解散総選挙が行われるかもしれない、そんな話題がにわかに出ています。
消費税10パーセントの増収分を、国の借金返済にすると共に子育て支援に当てたい、その是非を問う選挙になるのではないか。そんな意見もちらほら。
それにしても消費税が8パーセントに上がった2014年4月は景気が落ち込みました。10パーセントになるまであと2年、わが家のような低年収の世帯には痛い!
車やテレビ、冷蔵庫など大型家電の買い替えは増税前のほうがお得でしょうか?
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消費税10パーセントなぜ?
少子高齢化による社会保障費の増大は、もはや直視に堪えられない状態です。国の借金は2016年末で1066兆円。国民一人当たり840万円となりました。
わが家は50代夫婦ふたり暮らしですから、1680万円の借金という計算。まあ、この数字は政治家とお役人が自分たちの無能ぶりを隠して、国民に押し付けたものではないでしょうか。
だって、自分たちはたんまり退職金と年金を国からもらうのですから。中小企業が多い地方では、公務員しか「ゆとりある老後」が保障されていないのは常識です。
しかし、これからますます高齢者がふえて、若年層が減るわけです。
消費税は高齢者であっても、逃れることができません。徴収しやすく、しかも不景気になると税収が減る所得税と違い、景気に左右されないで常に一定の額を見込むことができます。
広く租税できて、脱税されにくいメリット
消費税はぎりぎりの収入で暮らす世帯ほど直撃を受けます。
それは食料品にかかるから。
消費税が10パーセントになると、月に3万円の食材を買うケースでは3000円が外税となり、余計な出費になるでしょう。
3000円あれば、銘柄米でないお米なら10キロ買えます。ふたり暮らしだと一カ月間もつ量ではないでしょうか。
今のところ比較的、米は安値です。日本の農家が減っていることや、中国による農産物の買い占めが起きたときは値上がりが予想されます。
消費税が上がって食料品の価格も上昇すると、食べられない貧困層が日本でも増えるかもしれません。
私も他人事ではないのですが、子ども食堂の必要性など、特に子を持つ世帯の相対的な貧困が問題になっています。
貧困度には絶対貧困と相対貧困があり、インドのスラムなど1日1ドル以下でしか暮らせない人のケースは絶対貧困と呼ばれています。
デメリットは?
消費税が上がると、購買欲が下がり景気が悪くなるというのが、最大のデメリットです。
食べ物はある程度だれでも買わざる得ないけれど、おしゃれ用品や高級コスメ、衣類は影響を受けるにちがいありません。
日本は、若い人がモノを欲しがらなくなったと言われて久しい。それはバブル世代の若いときと比べているからです。
そうですね、東北に暮らす私が20歳だった1980年半ば、同じ年頃の男性は出稼ぎに出てお金を貯めて、好きな車を買うのがトレンドでした。
ビル工事の仕事などは当時、高給だったらしくクラウンとかセドリックとか乗り回す20代がいましたね。
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やっぱり増税前に車を買うべき?
画像は無料素材pixabay.comから借りた1枚です。
うちの車はこんなふうにぼろい(-_-;)
しかし、11月にまた車検を取ろうと思っていました。地方なんで、交通の便が悪いため、車がないとほんとうに不便(泣)
見栄なんて張れません。
とりあえず、2019年10月までには中古でいいから買い替えようかと考えます。
冷蔵庫は17年めに突入
さて、うちの冷蔵庫は2000年に買ったシャープ製品。
いまのところ故障はしていませんが、家電もとことん使い倒していますから、いつ心停止するかわからない状態です。
消費税が上がることは、わが家のような地方でささやかに生息している庶民にとって、打撃であることは間違いありません。
車は2019年10月前に買い替えを予定。その他の家電などは、壊れたときに考えることにします。
余談
夫に「消費税が上ったら家計が苦しくなって食べられない」と話すと、なんと返したと思います?
「お前は少し食べないで、痩せたほうがいい」ですって……。
ストレスでムチャ食いしそうですよ、全く。
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