで逃げ込みます。そこで救助を待とうとしていましが、そこでサメがフェンスで暴れ出していたのです。そこでカーターはサメの目的が、人間を逆襲するためではなく、違う目的を達成させるために自分たちを追い詰めていた事が分かったのです。カーターたちはサメの目的を達成させないために、仲間たちと協力してサメをしとめようとしますが、はたしてカーターたちはサメを阻止する事が出来るのでしょうか?そしてサメの本当の目的は何でしょうか。
『DEEP BLUE SEA』の見所
私は子供の頃に映画『ジョーズ』をTVで見た事があって、その迫力あるシーンでサメが暴れ出すアクション映画が好きになりました。そのため『DEEP BLUE SEA』を見るのを楽しみにしていましが、その迫力あるアクションシーンは見事でした。ただしDEEP BLUE SEAは、アクションシーンだけではなく研究者スーザンの欲望とサメがぶつかり合う所も大きな見所です。
この映画を見ていたら、人間の病気を治すために動物実験する愚かしさを私たちに教えてくれます。確かにアルツハイマーに苦しんでいる方にしてみれば、必要な実験である事は分かるのですが、動物の痛みや怒りを私たち人間はもっと知る必要があるでしょう。